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「フェスティバル/トーキョー14」11月1日開幕
今年のテーマは境界線上で、あそぶ

2014.10.12 Vol.628

日本で行われる最大級の舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー14』(F/T14)が11月1日から30日まで、池袋周辺の劇場を中心に開催される。今回のテーマは「境界線上で、あそぶ」。このテーマを最も表しているといわれる作品である『羅生門|藪の中』で演出を務める坂田ゆかりとドラマトゥルクを務める長島確に話を聞いた。

ブリットポップをけん引したオアシスの話題の展覧会が日本にも上陸!

2014.10.12 Vol.628

 英国のマンチェスターで生まれ、世界的なロックバンドに成長したオアシス。『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』『リヴ・フォーエヴァー』『ワンダーウォール』などを筆頭に多くの世界的なヒット曲を残す一方で、メディアを巻き込んでのド派手な兄弟げんかなどさまざまな話題を振りまいた彼らは、2009年8月にメンバーでオアシスの楽曲のほとんどを手掛けるノエル・ギャラガーが脱退し、事実上解散。兄はソロとして、弟リアムは新たにビーディアイというバンドを結成し活動している。

 そんな彼らをフィーチャーする展覧会『CHASING THE SUN: OASIS 1993 – 1997 #あなたにとってのオアシスとは』が25日から4日間、ラフォーレミュージアム原宿で開催される。この展覧会は、オアシスを語るうえで最も重要だとされる1993〜1997年までを振り返るプロジェクト「CHASING THE SUN」の一環で行われているバンド初となる展覧会だ。今年4月に英ロンドンで行われた際には4万人が来場し、変わらない人気ぶりを見せつけた。

 展覧会では、バンド初期の秘蔵写真をはじめ、当時のメンバーであるボーンヘッドの自宅リビングで撮影されたデビューアルバム『オアシス(原題:Definately Maybe』のジャケット写真が再現できるコーナーが用意されているほか、メンバーの楽器や私物などさまざまなレアグッズを展示。また、日本ツアーに同行していたMITCH IKEDA氏による写真の展示や、1994年に渋谷CLUB QUATTROで行われた初来日公演を上映する予定。

 ロックバンドとして、たくさんの作品を残すだけでなく、ファッションやライフスタイルなどのアイコンともなったオアシス。本展では、彼らのスゴさを目の当たりにできそうだ。

デジタルアートで、ワタシ輝く!

2014.10.12 Vol.628

 自分自身がデジタルアートの一部になれる体験型イベント「LUX 25th Anniversary“Bloom to Shine”」が9月27、28の2日間、表参道ヒルズで開催された。人気ヘアケアブランドのLUX(ラックス)の日本発売25周年を記念して企画されたもので、多くの女性が集まり、“美しく輝く”アート体験を楽しんだ。

 会場は、表参道ヒルズの中央に位置する吹抜け大階段と地下イベントスペースのスペースオー。吹抜け大階段には、思わず写真を撮りたくなるような空間が広がり、スペースオーにはデジタルアート体験ができるインスタレーションブースが4台設置された。ブースでの体験は、ブースに入ってスタッフから説明を受けるだけで誰でも体験できるというもので、人気殺到。ブース前面に設置されたセンサーカメラが参加者を自動認識し、カウントダウンとともに、背後の大きなスクリーンに約50秒間、花やジュエリーなどさまざまなモチーフが映し出されるという内容。モチーフはさまざまな種類があるうえ、上下左右に体を動かすとモチーフがついてくるような動きを見せたり、形を変化させたりするうえ、動きの幅や動き方によっても変化が異なるので、参加者は自分だけのデジタルアートを作り出すことができた。参加中はミラーで自分を確認できたり、スマホなどで撮影もできるようになっていたが、体験中に撮影した参加者の静止画をつなげた「.GIF」ファイルが、ウェブ上のギャラリー(http://www.lux25.jp/)で紹介されるようになっていた。

 インスタレーションブースを始め、会場に展示されたさまざまなデジタルアートは最先端のクリエイターチームが手がけた。スペースオーには、上を歩くときらめきが変化するデジタルアートも登場し、多くの人が楽しんでいた。

