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I’M WITH YOU / RED HOT CHILI PEPPERS

2011.08.29Vol.522CD/MUSIC
ROCK ALBUM  メンバーチェンジを経て新体制で新たなスタートを切った人気米バンドのレッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新作。新ギタリストのジョシュは、今月中旬に出演した夏フェスのサマーソニックでその片鱗を見せ聞かせてくれたが、前ギタリストで世界的なギターヒーローであるフルシアンテとは異なる独自のギタープレイで、モンスター級のこのバンドを支えている。メロディックで骨太なロックサウンドは不滅だ! ワーナーミュージック 8月31日(水)発売 2580円(税込)

ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』

2011.08.29Vol.522STAGE
 演劇の枠にとどまることなくエンターテインメントの世界を悠々と泳ぎ回るヨーロッパ企画。そのフィールドは映像、イベント、番組制作etc…と多岐に渡る。  脚本・演出を担当する上田誠はいまや脚本家としてひっぱりだこの存在。外部公演での脚本・演出はもちろん、映画やドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成までも手掛ける。役者たちも“客演”といった役者としての活動はもとより、映像制作、執筆活動、デザインといった異分野で活躍中だ。  そんな彼らの1年ぶりの本公演は“移動”をテーマとした群像劇。自転車に乗るとなぜ鼻歌が出てしまうのか…、船のデッキに出るとなぜ手を振ってしまうのか…、車が大きな橋にさしかかるとなぜ車中で嬌声を発してしまうのか…といった誰でも思い当たる節のあるエピソードをモチーフに“移動する身体”とそこで交わされる会話を描く。  今回は30回目の節目の公演とあって、これまでを振り返り、より新しいことにチャレンジする公演となるようだ。 【日時】9月8日(木)〜18日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。15日(木)は14時の回あり。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売4000円、当日4500円/学生シート(前売のみ・入場時要学生証提示)3500円 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337=10〜19時) 【劇団HP】http://www.europe-kikaku.com/ 【作・演出】上田誠 【出演】石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、山脇唯/山本真由美、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)

鈴木製作所1『ノミコムオンナ』

2011.08.29Vol.522STAGE
 海外戯曲からミュージカル、そしてもちろん小劇場と幅広いフィールドで活躍中の演出家の鈴木裕美が新たに立ち上げたプロジェクト。コンセプトは「鈴木が誰に頼まれた訳でもないが、なんかやりたいことをやる公演」。  というわけで今回、鈴木がやりたかったことは「ダンスっぽい演劇」っていうか「演劇みたいなダンス」。  演劇には劇作家を置かず、俳優たちがエチュードと呼ばれる即興劇を繰り返すことで、少しずつ自分の役の台詞を組み立てていく芝居の作り方があるのだが、鈴木はかねてから「ダンスにおける振付は、ストレートプレイにおける台詞にあたるのでは」と考えていたという。そして「だとしたら、振付家を置かず、即興を繰り返し、俳優たちが自分の役の振り付けを作るやり方でも、芝居ができるんじゃないか?」との結論に至った。  なので、ふだんは踊ることのない俳優も台詞で表現するだけでなくダンスも踊る。歌のないミュージカルといった風情も漂う。  ここまで読んで「えー、ダンス主体なの〜?」と思う人もいるかもしれないが、脚本には蓬莱竜太を起用しており、物語のほうもきっちり。  とにかく「百聞は一見にしかず」な公演。 【日時】8月31日(水) 〜9月5日(月)(開演は平日19時、土日13時/17時。木は15時の回あり。開場は開演30分前。当日券は開演40分前から発売) 【会場】シアターモリエール(新宿) 【料金】全席指定 前売4500円/当日4800円 【問い合わせ】自転車キンクリーツカンパニー(TEL:080-3068-7427 〔HP〕http://blog.livedoor.jp/yumis1230/) 【作】蓬莱竜太 【演出】鈴木裕美 【出演】陽月華、柴一平、安田栄徳、鴇田芳紀、木村晶子、瀧川英次/福麻むつ美、久保酎吉

