THE RAMPAGE、全国ツアー “(R)MPG”がフィナーレ「RAVERSの存在の大きさに気づいたツアーでした」

 16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGE が、7月26日、広島グリーンアリーナで、通算9回目となる全国ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 “(R)MPG”』のファイナル公演を迎えた。

 コロナ禍の影響で中止となった『THE  RAMPAGE LIVE TOUR 2020 “RMPG”』の6年越しのリベンジツアー。2020年のツアーで最終地点となった三重を皮切りに、全国11都市23公演で開催。当時果たせなかった全国各地での公演を改めて実現することで、“全国に散らばったピースを拾い集め、当時の想いも含めて完成させる”という意味が込められていた。

 確たる思いを胸に16人が臨んだツアーファイナル。山本彰吾の「終わらせに来たぜ、広島!」という覚悟を示す力強い宣言でライブは開幕。メインステージや客席からメンバーが一人ひとり姿を現し、アリーナの中央に高々と鎮座するセンターステージへと集結していく。最後に川村が現れて16人が勢揃いすると、迫力のあるオーラで観客を圧倒した。

 

 オープニングを飾ったのは、2020年のツアーでも幕開けを担った「FULLMETAL TRIGGER」。鍛え上げられた肉体から繰り出されるダイナミックなパフォーマンスと、広い会場に伸びやかに響くボーカルに、7500人の観客は早くも熱狂した。

 ライブは、ここからメドレーを含む全32曲を怒涛の勢いで展開。炎が燃え盛る中で披露された「Drown Out The Noise」、パフォーマー同士がセンターステージで向かい合って踊る「THE POWER」と、序盤からアクセル全開。「The Typhoon Eye」では、RIKUの合図をきっかけに観客全員がジャンプし、会場全体を揺らした。 

 激しさだけでなく、ストーリー性のある演出で魅せる場面も。長谷川慎は、「JUST ALIVE」で主演ドラマ『顔のない患者-救うか、裁くか-』とリンクしたソロパフォーマンスを披露。何かから逃れるように花道を駆け巡り、包帯の巻かれた椅子やレントゲン画像を取り入れた演出で、ドラマさながらの緊迫感を描き出した。苦悩する長谷川のもとに藤原樹が現れ、“まこいつ”のコンビ名で親しまれる2人が、絡み合うような官能的なステージを作り上げた。続く「⽚隅」では、藤原が一人で白いバスタブに腰を下ろし、切ない表情を浮かべながら水差しや花に触れる。この一連の演出は、まるで一瞬一瞬が絵画のような美しさだった。

 ムーディーな空気を一変させたのが「Nobody」。生バンドの演奏にあわせて、川村がスタンドマイクで歌い始めると、LIKIYA、鈴木昂秀、神谷健太が客席から登場し、会場をわかせた。DJとしても活躍する龍は、MPCを駆使した演奏で多彩な才能を見せつけた。さらに「One More Kiss」で会場は再び甘い雰囲気に。吉野が素肌にシャツを羽織り、香水を浴びる姿を見せてから、一輪の赤いバラを手にソロで歌唱。曲の途中でそのバラを観客の一人へプレゼントすると、会場からは黄色い歓声が上がった。

 岩谷翔吾、浦川翔平、陣によるしなやかなダンスが色気を漂わせた「Sleepless Lonely Night」から、壮大なバラード「INTO THE LIGHT」へ。水や星空、光の粒が映し出される幻想的な空間が広がる。山本、武知海青、与那嶺瑠唯、後藤拓磨がエモーショナルなダンスで魅せる中、RIKUはヘッドセットマイクで激しく舞い踊りながらも、透明感のある歌声を高らかに響かせた。ラストはアカペラで歌い上げ、その圧倒的な歌唱力で観客を魅了した。

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