真っ向勝負で挑んできた武知海青を永田裕志が評価「気持ちがすごく強い。僕にああやって向かってくるのは大したもの」【DDT】

試合後には永田がメッセージ(©DDTプロレスリング)

 一方、永田は「大技とかはあるんだろうけど、基本的なベーシックなレスリングとかはなんとなく難しいんだろうなとは思っていたんですが、永田と対決するからからかどうかは分かりませんけど、最初から気持ちを思い切りぶつけてきた。そこは良かったと思う。1・4に出るということで意識することはあったのかもしれないですね、こんな永田でも。強い気持ちを持っているのを感じたんで。運動能力が高いのは分かるんですけど、見栄えにこだわるだけだったらどうかなと思ったんですけど、気持ちがすごく強い。僕になかなか向かってこれない新日本の若手とかがたくさんいる中で、ああやって向かってくるのは大したもんだと思います」と評した。

 武知の東京ドーム出場についてのアドバイスを求められると「もう10年も出てないんだから忘れちゃったよ。でも彼はプロレスが好きらしいんで、プロレスが好きな人は東京ドームは夢舞台。彼の応援団もたくさん来てくれるからチケットが売り切れちゃうみたいだし。思う存分頑張ってほしい。限られた時間の中で思いっきり武知海青というものを披露してくれれば。まだまだプロレスをやっていくみたいですから、そういういい経験ももしかしたら苦い経験になっちゃうかもしれないけど、それはそれで彼にとって大きな財産になる。なかなかないですよ、デビューしてまだ1年か2年でしょ? その中で東京ドームの花道を歩けるというのは素晴らしいことです。頑張ってほしいです。彼の気持ちを感じられたので、試合でそれを本人に返したし、やっぱりエールを送れたって思いました」と語った。

「RING FINALE 2025 ~全員主役のカーテンコール~」(12月21日、東京・後楽園ホール)
◆ダークマッチ 15分一本勝負
○高尾蒼馬&夢虹&須見和馬(5分56秒、公認エンドレスワルツ)松永智充●&佐藤大地&瑠希也

◆オープニングマッチ スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○鈴木みのる&彰人(9分33秒、体固め)秋山準&高鹿佑也●
※ゴッチ式パイルドライバー

◆第二試合 ノータッチルール 30分一本勝負
○佐々木大輔&岡谷英樹&デムース&イルシオン(0分8秒、クロス・フェースロック)大鷲透&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン&平田一喜●

◆再試合 ノータッチルール 30分一本勝負
佐々木大輔&岡谷英樹&デムース&○イルシオン(6分23秒、片エビ固め)大鷲透&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン&平田一喜●
※スワントーンボム

◆第三試合 3WAY6人タッグマッチ~ノータッチルール 30分一本勝負
青木真也&○飯野雄貴&納谷幸男 vs 樋口和貞&吉村直巳&石田有輝 vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多&葛西陽向●
(10分19秒、片エビ固め)
※The Apexエルボードロップ

◆第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
HARASHIMA&○武知海青(9分27秒、片エビ固め)永田裕志&髙木三四郎●
※スワンダイブ式フォアアーム

◆第五試合 DDT EXTREME選手権試合~フィニッシュ、今やれ!!今やれなければTo-yの負け!! 2分5ラウンド
〈王者〉○To-y(5R1分55秒、片エビ固め)ヤス・ウラノ●〈挑戦者〉
※レフェリーのブレーンバスター。第63代王者が6度目の防衛に成功。ラウンドごとに抽選で選ばれた特定の技でのみ3カウントフォールまたはギブアップを奪うことで試合が決着する特別ルール。

◆セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉MAO&○KANON with KIMIHIRO(12分40秒、片エビ固め)政岡純&ガイア・ホックス●〈挑戦者組〉
※変形LONELY DEZIRES。第88代王者組が2度目の防衛に成功。

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○上野勇希(21分39秒、片エビ固め)正田壮史●〈挑戦者〉
※WR。第88代王者が4度目の防衛に成功。
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