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LIVE 野外で心地よい風を感じながら……

2013.05.13Vol.591LIVE
 日本各地でビーチが急速に減少しているなかで、そのビーチをどうにかして守りたい。GREENROOMフェスティバルはそんな想いをコンセプトにしたフェスティバルだ。サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに持つ音楽やそれを生み出すアーティスト、アートが集結するもので、海を愛する人たちを中心に多くの注目を集めている。   開催中は、赤レンガ倉庫エリア一体が会場になる。ステージは3つ。どのステージからも海を眺めることができるのに加えて、海に突き出た象の鼻エリアのステージ「ハミングバード」では、芝生の上でリラックスしながら音楽が楽しめる。このほかに回遊する船をDJフロアにした「パイレーツシップ」は、海ならではの趣向だ。  ステージマップを見るだけでも気持ち良さそうなこのフェスに出演するのは、ザ・ブランニュー・ヘヴィース、英シンガーソングライターのニュートン・フォークナーやスティーヴ・アップルトンら海外アーティストを始め、奥田民生、caravan、レキシ、LITTLE TEMPO、七尾旅人、松崎しげるら。  アートギャラリーや、映画の上映、ヨガのワークショップなども展開される。 【日時】5月18日(土)、19日(日)12時開場/13時開演【会場】赤レンガ地区野外特設会場【料金】前売2日通し券1万6000円、前売1日券各日9000円【URL】http://greenroom.jp/

BOOK 耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず

2013.05.13Vol.591【TOKYO HEADLINEの本棚】
 テレビや舞台、音楽などさまざまな分野で活躍するいとうせいこうが、16年ぶりに新作小説『想像ラジオ』を発表した。同作は2013年の『文藝』春号に掲載されると、すぐに話題となり、品切れになる書店が続出、入手困難に。さらに、インターネットやレビュー、ツイッターなどにも多くのコメントが寄せられ、発売前に重版になるという異例の事態となった。  物語の主人公はDJアーク。彼は海沿いの町の高い杉の木のてっぺんに引っかかりぶら下がりながら、「想像ラジオ」という番組を発信している。アークの発信する電波が“想像”であるなら、リスナーも“想像”の中で受信する。軽快におしゃべりを続けながら、時には音楽を流しながら、リスナーに語りかけたり、リスナーからの手紙を読んだりするアーク。  いつどこにいても受信できる「想像ラジオ」は、広島、長崎、東京、神戸、そして3.11以降の東北など、生きるものと死ぬものの世界がつながるところに流れてくる。死にゆくものが語りたいこと。生きるものが知りたい死者の思い。そうやって、私たちは「想像ラジオ」の中で、会話をすることで、悲観、絶望感、深い悲しみといった感情を整理していくのかも知れない。  DJアークはなぜ、そんな所で「想像ラジオ」を発信しているのか。彼が待っている〈声〉はいったい誰の声なのか。大切な人に伝えたい、大切な人の言葉をもらさず聞き取りたい。そう願えばあなたにも「想像ラジオ」がきっと聞こえてくるはずだ。

STAGE ジャンルは違えど心を揺さぶられる作品たち

2013.05.13Vol.591STAGE
ハイバイ『て』  演劇界の芥川賞ともいわれる「岸田國士戯曲賞」を受賞した岩井秀人が主宰する劇団、ハイバイが今年10周年を迎える。というわけでそれを記念して、伝説の作品と評価も高い『て』で全国6都市を回るツアーを行う。  本作は岩井自身の家族をモデルとした自伝的作品。祖母の認知症をきっかけに久々に集合した家族が、過去の関係を清算しきれず、さらに大爆発する様子を描いたスーパー家族劇。  わざわざ“スーパー”とうたうだけあって、家族間の感情の移ろいの描き方がハンパなく、笑っているつもりがいつしか目頭を熱くさせられる観客も多かった。  その脚本はもとより、「同じ時間を視点を変えて2周する」という予想外の演出も含め高いレベルで結実した作品だ。  21日、22日夜、25日夜、28日、30日昼には岩井自身によるアフタートークあり。 【日時】5月21日(火)〜6月2日(日)(開演は平日19時30分、土14時/18時、日14時。30日(木)は14時の回あり。月曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演の1時間前)【会場】東京芸術劇場 シアターイースト(池袋)【料金】全席自由・整理番号付 前売(前半割 21〜26日)3000円、当日3500円/前売(28日以降)3300円、当日3500円/学生 前売・当日共2500円(受付で学生証呈示)、高校生以下 前売・当日共1000円(東京芸術劇場窓口のみ販売)【問い合わせ】quinada(TEL:080-6562-4520[劇団HP]http://hi-bye.net/)【作・演出】岩井秀人【出演】岩井秀人、上田遥、永井若葉、平原テツ/青野竜平、奥田洋平、佐久間麻由、高橋周平、富川一人、用松亮/小熊ヒデジ/猪股俊明