 25周年を迎えた「LUX」は、「ラックス スーパーリッチシャイン」「ラックス スーパーダメージリペア」シリーズのほか、「LUX」初のノンシリコンシャンプーとトリートメントの新シリーズ「ラックス ルミニーク」を発売中。

東京タワーのハロウィンイベント「ハロウィン東京タワー2014」 ~東京上空”なりきり”ハロウィン~開催中

2014.10.12 Vol.628

 東京タワーは、気軽にハロウィンの雰囲気が楽しめる「ハロウィン東京タワー2014」~東京上空“なりきり”ハロウィン~を開催中。高さ150mの大展望台1階の特設コーナーでは、ハロウィンの仮装ができる帽子や洋服、そしてお面や剣などを無料で貸し出すサービスを実施。それを着て廃墟をモチーフにしたセットの前で、自由に撮影を楽しむことができる。仮装して街を歩く勇気はないけど、なんとなくハロウィンの雰囲気に浸りたいという人におすすめのイベントだ。

 特設コーナーでは、仮装した子どもたち同士が仲良くなって一緒に写真を撮る姿や、恥ずかしがるおばあちゃんにとんがり帽子をかぶせて写真を撮る孫、ペアの仮装をするカップルなど、思い思いにハロウィンを楽しんでいる。ゆるい感じで気軽に参加できるので、友人や家族、または恋人と一緒に仮装してみては。

 また大展望台1階の展望カフェ「CAFE La TURE」では、かぼちゃのモンブランとドリンクがセットになった「ハロウィンケーキセット」も期間限定で販売中。ハロウィンの仮装のあとに、かぼちゃのケーキで、ホッと一息ブレイクタイムを楽しんで。

乳がんの知識を分かりやすく解説

2014.10.12 Vol.628

 10月は、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的にした世界的啓発キャンペーン「ピンクリボン運動」の強化月間。

 現在、日本人女性の乳がん患者が急増しており、乳がんになる確率は14人に1人の割合とされている。同時に、乳がんは早期発見であるほど治る可能性が高い病気でもある。乳がんにかかる人が多い40~50代だけでなく、20代~30代の若い時期から、乳がんに対する意識を持つことは、とても有意義なこと。そんな若い世代に向けて、乳がんの知識を分かりやすく伝えてくれる本が10月5日に発行。「乳がんを知り、備えることで、安心に生きる!」をテーマに、乳がんの予防や早期発見、治療についての情報を分かりやすく解説している。また、この本の売上の一部は乳がん支援団体に寄付される。普段、乳がんを意識していない女性にこそ勧めたい一冊。

40歳になったら2年に1度乳がん検診を

2014.10.11 Vol.628

「ピンクリボン in 東京 2014〜乳がん月間キャンペーン〜」

六本木の街がハロウィーンで盛り上がる!

2014.10.11 Vol.628

 ハロウィーンをテーマとしたイベント『ROPPONGI HALLOWEEN』が10月26日に開催。これは、東京都、港区、六本木商店街振興組合、六本木商店街店舗の協力のもと、地域コミュニティーが連携し、地域活性の一環として行われるもの。

 目玉は、六本木通りから外苑東通りの1車線を完全に交通規制して行う仮装パレード。全長約1.7㎞、約1500人が参加する日本最大級のものとなる。パレードには、今子供たちに大人気の『妖怪ウォッチ』のキャラクターも登場する他、人気DJやプロのダンサーも多数参加し、見ごたえ満点。マーケットストリートの星条旗通り、フードコートのコインパーク六本木7丁目第2には、参加店舗の出店テントが並ぶ。『Trick or Treat』を購入し、そのリストバンドを参加店で提示するとお菓子や特典をもらうことができるので、ハロウィン気分もより楽しめる。近年、すっかり定着したハロウィーンのお祭りを六本木で満喫してみては。

