おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?
今日の東京イベントカテゴリーの記事一覧
編集部イチオシ! 東京で味わう厳選羊料理
長く中国に住んでいたオーナーが、本場の味を再現したいとオープンしたベルサイユの火鍋城。宝塚好きが高じて、外観や内装、メニューまで宝塚風だが、料理の味は中国の人が太鼓判を押す本格派。この店で人気のメニューは、マーラースープとパイタンスープの2色の火鍋。どちらもベースは鶏と牛を使用し、塩分控えめなのが特徴。そこにネギ、ナツメ、クコの実、トマト、唐辛子、生姜、にんにく、クミンなどなど、すべて食べられる素材で味付け。お好みで、マーラースープに自家製の麻辣油を入れるのがポイントだ。その自家製の麻辣油は、3種類の唐辛子と2種類の四川花椒のほか、陳皮や草果、シナモンスティックをはじめ、数十種類の香辛料や薬膳を使用し作られている秘伝の味。辛いだけではなく、味にグンと深みが出て、癖になるおいしさ。そこにラム肉を投入。軽くしゃぶしゃぶしてオリジナルのタレにつけて食べれば、カラダの中からポカポカして、じんわりと汗がにじんでくる。
ちなみにタレは店の奥の調理場の手前にあるカウンターに並ぶ、タレ、調味料、薬味置き場で各々が自由にブレンド。例えば、素材の味を堪能したい時は、「ごま油+塩」を。またコクを出したい時は「ピリ辛胡麻ダレ+青ネギ+胡麻+香草」、あっさりいきた時には「ポン酢+大根おろし+ザーサイ+青ネギ+胡麻」など自分好みにアレンジできる。元気になりそうな薬膳火鍋を、肉の種類やいろいろ選べる具材で自由に楽しむことができるので、女性にも人気。宝塚と火鍋という一見不思議な取り合わせと羊肉の火鍋にクセになる人急増中とか?!
編集部イチオシ! 東京で味わう厳選羊料理
極上のラムチョップを1本から気軽にオーダーできる隠れ家的人気店、その名もウルトラチョップ。看板メニューのラムチョップのおいしさに導かれ、今では中目黒店の店長を務める松井さんいわく「僕の人生を変えたラムチョップです」。使用するラム肉は、ストレスの少ない環境で育てられたニュージーランド産の1歳未満の最高級ラム肉。それを1本1本、炭火でグリル。表面と側面は香ばしく、中はジューシーに、炭火の火加減を見ながら丁寧に焼き上げていく。一口かじりつけば、ラム肉のうまみが引き立つ香ばしさと柔らかさに思わずうっとり。「最初は1本オーダーしてみて、2本目、3本目と追加注文する方が多いです(笑)」と松井店長。確かに全3種類はどれも試すべき。クリスマス島の塩と胡椒がラム肉ならではの美味しさを引き出す〈レギュラー〉、大分県中津江から取り寄せた柚子胡椒でさっぱり頂く〈柚子胡椒〉、ヨーロッパの老舗・マイユのマスタードを使った〈トリュフマスタード〉。3つの味わいでラムチョップの奥深さを感じるはず。
さらにこちらでは、ラム肉を使った〈ウルトラチョップカレー〉もおススメ。他にも、女子会なら〈新鮮野菜のウルトラバーニャカウダ〉はオーダー必須。見た目もさることながら、自家製のクルミ入りソースがヤミツキ間違いなし。
“お通し”で出されるメゾンカイザーのバゲット(チャージ料480円に含まれる)がお替り自由なのもうれしい。名物ラムチョップを、おいしい料理やワインとともに気軽に楽しめるお店。桜の季節には一層の混雑が予想されるので予約はお早めに!