“カワイイおデブちゃん”を熱演 浜野謙太インタビュー

2013.05.13Vol.591映画
 体脂肪計を作る会社の二代目でありながら、肥満で気弱なダメ副社長・谷田幸之助。本作に、ライブステージに立つ“ハマケン”はいない。ここにいるのは、愛すべきダメ男を演じ切った、役者・ハマケンだ!

ラジオで日本を元気にする番組

2013.05.13Vol.591未分類

メルセデス・ベンツで六本木ドライブ

江戸瓦版的落語案内

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 東京銀座フォアグラ(新橋)

2013.05.13Vol.591今日の東京イベント
おしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

連休明けに「活」!

2013.05.13Vol.591今日の東京イベント
ゴールデンウイークが明けて休みボケを引きずっていたり、五月病なのかなんとなく気分が乗らなかったり…。そんな日常は「○○活」を意識してみては。“活動”を意識するだけで不思議と気分がリフレッシュするはず!

ショートフィルムの達人・別所哲也が厳選作品を紹介!

2013.05.13Vol.591映画
第1回 「ご当地の魅力をショートフィルムで今すぐ共有!」  グルメ、美女、キャラクターなどが話題となり、今やその『検定』化もされている“ご当地”ブーム、今月に公開される映画『県庁おもてなし課』もそのブームがエンターテインメントとなった氷山の一角。数年前までは旅行をした時にその思い出と感動を人にわかりやすくに伝えることができるのは写真という手段だけでしたが、最近ではビデオカメラも身近になり、スマートフォンの普及で映像がぐっと身近になりました。映像は不思議なもので画像よりずっとエモーショナルに直接的に感動を伝えることができる光のメッセージです。その被写体として“ご当地”や“地元”“観光”に目を向けることはとても大事なことだと思うんです。自分が訪れた場所が映画になったり、ちょっとしたエピソードも身近な映像で映画のような思い出に変わることもあります。映像がもたらすチカラは普段の生活に奥行をあたえる不思議な装置です。ご当地ブームでもっと多くの方が地元(故郷)に目をむけて、そしてたくさんの旅や景色に積極的に飛び込むきっかけになることを期待しています。 今週のSSFF & ASIA 2013情報  観光映像の頂上決戦『第二回観光映像大賞』日本一の栄光はどの地域に?!  約200件もの観光映像を、日本地図から探して見ることができる特設サイトをオープン。5月15日までのSNSによる投票が、SSFF & ASIA 2013の観光映像大賞受賞への鍵に! 気になる地域とキーワードでご当地映像を楽しんで。※映画祭終了後もサイトで鑑賞可能

15年目を迎える人気の映画祭、開催迫る SSFF & ASIA 2013  先取り CHECK!

2013.05.13Vol.591今日の東京イベント
世界各国の優れたショートフィルムを紹介すると同時に新たなクリエイターやコンテンツを発掘し続け、もはやこの時期の東京に欠かせないフェスティバルとなった『ショートショート フィルムフェスティバル& アジア(SSFF & ASIA)』。立ち上げから15年目を迎えた今年の映画祭の注目ポイントに迫る!

前田敦子が明かす「中田監督は愛されキャラ!」

2013.05.13Vol.591未分類
『リング』シリーズなどで世界中を戦慄させてきた中田秀夫監督と、昨年AKB 48を卒業し、女優として新たな一歩を踏み出した前田敦子が初タッグの舞台裏を語る!

