延命か看取りかーー福本莉子と菅生新樹で地域医療の現場を描くドラマ

 

 福本莉子が主演する新プレミアムドラマ『勿忘草の 咲く町で~安曇野診療記~』の記者会見が、ドラマの舞台となる長野県安曇野の「北アルプス医療センター あづみ病院」で開かれ、福本と共演する菅生新樹が登壇した。

 ドラマは、安曇野を舞台に、看護師と医師が患者と真剣に向き合う姿を描くもの。物語は、福本演じる主人公の若手看護師・月岡美琴と、菅生演じる新人研修医・桂正太郎を中心に展開していく。 2人が勤務する地方の小病院では、未曽有の高齢化に直面している。延命か看取りか、医療のあり方を巡って正太郎と指導医たちの哲学が毎日のようにぶつかって…。 

 

 福本は「 とても印象に残っている台詞があります。それは『例え病気が治せなくても私たちには出来ることがある』という趣旨の台詞なのですが、延命をするのか、看取りをするのか、そういう高齢者医療の現場での選択は、本当に答えがないんだなって思うんです。毎日、原作を読んだり演じながら考えているのですが、それでも答えが出ない。でもそれで諦めるのではなく、人と人とのコミュニケーションが医療現場では一番大事なんだと思いました」と、コメント。

 菅生も 「地域医療って具体的に都市部の医療と何が違うのって思われる方々もいらっしゃると思うんですが、このドラマではそれが何かということが丁寧に描かれています。都市部の大病院とか大学病院では手術の件数とか研究成果も大事だと思うんですが、地域の高齢者医療となると重要な部分というのは変わってきます。でもどちらの医療現場にも共通する点があることを知りました。様々なドクターにお話を伺う中で、やりがいはどの方も、患者さんからありがとうといわれるときだと言われました。地域医療ではどんな「ありがとう」があるのか、そのモチーフを描くのに安曇野は格好の場所なんだと思います」と、話した。

 物語の舞台である安曇野について聞かれると、福本は「空が広いのと、アルプスがすごく綺麗で癒やされます。あとご飯が本当に美味しいです。撮影が早く終わった日に、お蕎麦と馬刺しを食べたのですが、もう何食べても美味しい。水が美味しいからだと思います。そんな安曇野の魅力も沢山詰まっています」とのこと。

 菅生は、「僕が演じる正太郎は花が大好きなので、豊かな自然の美しさは目を見張るものがあります。それが作品にリアリティを加えていると思います。その点にもぜひご注目ください」とアピールしていた。

 他出演に、吹越満、内藤剛志ら。

 ドラマは、NHKのBSP4K・BSで、2026年6月28日から毎週日曜22時から。全8話。 

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