編集部イチオシ! 東京で味わう厳選羊料理
本場のウイグル料理を味わうことができる、都内唯一のウイグル料理店。「ラグメンというウイグルを代表する麺料理があるんですが、約2500年前の麺の化石がウイグルから発見されており、仏教とともにウイグルから日本に伝わったという説があるんですよ」と教えてくれたのはオーナーのスラジディン・ケリムさん。
「ウイグルの麺は手打ち手延べ。日本に渡って、手打ちはさぬきうどんに、手延べはそうめんに生かされたのではといわれてます」。コシがあってもちもちしたラグメンの麺は確かに日本人も大好きな食感。小麦粉と水、塩しか使わないというシンプルさだが羊肉と野菜のあんとの相性抜群。他にも、ジューシーで柔らかい羊肉を本国から取り寄せたスパイスをまぶし香ばしく焼き上げた串焼き・ズクカワプ、羊の肉を詰めたサクサクでジューシーなパイ・ゴシナンなど、羊を使ったウイグル料理は数多い。
「ウイグル人はもともと羊とともに生きた遊牧民。他の動物よりも羊は病気が少ないことや羊肉がヘルシーなことを知っていました。そこから農耕民となったときに水の少ないところでも育つ小麦を育てたことで麺料理が生まれたんです」。羊と麺料理はウイグルの歴史が世界に伝える食文化だ。「うちの料理はすべてハラルです。ハラルの羊料理は適切に血抜きをしているのでいやな臭みがないんですよ」。ちなみにウイグル語で“おいしい”はオフシャプトゥまたはマジリク。歴史ある料理ととともにウイグル文化に親しんでみて。
編集部イチオシ! 東京で味わう厳選羊料理
本場・北海道の人も絶賛するというジンギスカン、ゆきだるま中野部屋一門は、元幕内力士・若牧の中尾さんがオーナーを務める人気店。相撲関係者はもちろん芸能人も多く通うため、本店・中野部屋の壁は色紙でいっぱいだ。もともと中尾オーナーが力士時代に、ここのジンギスカンと出会い、そのおいしさに感激。引退後に自ら店を引き継いだ。全国のウマいものを知り尽くす力士を一瞬で惚れ込ませたのが、国内輸入量1%未満という希少な高級食材・アイスランドシープ。臭みも少なく、ミディアムレアでも食べられるので厚切りで提供。「ラムが苦手という人もこれなら食べられると言ってくれるんですよ。焼きすぎず、肉の柔らかさを味わってください」。肉は分厚く切った生肉と薄切りの味付肉の2種類を用意。七輪にセットした鍋に乗る分厚い肉は迫力満点だ。ジンギスカンのタレは臭みの少ない肉の上手さを引き出す、しょうゆベースのさっぱり味。タレとハーブ塩をお好みで。合わせておススメしたいのが常連は必ず注文するという、〆のつけ麺。ジンギスカンを食べた後のエキスが溶け込んだタレに、ほうじ茶を加えてスープにし、麺をつけて食べる。麺は札幌の有名メーカー・西山製麺のもの。細い中華めんと、ラム肉や野菜のエキスを含んだスープが絡み合い絶妙な味わいに、〆なのにお替りしたくなると大人気。
“親方”中尾オーナーの手腕もあり、今では全4店舗。親方いわく「質が落ちるようなら店は増やさないと決めています。相撲で学んだことを生かして、無心でお客さんを喜ばせ続けたい。ビジネスマインドではなく、気持ちのこもった“商いマインド”で取り組み続けます(笑)」。
We Love ひつじ!世界の羊料理を食らう 世界・羊肉探訪 in Tokyo
ここ数年羊肉がブームだが、今年が未年ということもあり、特に羊肉専門店が話題になっている。そんな中、羊肉の普及と“素人がおいしく楽しく羊肉を食べられる”環境を整えることを目的に、1997年に北京で誕生した団体が、2012年「羊齧協会」として活動を活性化。現在会員数約750名を有する羊肉を愛する人たちが集まり日夜活動している。その羊齧協会の主席菊池一弘氏に羊肉の魅力を聞く。
福井県の美味しい味覚とお酒が味わえる
北陸新幹線開業を祝して、福井のアンテナショップ「ふくい南青山291」が3月14日の開業日にイベント「ふくいの口福」を開催。北陸新幹線が福井まで延びるのはもう少し先だが、あと一歩ということで、東京のアンテナショップからもエールを送る。イベントでは酒肴を福井在住の料理プロデューサーでフードコーディネーターの佐々木京美氏がレシピを担当。日本地酒協同組合専務理事の上杉孝久氏が選んだ日本酒に合わせた酒肴をチョイス。5種類のメニューを味わいながら、レシピやお酒の解説、使用した食材の歴史や福井県の文化についてのトークセッションを行う。その後は、県内の生産者と東京のアンテナショップとをテレビ電話でつなぎ、新鮮な魚介類や旬の野菜を販売・直送する「旬鮮ふくい とれたて市場」を実施。今回は福井県敦賀市の魚問屋「矢部海商」が、水揚げされたばかりの鮮度抜群の魚を販売する。購入したものは首都圏なら翌日には配送されるので、首都圏ではなかなか手に入りにくい福井の新鮮な魚を自宅でも味わえる。また、来場者全員に素敵な土産がプレゼントされるなど、福井づくしの口福が東京で楽しめる。
水の価値観を伝えたい 萩尾陽平さん(プレミアムウォーター代表取締役)
