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9月は防災月間! 災害時備蓄の準備がまだの人は、「ゆる備蓄」から始めるのがオススメ!

2020.09.14 Vol.733

 今年の夏は例年に比べて台風が少なかった。

 インド洋の水温が高く、北西太平洋熱帯域の対流活動が平年よりも不活発だったためと言われている。

 しかしながら9月に入り9号、10号と立て続けに台風が発生しており、ラニーニャ現象の影響で今後も多く発生する見込み。

 この7、8月は例年に比べて台風の数が少なかったものの、年間の台風発生数は例年並みと予想されており、今後つじつまを合わせるように台風が多数発生すると思われる。
 毎年9月1日は「防災の日」と定められており、9月いっぱいは「防災月間」とされている。

 災害は地震だけではない。近年では豪雨や台風なども各地で深刻な被害をもたらしている。

 そして、災害が発生するたびにスーパーやコンビニの棚からは食料品をはじめとする商品が姿を消してしまう。そうなった時に慌てなくて良いように、この「防災月間」をきっかけに、自分自身の「災害時の備蓄」について考えてみよう。

療養病床キャンピングカーで病床不足を支援。医療機関や自治体へレンタル開始

2020.04.02 Vol.Web Original

 キャンピングカーのレンタルサービスなどを運営するキャンピングカー株式会社(東京都千代田区)が、新型コロナウイルス流行による病床不足を受けて、療養病床として利用可能な防災キャンピングカーを医療機関・自治体に貸し出すサービスを開始した。

 同社が運営するレンタル事業「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(Japan C.R.C.)」では、かねてより防災キャンピングカーとして、有事の際に速やかに派遣できるよう自治体やインフラ企業と防災協定を締結し車両整備を進めていたが、今回、新型コロナウイルスの蔓延により、診察待機を余儀なくされているケースが増えていることを受けて、医療機関・自治体を対象に療養病床専用車両を貸し出しする。

 貸し出される車両は外部充電の使用により、さまざまな医療機器にも対応。キャンピングカーに搭載されてるサブバッテリーでスマホやパソコンなどの電子機器やTV、冷蔵庫などの家電も使用可能だが、さらに外部充電を装着することで人口呼吸器や酸素マスク等の医療機器も使用することができる。

 また、車載装備のベンチレーター(換気扇)を回せば換気効果も高く、車両に備え付けのシェード(目隠し)を閉じればプライベート空間が確保されるので、回りの目を気にすることなく車内で休憩することができるため、これらの利点を生かし、臨時の待合室や休憩室、診察室としても使用可能となっている。

 他にもオプションとして、ポータブル型の自動ラップ式トイレや、避難所のベッドとして自治体にも採用されたエアベッドなども搭載可能。

 貸出対象エリアは東京、大阪、北海道、岡山他。レンタル料金は1日あたり1万5000円から。

阪神・淡路、東日本大震災…平成の災害から学んで未来に生かす!/2月20日(水)の東京イベント

2019.02.20 Vol.Web Original

 阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震、そして記憶に新しい西日本豪雨災害や北海道胆振東部地震など、平成に発生した自然災害を振り返りながら、未来の備えに生かす企画展を日本赤十字社にて開催中。

 本展では、日本赤十字社で実際に使用している資機材や救援物資、救護日誌などに加え、今後の防災・減災のために作成した防災教育用教材などを、当時の写真とともに紹介。

避難場所以外の災害時の代々木公園の使い方とは

2019.01.31 Vol.Web Original

「渋谷未来デザイン」が4回目のクロストークを開催
 渋谷区にある代々木公園B地区にスポーツとエンターテインメントの聖地として3万人規模のスタジアムパークを造るという構想を持つ一般社団法人「渋谷未来デザイン」が1月30日、4回目のクロストークを行った。

 昨年9月に行われた第1回では、日本トップリーグ連携機構 代表理事 会長の川淵三郎氏らが参加。この構想についてさまざまな意見が飛び交った。

 その後、第2回ではスポーツをテーマにJリーグのサポーターや代々木公園利用者、第3回ではエンタメ業界の有識者が参加。ここでは実体験をもとにしたさまざまな意見が出された。

 今回は「防災」に視点をあて「都市防災と公園づくりの未来」をテーマに防災のスペシャリストである首都大学東京の市古太郎氏、専修大学の佐藤慶一氏、国土交通省都市計画課課長補佐の一言太郎氏が参加した。

 市古氏は災害復興と都市防災研究のスペシャリスト。東日本大震災や熊本地震の時に町がどういう防災機能を担ったか、そしてそこで何が起こったかといった事例を多く研究してきた。

 そんな市古氏は「都市防災の視点から都市運動公園を考える」というテーマで大震災時の公園の役割について時間の経過と合わせて説明。発生時は避難場所としての役割を果たすが、時間の経過とともにボランティアの活動拠点、がれきの集積所、仮設住宅の建設用地というふうに変わっていくことを説明。こういった視点からの代々木公園に関する防災スキームを解説した。

 その一方で、「代々木公園は避難所とか仮設住宅や自衛隊の支援基地になることが、東京が復興を目指すうえで本当にいいことなのか。ストレスを抱えてしまっている人たちを元気にする機能が代々木では可能なのではないか。東日本大震災の時に自粛という行動パターンに違和感を感じた。本当にあれでよかったのか。ああいうムードを突破できるのはこの渋谷区か代々木公園なのではないか」といった新たな視点も提示した。

「もしも」の時に生かす! 防災知識と防災意識をフェスで高める/9月1日(土)の東京イベント

2018.09.01 Vol.Web Original

 今年で3回目を迎える防災をテーマとした渋谷区のイベント『渋谷区総合防災訓練~SHIBUYA BOSAI FES 2018~』が1日と2日、代々木公園にて開催される。今年はステージプログラムの他。5つのエリアで多彩なコンテンツを展開。「SHIBUYA BOSAI体験」エリアでは、VRで地震や火災、風水害の状況を体験できるVR防災体験車や、震度7までの揺れを体感できる起震車による地震体験、さらにはフットサルやサッカーを通じて防災や減災のための知識を学ぶことができるワークショップなども実施。

「SIBUYAのBOSAIストリート」では、いざというときに備えるための情報やアイテムを紹介するブースが勢ぞろい。「最新BOSAIテクノロジー」エリアでは、VRで消火活動を体験できる消防士体験VRや、最新の防災テクノロジーを学ぶことができる。他にも、最新の防災グッズも登場する「BOSAIプロダクツ展」や、多彩なケータリングカーが並ぶ「フードエリア」など、充実のコンテンツ。

消火器、使える? 今日と明日、渋谷で誰でも参加OKの防災訓練を開催/9月2日(土)の東京イベント

2017.09.02 Vol.Web Original

 誰でも参加できる渋谷区の総合防災訓練『SHIBUYA BOSAI FES 2017』が、2日・3日に代々木公園イベント広場、ケヤキ並木にて開催。期間中は、いざという時に頼りになる防災グッズの展示や、世界中で行われている地震訓練“シェイクアウト訓練”の体験、「世界の防災ごはん」をテーマにしたフードコーナーなど、ためになるコンテンツが盛りだくさん。

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