業界人も通ってる!? ライブイベントで賢さをちょい足し part 3

2013.05.13Vol.591今日の東京イベント
 トークライブ文化が浸透し、都内ではさまざまなイベントが開催されている。そのなかでも注目のスポットを紹介する!

業界人も通ってる!? ライブイベントで賢さをちょい足し part 2

2013.05.13Vol.591今日の東京イベント
 分かりやすく楽しめる、クラシック音楽のコンサート『読響カレッジ』が話題だ。読売日本交響楽団がスタートさせた新しいスタイルのクラシック音楽のコンサートで、レクチャーと演奏を組み合わせたもの。仕事を終えてからでも、気軽にクラシック音楽を楽しめるのが好評だという。  とかく「とっつきにくい」「難しい」と思われがちなクラシック音楽を、事前にちょっとした知識や楽しく聴くためのポイントを頭に入れることで、もっと分かりやすく、もっと聴きやすく、何よりも楽しんでもらえるようにという思いの下で企画され、この4月にスタート。まだ初回を終えたばかりだが、クラシック音楽のビギナーを中心に多くの人が熱い視線を送っている。  年8回、文京区の文京シビックホールで行われる。各回ごとに設定されたテーマに沿って、作曲家とその楽曲を取り上げる。第1回目はベートーヴェンを取り上げた。「ドラマチック・ベートーヴェン」と題して、誰もが知っている『運命』を含め、3作品を聴いた。まず19時30分から音楽評論家の奥田佳道氏によるレクチャー。テキスト(500円)を傍らに、この日取り上げたベートーヴェンについて、そして演奏曲について解説。大枠はもちろんだが、いくつもの楽章があるようなボリュームのある作品については、作品全体の展開の仕方や、楽章ごとの関係性、さらには楽曲を構成している和音といった細部にまで触れ、その楽曲を楽しく聴くためのポイントを示してくれる。情報やヒントがたっぷりのトークで、20分のレクチャータイムもあっという間だ。  20時になると、いよいよ、演奏がスタート。レクチャーの内容を踏まえつつ、読響メンバーによる演奏を聴く。初めて聴く曲はもちろん、これまでに何度も耳にしてきた名曲も、より深く、そして新鮮に感じられ、視界がぱっと広がってくるような感覚を味わえる。 “分かって楽しむ”、分かるからこそもっと楽しい。この感覚が、クラシック音楽への敷居をぐっと下げてくれるうえに、もっと知りたいという好奇心を刺激する。  演奏は20時、レクチャーも19時30分とゆっくりめのスタート。忙しい人でも、どうにか仕事を片付けて間に合いそうな時間だ。遅れた場合にも、レクチャー中は自分のタイミングで会場に入れるので安心だ。また、演奏時間も約1時間と一般的なクラシックコンサートと比べるとコンパクトで、料金もリーズナブル。全8回だが、気になるプログラムだけ受講もできるので、気楽に参加できそうだ。  クラシック音楽に興味がある人はもちろん、クラシック初心者をコンサートに連れて行きたいという場合にもオススメ。クラシックをちょっとだけ分かって聴く。わずかな変化が、いつもの毎日を変えてくれそうだ。あなたも一歩を踏み出してみては?

業界人も通ってる!? ライブイベントで賢さをちょい足し part 1

苦労人が涙のGI初勝利

2013.05.13Vol.591未分類
 中央競馬(JRA)の3歳のマイル王決定戦、第18回NHKマイルカップ(GI)は5日、府中の東京競馬場で行われ、マイネルホウオウ(柴田大知騎乗)が1分32秒7で優勝した。柴田はG㈵初勝利。  柴田大は競馬学校12期生で1996年にデビュー。同期には福永祐一、和田竜二といった関西を代表するジョッキーや、JRA史上初の女性ジョッキーが3人おり「花の12期生」と注目を集めた世代。柴田大自身もJRA所属同士では初となる双子ジョッキーで話題となった。  デビュー後は順調に勝ち星を重ねたが、2003年以降、長く低迷。1勝もできない年もあり、一時は引退も考えた苦労人。2011年から徐々に勝ち星を積み重ね、この日ついに初のG㈵勝利を収めた。  レース確定直後のインタビューでは「ごめんなさい…。よく覚えてないです…。本当にうれしいです…」と涙を流した。

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