三浦大輔インタビュー 『おしまいのとき』で新たなる展開へ

2011.08.29Vol.522STAGE
ポツドール2年半ぶりの劇団公演『おしまいのとき』 これまで数々の問題作を発表してきたポツドールが2年半ぶり、新作としては3年半ぶりの劇団公演『おしまいのとき』を9月8日から下北沢のザ・スズナリで上演する。この間、主宰の三浦大輔は昨年5月にパルコ劇場、今年2月に青山円形劇場でプロデュース公演を手掛け、その存在感を示してきたが、やはり劇団公演は別物!! 待ってましたとばかりに、すでにチケットも完売間近!! 撮影:蔦野裕  今回の作品について三浦は「恥ずかしいほどの直球勝負」という言葉を使っている。 「今まではリアリティーに逃げていた感じがするんです。それは恥ずかしさを回避するためだったんですが。そういうのが自分のなかにストッパーとしてあって、それを取り払おうかなって思ったんですね。昨年パルコ劇場でやった『裏切りの街』で、リアリティーをもって芝居を進めていくといったやり方に一段落ついた感じがあって、もうそういうことはいいかなって思ったんです。だから今回は普通のドラマですし、言ってしまうとベタな展開です。ちょっとファンタジー的な要素も強いんで、そういう意味でも、作風としてはちょっと新しいものになっています」  プロデュース公演を2本やって得たものとは? 「演出の技量といいますか、演出家としての作業の勉強になりました。それがあって、今回のようにストレートな感情を描いた作品でも演出できるだろうという確信がもてるようになりました」  今までそういう確信がなかったというのは意外だ。 「状況を動かして、よりリアルな状況を作り込むのは得意だったんですけど、役者さんの演技でストレートに見せるということはあまりやってこなかったんですよ。今までは僕が状況を動かして、どんな台詞でも成立するように役者さんを動かしていたんですが、特に今回は役者さんの演技に頼る比重が高いんです。だから“この台詞はこういう言い方をしてください”というようなふだんとは違う演出の仕方をしています」  演出方法が変わったということ? 「別のところに労力を使うようになったということでしょうね。前は役者さんに対して、“こんなにストレートな台詞を書いてもどうせ恥ずかしくて見ていられないだろう”という意識があったので、どうにか普通の自分たちの言葉でしゃべっても成立するような芝居にしていたんですね。それでボロが出ないように状況をリアルに作って、といったやり方だったんです。今回は役者さんに頼る比重を高くして、あえてベタな台詞をちゃんと言わせるといった演出に変えたんです。それが直球勝負の意味だと思うんです」  いわゆる“芝居”に近い感じになる? 「今回はかっちりした芝居になります。ただ積み重ねてきたリアルさといった、根本にあるものは揺るがないので、そこはある程度リアリティーは保っています。それを利用しつつ、かっちりとした芝居を…まあ大人な芝居を作ろうかと(笑)。そこがプロデュース公演を経てきて変わったところですね。でもポツドールらしさはなくなってはいません。ただ雰囲気は変わるとは思いますよ。僕の描くものの根本は変わってはいないんですけれども、その表面的な質感とか雰囲気はちょっと変わっていると思います」  三浦の作品を語るとき常に添えられる単語が「嫌な気分」とか「露悪的」というもの。で、今回は? 「露悪的ではないと思っているんですけど、多分…嫌悪されるでしょうね(笑)。ただテーマが重いんですね。今回は“人が終わってしまう瞬間”っていうものを描きたかった。それは何かというと、例えば、不幸が自分に舞い降りてきても人はそこで終わるのではなくて、生きていかなくてはならないと思うんです。そのとき人を突き動かしているのは何かと考えたら、理屈なんだと思ったんですね。その理屈をこねくり回して人は生きている気がするんです。自分の理屈がまだ自分の頭の中にあるうちは、人は終わらないんじゃないか、その理屈をこねくり回した末に、自分のなかでつじつまが合わなくなって破綻したときに終わってしまうんじゃないかなって思ったんですよね。今回はそれを描きたかった」  主役の主婦がこのテーマを如実に表している。 「私はこうで、この人はこうだからこうなって、私はこういう状況だから怒ろう、そして怒る。この怒るという感情の前に理屈をこねくり回している感じがしたんですね。感情というのは実は後からなんじゃないのか。感情で動くというのは偽物で、実は理屈で人は動いているんじゃないかってことなんですよね」  今回はナレーションが多用されている。 「表面的に見えているモノと、理屈のこね方を見せなくてはいけなくて。だから今回はナレーションが肝で描きたいところなんです。そこでこねくり回している理屈はめちゃくちゃなんです。ただ自分の中では整合性を持っていて、次の行動に出ていく。“私は不幸だからこんなことをしてよくて、この人を好きになるのは悪いことではない、で、この人が好きだから……”といった具合に、理屈を自分の中でどんどん正当化していって、そして最後にそれができなくなって、みたいな流れなんですけど」  物語を見るときには感情移入をして見るときと俯瞰して見るときがある。ポツドールは今までは俯瞰の芝居。しかし今回は感情移入ができる芝居のようだ。 「今までのやり方を映画に例えるなら、据え置きカメラで固定した画を撮っている感じ。今回はアップも使って撮る感じなんです。状況だけではなく、ちゃんと役者さんの顔を見せる。状況が主役だったのが個々が主役になっているという違いはあるのかなとは思います。今まで俯瞰していたものが近寄ってますから、登場人物に感情移入しやすくはなりますね。“ああこんなこともやっちゃうんだ”って思う方もいるかもしれませんが、今までの演出スタイルを利用しながらそれも乗り切ろうと思っています」  今後しばらくは劇団公演の予定がないという。 「タイトルを見て“解散公演か?”っていう人がいるんですけど、そういうわけではないんですよ(笑)。でもしばらくはないんで、今まで見たことのない人は、ぜひこの機会に見てほしいですね」 (本紙・本吉英人) 9月8日からザ・スズナリで上演開始 ポツドールVol.19『おしまいのとき』 【日時】9月8日(木)〜25日(日)(開演は19時30分。10・11・15・17・18・21・23・24日14時30分の回あり。19日(月)は14時30分の回のみ。千秋楽は14時開演の回のみ。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から受付予定) 【会場】ザ・スズナリ(下北沢) 【料金】前売 指定席4500円、前方ベンチ指定席4200円/当日 5000円 【問い合わせ】ポツドール(TEL:080-5487-3866 〔HP〕http://www.potudo-ru.com/) 【脚本・演出】三浦大輔 【出演】米村亮太朗、古澤裕介、松浦祐也、松澤匠、篠原友希子、高木珠里、新田めぐみ

