フィギュアスケート 中田璃士『情熱』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:西村尚己(2025年12月 ISUジュニアグランプリファイナル、第94回全日本フィギュアスケート選手権)
ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで過去最多となる6個のメダルを獲得したフィギュアスケート日本代表。
いまや日本は、世界の舞台をリードする存在となった。
その勢いを次代へと継承していくのが、男女ともに台頭するジュニア世代である。
男子でひときわ注目を集めているのが、次世代のエースとして期待される17歳の中田璃士(りお)だ。
多彩な4回転ジャンプと豊かな表現力を武器に、今年3月の世界ジュニア選手権を制し、日本男子初となる大会2連覇を達成した。
さらに、国内最高峰の全日本選手権でも、五輪メダリストの鍵山優真や佐藤駿らシニア勢と上位争いを演じ、確かな存在感を示している。
 
フォトグラファーにとって、中田は実に魅力的な被写体である。
ファインダー越しに感じる最大の魅力、それは、“情熱”に満ちた表現力だ。
ときに感情をあらわにし、氷上で放つ一瞬の輝き。
その瞬間を逃すまいと、シャッターを切る指先には自然と力がこもる。
 
2026-27年シーズン、中田は国際スケート連盟が定めるシニア主要国際大会の出場年齢制限(新シーズン開始時の7月1日時点で17歳以上)を満たす。
いよいよ、シニアの国際舞台へと踏み出す時が来た。
世界の頂点を争う大舞台で、中田はどのような“情熱”を見せてくれるのだろうか。
 
 
■カメラマンプロフィル
撮影:西村尚己
 
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも
どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
 
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
 
★インスタグラム★
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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