萩尾さんは36歳にして大きな会社を経営。富士吉田、南阿蘇の “水”を扱うビジネスを展開している。阿蘇山の広大な自然の中にある工場は、その村での誘致企業第1号。雇用も生まれ。地域への貢献も大きい。
「南阿蘇村に行って気づいたことがありました。畑があって、田んぼがあって、放牧されている牛がいて豚がいる。水から肉まで、口に入るものすべてが多分全部現地で作られているんですよね。現地のお水を吸った野菜やお米は現地のお水で作るのがやっぱり一番おいしい。お客さんにそういう価値を分かってもらいたいなと思っているんです。田舎の旅館に行って、現地で料理が出てきたら美味しいじゃないですか。それは親和性で、お水と食材との相性なんですよね」
水は基本。いい水のあるところにいいものができるんですね。
「すべての源だ、って言っている意味が分かります。体も3分の2が水だって言っているくらいですから。その3分の2の水を何で満たすかという価値観みたいなものって、意外と日本人って、これだけいい水があるのに知らないということを、まず届けたいですよね」
富士山、南阿蘇に続いていろいろな場所も考えているようですね。
「大きな山があるところに雨が降って水がたまっていく。だから日本って水の埋蔵量が世界でも有数といわれているんです。九州だったら阿蘇、中国地方だったら大山。次は島根の大山水系のお水を今年中に販売できるようにしたいと思っています。水は大事な資源なので地域の人はしっかり守りたいと思っています。だから現地のオーナーさんとしっかりした信頼関係を築いていくことが大事。熱意を伝えることしかないんですね」
これもひとつの地方創生の形ですね。
「水源先はだいたい過疎の地域なので、そういうところに産業を作るということは価値が高い。それをすることが地方創生につながると思います」
そんな萩尾さんの若さの秘訣は?
「僕は経営者としては若い部類に入っていると思うのですが、先輩たちを見ていて思うのは、やはりチャレンジをし続けているというところですよね。全然休む気配がなくて、常に新しいものを探していたり、この人はどこまでやるんだろうというくらい仕事をやられているので、そういう人たちに引っ張られています。僕らも早く追いつき追い越せで、僕らを見て、ああいうふうになりたいと思ってもらえる存在に少しでもなることが大事だと思っています。若さというかモチベーションですね」
【東京のおもてなし】量販店やモールでは春節祝う福袋も登場
春節スタート前から、おもてなしの準備に力が入ったのが、家電量販店や人気の大型商業施設、百貨店などだ。連休スタートの18日にあわせ、炊飯器や保温性のある携帯用ステンレスボトルなど売れ筋商品を大量に揃えたり、春節にあわせた福袋も登場した。
普段から多くの中華圏の観光客が訪れるお台場のダイバーシティ東京 プラザでは、今年初めて春節に合わせて訪日中国人観光客に向けたキャンペーン『春節福袋』を実施(24日まで)。かねてから、無料のWi-Fiサービスを提供したり、外国語に対応できるスタッフを常駐させるなど訪日外国人観光客へのサービスを提供しているが、それに加えて中国語など多言語に対応した特設サイトを通じて情報提供したり、商品も紅色や金色といった縁起が良いとされている春節カラーのものや人気のアイテムを豊富に取り揃え、展示スペースも設けて、より分かりやすく楽しく買い物ができる環境を整えた。また、さまざまな福袋も準備した。『キョロちゃんのおかしなおかし屋さん』では人気のお菓子とグッズが入った福袋、『カルビープラス』ではアンテナショップ限定商品、地域限定商品をセットにして限定バッグに詰めた。そのほかにも『GUNDAM Café』もオリジナルグッズが入った福袋、美容関連、雑貨などさまざまなテナントが独自の福袋で買い物客をもてなした。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアもまた春節に合わせてサービスを拡充している。商品ラインアップはもちろん、免税に対応する店舗やレジを増やしている。こうした取り組みは春節に限ったものだけではなく、年々増加する海外からの訪日外国人客に向けて、さらに強化されていく傾向だ。
ショッピングは旅行の楽しみのひとつという考えはユニバーサル。こうした対応こそ、大切なおもてなしといえるかもしれない。
【東京のおもてなし】中国からのお客様いらっしゃい! 春節にあわせハッピーなサービス
日本各地ではいま、おもてなしに力を注いでいる。観光さらには移住などで多くの人を呼び込もうをする地方はその土地の魅力をアピール、2020年にオリンピック・パラリンピックの開催を控える東京でも、国内外から訪れる人に対してベストなもてなし方法を探っている。18日には、中華圏の正月にあたる春節の連休がスタートし、中国などから多くの観光客が訪れている。東京はその大切なお客様をどうもてなす?
JAPAN MOVE UP!
村田諒太さん(プロボクサー) 高橋みゆきさん(元全日本女子バレーボール代表) EXILE TETSUYAさん
ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!