ayumi hamasaki

2011.08.29Vol.522未分類
超豪華ミニ・アルバムを8.31にリリース! アーティストの浜崎あゆみがミニ・アルバム『FIVE』を31日にリリースする。オリジナル音楽作品としては8カ月ぶり、2011年第1弾となる作品で、進化し続けるアーティストayuの今と彼女の変わらぬ魅力が詰まっている。  ayuこと浜崎あゆみからこの31日、待望の新作が届く。今年になって、リミックス・アルバムやライブDVDは発表されていたものの、音源としては昨年末のアルバム『Love songs』以来。実質的には2011年第一弾作品とも位置づけられる作品だ。  この作品には、年明けから公私ともどもドラマティックな時間をすごしてきたayuそのものが詰まっている。例えば、突如として我々日本人に降りかかった東日本大震災。それにともなって、ayuは自身の全国ツアーのタイトルを『POWER of MUSIC』に変更した。ayuのコンサートの象徴でもあるファンタジックでエンターテインメント性に優れた演出も抑えて、本来、歌や音楽が持っている力で、日本を元気にしようと全国を巡っている。  そんな彼女が満を持して発表するのが、ミニ・アルバム『FIVE』だ。この作品には、音楽の持つ力はもちろん、いわゆるアーティストの枠を超え、ファッション、ライフスタイルなどあらゆるフィールドにおいて、長きにわたって、カリスマ的アイコンとして存在し続けるayuのエネルギーが渦を巻き、あふれ出している。  この作品には5曲の新曲が収録されている。  ファーストトラックの『progress』は、現在を肯定するナンバー。さまざまなことに立ち向かうなかで、傷つき、涙を流し、痛みも知った過去。それも今ここにいるためだった、それでも信じられる心が残っていると、かみ締めるように歌う。この曲は、ゲームPS3『テイルズ オブ エクシリア』のテーマソングとなり早くも反響を集めている曲だ。  AAA(トリプル・エー)の浦田直也をゲストボーカルに迎えたミディアムバラード『ANother song feat.URATA NAOYA』、ジュンスの兄であるJUNOをフィーチャーしたミディアム『Why...feat.JUNO』では、男性ボーカルとの掛け合いでよりドラマティックなラブストーリーを聞かせる。愛と希望にあふれた『beloved』へと続く。そしてフィナーレは、『BRILLANTE』で、神々しさと荘厳さを兼ね備えたナンバーだ。  楽曲もさることながら、このミニ・アルバムは、これまでの作品以上にDVDでも楽しみたいタイプの作品だ。【CD DVD】盤のDVDには収録曲5曲すべてのミュージック・クリップとそのメイキング映像が収められている。ミュージック・クリップでは、楽曲の世界観をayuというフィルターを通してアーティスティックに表現して見せてくれる一方で、メイキングではモノ作りに挑むアーティスト・ayuの顔はもちろん、ジャケット写真を撮影した写真家レスリー・キーが監督した『beloved』のメイキング映像で子供たちを優しく気遣う様子を見せたりするなど、新たな彼女の一面も見られる。  音楽そして映像で感じる、アーティスト・ayu、人間・浜崎あゆみ。彼女がなぜ人を魅了し続けるのか。この作品は、その答えを少しだけ教えてくれそうだ。 写真左・CD+DVD/写真右・CD New MINI ALBUM 『FIVE』 新曲5曲を収録。avex traxより8月31日(水)発売。CD+DVD2980円、CDのみ1890円(税込) 2010年の大晦日に開催された恒例のカウントダウン・ライヴの模様を収録したライブDVD&Blu-ray『ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2010-2011 〜do it again〜』も発売中。DVD(2枚組)が6090円、Blu-rayは7140円(ともに税込)

