KO-D無差別級王者・平田一喜が「いつでもどこでも挑戦権」行使の彰人に薄氷の勝利で初V【DDT】

平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで勝利

 試合後、彰人はかつて平田とのシングルマッチで平田がヒザを負傷して長期欠場したことがあったため「いつか清算しなくては」という思いを抱えていたことを吐露。それがこの日の試合であり、平田も若手通信世代とKO-D無差別級のベルトをかけてタイトルマッチができたことに感無量の様子。平田が「確かに強くはなってないけど、守りたいというものができたんで頑張れはしますね!」と言うと、彰人はエールを送った。

 バックステージで平田は「回避はできなかったけど、8度目(自称)の防衛に成功しました! 真っ当なプロフェッショナル・プロレスリングで!(9・28)後楽園、見えて来たんじゃないでしょうか!? 後楽園のメインでヨシヒコとやらなきゃいけないんだよ。嫌でしょ!(いつどこを持ってる)あなたたち、終わるまで待とうよという話。今日使われてしまいましたけど…。強くはならなかったけど、守りたい気持ちが強くなりました」と安堵の表情。その後、遠くから見つめていた「いつどこ」(青)保持者の上野勇希が平田が去ったコメントブースに現れ、菓子を食べるも無言。