日本橋で”ハレの舞台”を祝う秋祭り開催中 『ハレEDO 日本橋 2014 ~こころ躍る、秋まつり~』

2014.10.11 Vol.628

 今年の春、コレド室町2、3がオープンするなど、幅広い世代に人気のスポットとなっている日本橋地区。福徳神社(芽吹神社)の新社殿再建も完了し、10月24日から一般参拝することができる。これに伴い日本橋エリアでは、この“ハレの舞台”を祝う秋のイベント『ハレEDO 日本橋 2014 ~こころ躍る、秋まつり~』を開催中だ。

 日本橋といえば江戸文化が花開いた地。イベントでは、和を体感できる多彩なイベントが開催される。

 この時期に日本橋周辺で開催される秋祭りを巡って楽しむなら『日本橋の秋まつり』スタンプラリーに参加してみては。人形市(10月16~18日)、薬祖神祭(10月17日)、べったら市(10月19~20日)いずれかの祭事会場でスタンプを押し、台紙を日本橋案内所に持っていくと日本橋の老舗店からのプレゼントがもらえる。

 毎年、好評のライトアップイベントも開催。三井本館をはじめとした周辺の商業施設を橙色にライトアップ。店舗入り口には風情ある大暖簾が飾られる。他にも、11月24日の和食の日にちなんで老舗9店がワークショップを開く企画や、キッズも楽しめる縁日など、期間中は多彩なイベントがめじろ押し。

 和の装い“着物”を気軽に楽しむことができるのが、連携イベント『TOKYO KIMONO WEEK 2014 ~きもの・和・日本橋~』。日本橋の橋上を通行止めにして、着物姿の参加者が大集合する恒例の撮影会『きもの大集合写真』をはじめ、着物のレンタル・着付けや、「東京きもの女王コンテスト」、着物のファッションショーやコーディネイト展示などを行う『きものサローネ in 日本橋 2014』など、初心者から愛好家まで着物文化を満喫できる。着物を着て、日本橋三越本店と日本橋高島屋のスタンプを集めるとオリジナル手ぬぐいがもらえるスタンプラリーなどもあるので、自前でもレンタルでも着物を着て日本橋を歩いてみては。

TOKYO[4weeks]TOPICS 2014.9.26〜10.26

2014.10.10 Vol.628

9月26日(金)
◆プロ野球セ・リーグの巨人が3連覇
◆「ドカベン」香川伸行氏が死去

27日(土)
◆御嶽山が噴火
◆北朝鮮外相が国連総会で15年ぶりに一般討論演説
◆ASKA被告の有罪確定

28日(日)
◆香港の民主派団体が金融街・セントラル周辺を占拠する
◆大相撲秋場所で白鵬が優勝
◆アジア大会レスリング女子55キロ級で吉田沙保里が4連覇
◆ベルリンマラソンでデニス・キメットが2時間2分57秒の世界新で優勝
◆アジア大会競泳代表の冨田尚弥選手が韓国メディアのカメラを盗んだ疑いで日本選手団から追放
◆米大リーグ、ヤンキースのジーターが現役最終戦
◆ヒップホップグループ、ET−KINGのTENNさんの葬儀・告別式

29日(月)
◆第187臨時国会召集
◆日朝外務省局長級協議を開催

30日(火)
◆ローソンが成城石井買収を発表
◆アジア大会の卓球女子団体で日本が準優勝
◆少女時代のジェシカが脱退

10月1日(水)
◆円が約6年1カ月ぶりに110円台
◆アジア大会サッカー女子で日本が準優勝
◆東海道新幹線が開業50年
◆小栗旬と山田優夫妻に第1子、山田が所属事務所を通じて発表
◆長嶋茂雄、映画監督の山田洋次、造形美術家の三橋国民の3氏に名誉都民顕彰

2日(木)
◆プロ野球パ・リーグのソフトバンクが3年ぶり16度目の優勝
◆朝日新聞の「従軍慰安婦」をめぐる過去の報道を検証する第三者委員会に田原総一郎氏ら7人決定