本物志向のスポーツサイクルを賢く楽しむ!

世界柔道女子48キロ級で浅見が福見を破り2連覇

夏の全国高校野球で日大三が2度目の優勝

2011.08.29Vol.522未分類
 第93回全国高校野球の決勝戦が20日、甲子園球場で行われ、西東京代表の日大三が青森代表の光星学院を11−0で破り、10年ぶり2度目の優勝を果たした。  日大三は3回に高山の3点本塁打で先制するや、7回には鈴木が2点本塁打を放つなど、13安打11点と猛打爆発。守ってもエース吉永が8三振を奪い5安打完封と、投打にわたって光星学院を圧倒した。  日大三は1回戦から6試合連続の2ケタ安打。「打って投手が抑える10−0のスコアが理想といつも言ってきた。それを選手たちが甲子園の決勝でやてくれるとは」と小倉監督は満足げに語った。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

ラグビー日本代表がW杯壮行試合で米に逆転勝ち

2011.08.29Vol.522未分類
©2011,JRFU(photo by H.Nagaoka)  ニュージーランドで9月に開幕するラグビーW杯に出場する日本代表の壮行試合、リポビタンDチャレンジ2011「日本代表vsアメリカ代表」戦が21日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表が20−14で勝利を収め、W杯に弾みをつけた。  日本は前半6分、FB上田が先制トライを決めるも、直後のキックオフのキャッチミスからTBスウィリンにトライを許す。39分には右サイドでのパスミスから、またもスウィリンにトライを許し、前半を8−14で折り返す。  ハーフタイムでキャプテンの菊谷が「プライドを持って戦え」とゲキ。日本は後半になって見違える動きを見せる。14分には菊谷のトライで逆転。26分には中盤のスクラムから鮮やかな連続攻撃。トゥプアイレイ、平、菊谷とつないだボールをWTB宇薄がトライ。20−14で勝利を収めた。  折からの雨の影響もあり、キャッチミスが続き、ノックオンも連発。格下のアメリカ相手に苦戦したとあって、日本代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチは「まあまあの試合」と苦笑いした。  翌日には代表メンバー30人を発表。30日にニュージーランドに向け旅立つ。  なお9月10日には秩父宮ラグビー場で、予選Aプールの「日本代表vsフランス代表」戦のパブリックビューイングが行われる。入場無料。 ©2011,JRFU(photo by H.Nagaoka) 「世界最大スクラム」ギネス更新  21日の壮行試合の前には大人数で組む“世界最大スクラム”のギネス記録更新を目指すイベントが行われ、記録更新に成功した。日本協会によると、ギネス世界記録は昨年12月に英国で記録された計68人だったが、7月にニュージーランドで202人という記録が出された。このため、当初は女性だけだった参加者を小学生までの男子に拡大。274人が参加して巨大スクラムを組むことに成功した。

