郡山市にある「福ケッチァーノ」は、地元の郡山の野菜を生かした料理が食べられるフレンチレストラン。日本を代表するイタリアンの奥田政行シェフが「福島 食の復興」をキーワードにオープンしたレストランだ。同レストランでは、野菜のプロフェッショナルである生産者により作られた「郡山ブランド野菜」を使った至福のメニューが堪能できる。
生産者の一人でプロデューサーの鈴木農場・伊東種苗店の鈴木光一氏は「本当においしい品種を作ることを目的に、郡山ブランド野菜協議会を設立し15人ほどでブランド野菜作りをスタートさせた(現在は33名)。勉強会を開催し、マニュアル化することで品質を統一。そしてほかの野菜と差別化するために、栄養成分などを数値化、可視化している」と語る。
現在は生で食べられるほど甘い「佐助ナス」を始め11品目を販売。今後も毎年増やしてく予定だ。そんなこだわりの野菜を福ケッチァーノでは、素材の味を生かした極上フレンチにして提供。郡山のブランド野菜をふんだんに使った絶品メニューをぜひ地元郡山の空気とともに楽しんでほしい。