3日(金)
◆アジア大会男子マラソンで日本勢は松村が2位、川内が3位。カンボジア代表の猫ひろしは14位
◆日本武道館が開館50年

4日(土)
◆金正恩氏の側近らが電撃訪韓
◆撮影中の洞窟で一酸化炭素中毒乗り越え、でんぱ組.incが主演映画『白魔女学園2』の安全祈願

5日(日)
◆高円宮妃久子殿下の次女・典子女王殿下と出雲大社の権宮司・千家国麿さんがご結婚
◆錦織圭が楽天ジャパン・オープンテニス、シングルスで優勝
◆競馬・仏第93回凱旋門賞でハープスターら日本馬3頭が走る
◆ブラジル大統領選投開票、過半数得票に届かず、26日決選投票へ

6日(月)
◆「イスラム国」に参加を企てた北大生らを事情聴取
◆プロ野球ヤクルトの山田がシーズン192安打で日本選手の右打者の最多記録を更新
◆テニスの錦織圭が自己最高の世界6位に
◆スペインでアフリカ大陸外で初のエボラ熱感染者

7日(火)
◆赤崎勇、天野浩、中村修二の3氏が青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞
◆世界体操選手権男子団体総合で日本が0.100点差で優勝逃す
◆早大“小保方氏が博士論文を修正しない場合は博士号取り消し”と発表

8日(水)
◆民主党の野田国義参院議員が「セクハラやじ」を認めて釈明
◆プロ野球ヤクルトが来季監督に真中満・一軍チーフ打撃コーチの昇格を正式発表
◆日本全国で皆既月食

話題の空間演出”D-K”が北区花火会にやってくる!

2014.10.08 Vol.627

 毎年好評のイベント『2014北区花火会』が10月11日に開催される。目の前で上がる花火と、コンサート用の音響を使った音楽に合わせて花火が打ち上がる“音楽花火”などが人気で、毎年多くの人が訪れている。
 今年の注目は、北区のランドマーク、岩淵水門(青水門)が、いま世界的に話題のデジタル掛け軸“D-K”で彩られる『D-K Live in 北区花火会』。D-Kとは、プロジェクターを使って映像を建物などの映し出す空間演出の1つ。100万枚にも及ぶ膨大な画像をコンピューターがランダムに組み合わせた映像を、実際の建物などに投映して幻想的な空間を作り上げる。
 当日は、大江戸下町太鼓や元Whiteberryの前田由紀によるミニライブなども実施。合わせて行われる商店街秋祭りでは、つるの剛士が登場するステージイベントなども行われる。

『2014北区花火会』10月11日(土)12時~20時30分 荒川河川敷・岩淵水門周辺 有料席チケット情報など詳細はホームページをチェック【URL】http://www.hanabi-kita.com/

この秋、話題を呼んだ注目のファンランを紹介!

2014.09.28 Vol.627

 参加者がカラーパウダーを浴びながら走るという、アメリカで生まれたユニークなファンランイベント『Color Me Rad』が日本上陸!

 2012年に初登場するや、各地で話題となり、現在世界に拡散中。世界各国の参加者総計は約85万人にも上る一大ムーヴメントだ。日本では今年4月に千葉、7月に大阪で開催され、毎回約1万人が参加。日本中でブームを巻き起こす勢いだ。そんな話題のイベントが23日、海の森公園予定地の特設コースで行われ、国内最多となる約2万人が参加した。『Color Me Rad』は5キロメートルのコースを走るランニングイベントだが、時間や順位といった競技性を失くし、老若男女だれでも気軽にランニングを楽しむものになっている。その最大のポイントは、なんといっても“カラーパウダー”。5キロのコース内に設置されたポイントごとに、緑、オレンジ、ピンク…とカラーパウダーが振りかけられていく。ちなみにこの粉の原料はコーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)。人体への影響もなく、基本的に手で払うか水で洗い流すことができる。参加者の基本スタイルは白い服、眼を保護するサングラス、走りやすい靴といった格好。そこに、カラフルなボトムスを合わせたり、カツラや被り物をしたり、全身タイツを着たり、普段と違う個性的な衣装を楽しむ人が多い。また、ランニングイベントといっても競技ではないため、歩く人や途中で止まって写真を撮る人など、楽しみ方も人それぞれ。全身にカラーパウダーを浴びたランナーたちはゴール地点でパウダーを渡され、今度は会場内で自分たちでパウダーをかけ合って楽しんでいた。イベントは今後も、沖縄や愛知などで開催予定だ。

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