なでしこジャパン 五輪予選前に弱点露呈

2011.08.29Vol.522未分類
8月19日、国立競技場。なでしこジャパンのFW川澄は攻守に活躍(撮影・蔦野裕)  東日本大震災復興支援チャリティーマッチ「なでしこジャパン(日本女子代表)vsなでしこリーグ選抜」の一戦が19日、東京・国立競技場で開催され、3−2でなでしこジャパンが辛勝した。午前中から大雨というあいにくの天気だったが、2万2049人の観衆が駆けつけた。  なでしこジャパンは前半、ボールを支配し世界を制したパスサッカーで、15分にはDF近賀、18分にはFW川澄、23分にはMF阪口が立て続けにゴールを決め3−0で折り返す。  後半はW杯決勝のレッドカードで次戦が出場停止となるDF岩清水に代えて、上尾野辺を投入するなど、出場機会の少ない選手を積極的に試したなでしこジャパンだったが、交代出場の選手が今一歩機能しない。コンビネーションが乱れ、反撃を許してしまう。  一方、即席チームということもあり、前半は思うように攻撃パターンが作れなかったリーグ選抜は、後半には見違える動きを見せる。終了間際にはなでしこのDF矢野がPKを与えてしまい、試合は3−2で終了した。  試合後の会見でリーグ選抜の星川監督は代表の弱点について「昨日集まって、パッと練習しただけのチームに、しっかりブロックを作られたら点数が取れない。実際、前半に崩されたのはあの失点シーン以外にはなかった。高い位置に入ったサイドバックの背後と、センターバックのスピードのなさというのは、なでしこジャパンのウイークポイント」としたうえで、この日の試合を「五輪予選に向けてはいいシミュレーションになったと思う」と語った。  身内の手によって弱点を暴かれたなでしこジャパン。この日の結果に不安を感じる向きもあるが、佐々木監督は「今日もスライディングも、こちらのほうが多かった。ひたむきにやっていると思う。“ボールを動かすのがうまい”だとか“女子のバルセロナだ”とか、そんな思いではやらないつもり」と“対アジア”に向けての決意を語った。

島田紳助、電撃引退!暴力団と親しく交際

2011.08.29Vol.522未分類
 島田紳助が23日、新宿区の吉本興業東京本部で会見し「きょうで芸能界を引退します」と涙ながらに発表した。同社の調査で暴力団関係者とのメールのやりとりなど親密な交際が判明。本人が事実を認めたうえで決断したが、「僕の中ではセーフだと思っていた」と弁明も。吉本興業は数々のテレビ番組で司会を務めるだけに、社会的な責任を重く受け止めた。  紳助は会見で、「暴力団関係者とは接触してはいけないと十分分かっていた」「(同幹部と)偶然を含め十数年で4、5回会っただけ」などと交流は深くなかったことを強調したが、翌24日には、交際を明かした暴力団関係者が指定暴力団山口組のナンバー4にあたる最高幹部であることが判明。同幹部に、直筆の手紙を送っていたことが分かった。また、同席した写真も見つかっており、親密ぶりが明らかになった。

榮倉&菅野、W主演でドロドロ三角関係!

2011.08.29Vol.522未分類
 榮倉奈々と菅野美穂が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』(木曜午後10時)にW主演することが23日、分かった。ARATAが演じる男をめぐる三角関係のラブストーリー。榮倉は「脚本の世界に入るのが今から楽しみ」と語り、菅野も「榮倉さんとお互いに刺激し合いながら、今までにない演技ができれば」と張り切っている。  脚本は、昨年10月のNHKドラマ『セカンドバージン』の大石静氏。精緻な心理描写に定評があるだけに、プロデューサーは「恋することの痛みや切なさを描く官能的で濃厚な深度100%のラブストーリーになる」と期待する。  榮倉は「穏やかで感情的な音楽が心に流れるような作品にしたい」と胸を高鳴らせ、菅野は「恋にすべてを奪われる女性、30代の挫折をどう表現するのかが今回のテーマ」とアラサー女優としてのリアルな表現も目指す。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

榮倉&菅野、W主演でドロドロ三角関係!

2011.08.29Vol.522未分類
 榮倉奈々と菅野美穂が、10月スタートのフジテレビ系ドラマ『蜜の味〜A Taste Of Honey〜』(木曜午後10時)にW主演することが23日、分かった。ARATAが演じる男をめぐる三角関係のラブストーリー。榮倉は「脚本の世界に入るのが今から楽しみ」と語り、菅野も「榮倉さんとお互いに刺激し合いながら、今までにない演技ができれば」と張り切っている。  脚本は、昨年10月のNHKドラマ『セカンドバージン』の大石静氏。精緻な心理描写に定評があるだけに、プロデューサーは「恋することの痛みや切なさを描く官能的で濃厚な深度100%のラブストーリーになる」と期待する。  榮倉は「穏やかで感情的な音楽が心に流れるような作品にしたい」と胸を高鳴らせ、菅野は「恋にすべてを奪われる女性、30代の挫折をどう表現するのかが今回のテーマ」とアラサー女優としてのリアルな表現も目指す。

渡辺謙が『はやぶさ~』 豪華キャストを自ら発表

2011.08.29Vol.522映画
 渡辺謙が主演する映画『はやぶさ 遥かなる帰還』(瀧本智行監督、来年2月11日公開)の記者会見が22日、都内で行われ、江口洋介、夏川結衣ら豪華共演陣が発表された。プロジェクトマネジャーも兼ねる渡辺は「映画の雰囲気をお伝えできれば」と自ら司会も担当。プロ顔負けの進行で共演者の素顔を引き出した。映画は、昨年6月に奇跡の帰還を果たした日本の無人探査機「はやぶさ」の7年に及ぶプロジェクトを描く物語。渡辺は「濃密な熱い映画になっていると思う。中身に関しては、プロジェクトマネジャーとしてゆっくりと発表していきたい」。

AKB48前田&大島、グンソクがCMで美の競演

2011.08.29Vol.522未分類
 AKB48の前田敦子、大島優子と人気韓流俳優のチャン・グンソクがエステティックTBCの新CMキャラクターを務めることになり23日、都内で行われた発表会に主席した。韓国で日本文化を学び、AKB48も知っていたというグンソクは、AKB48の代表曲『ヘビーローテーション』を口ずさみ、前田と大島の印象を聞かれて「すごいかわいい人間と思いました」とコメント。「(前田と大島)2人の間にこうやっているのは、ファンの方に申し訳ない」と苦笑いだった。前田と大島が「それは私たちのほうですよ〜!」とすかさず切り返すシーンもあった。  新CMはモノクロでミステリアスなショートムービー仕立て。グンソクが韓国、前田と大島は日本で撮影したそうで、グンソクは「男性の代表という感じでうれしかったですが、私だけ韓国で撮影したので寂しかった」と撮影を振り返った。前田は「(エステティックTBCは)日本一のエステの会社。プレッシャーもありましたが頑張りました」。大島は「ゴージャスな女性の役で、フェラーリが出てくるのですが、どうかサマになっているようにと思っています」と笑顔を見せた。  会見中、全国7都市で屋外看板に掲出されるというメインビジュアルがお披露目されると、グンソクは微妙な表情。本人いわく「渋谷でダンスができなくなる」ため。ダンスが好きで、渋谷や会見前日に訪れていた大阪でもダンスしたと明らかにした。  CMは9月7日からオンエア予定。

長島昭久のリアリズム 第二回

キーワードで読むニュース

2011.08.29Vol.522未分類
一斗缶事件で57歳男を逮捕  大阪市天王寺区で切断された2人の遺体が入った一斗缶3個が見つかった事件で、大阪府警天王寺署捜査本部は、死体遺棄の疑いで、大阪市天王寺区東高津町、無職、藤森康孝容疑者(57)を逮捕した。遺体はDNA型鑑定などの結果、藤森容疑者の妻の充代さん(52)と長男の庸了さん(26)の2人と特定された。 IMF前トップ公訴棄却  IMFのストロスカーン前専務理事が5月、ニューヨーク市内のホテルで、女性従業員のディアロさんに性的暴行を加えたとして起訴された事件で、ニューヨークの裁判所は23日、公訴を棄却した。検察当局が22日、「ディアロさんの証言は信憑性に欠ける」として、訴追の取り下げを裁判所に申請していた。 前原氏が小沢元代表に支援要請  菅直人首相の後継を決める民主党代表選への出馬を表明した前原誠司前外相(49)は24日、衆院議員会館の小沢一郎元代表の事務所を訪ね、小沢氏に挙党態勢構築を約束、代表選での支援を求めた。小沢氏は回答を留保した。会談後、前原氏は記者団に「考え方は(小沢氏と)あまり違わなかった」と語った。 陸山会事件3秘書改めて無罪主張  小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(38)ら3人の元秘書の第17回公判が22日、東京地裁であり、最終弁論が行われ結審した。石川被告の弁護側は改めて無罪を主張した。 10メートル超津波試算していた  東京電力は24日、平成20年春に、福島県沖でマグニチュード(M)8以上の大地震が起きた際、福島第1原発に高さ10メートル以上の津波が到達する可能性があるとする試算を行っていたことを明らかにした。東日本大震災で発生した津波に近い規模の津波の可能性を、自らの試算でも確認していたことになる。

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