NMB梅田&AKB田野が『ウィズ』に意気込み

2015.02.09 Vol.636

 宮本亜門の最新ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』の稽古場会見が9日、都内で行われ、Wキャストで主演のドロシーを演じるNMB48の梅田彩佳とAKB48の田野優花ら主要キャストが勢ぞろいし、劇中のシーンを披露した。  オーディションを経てドロシー役を手にした2人。「稽古が楽しくて毎日ハッピー」(梅田)、「これから成長して頑張りたい」(田野)と、毎日、稽古場で刺激的な時間を過ごしているよう。田野はまた「AKB48では個人的に指摘されることはないので、まったく違いますね」と、前のめりにコメントした。  主役2人に期待していることを聞かれた宮本は、第1回目のオーディションで田野が途中で帰ってしまった件に触れたうえで「田野さんには...稽古が始まったから辞めないで、部屋から出て行かないでということ。梅田さんには......、この舞台が(AKB48の)卒業公演になった人がいるのでそうじゃないよ、これからもグループで頑張れよということ...」と話し出し、現場は笑いの渦に。宮本の期待に対してのどう思うか聞かれた梅田は「そうならないように頑張りたい。(舞台の)後もNMB48も頑張っていきたい」と苦笑いだった。  ミュージカルは、『オズの魔法使い』を原作とするミュージカル。1974年に米ブロードウェイで初演されて以来、何度も上演されてきた名作。ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンなども出演したことがある。日本では2012年秋に上演され、今回はそれに続いくもの。  3月7日から東京国際フォーラムホールCで。その後、大阪、名古屋、福岡公演もある。

新『ウィズ』主演決定の梅田彩佳「今日は早く眠る!」

2014.10.21 Vol.628

 宮本亜門演出のスーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』の主役を決める最終オーデイションが21日、都内で行われ、NMB48の梅田彩佳(写真右)とAKB48の田野優花(左)に決定した。まさかのWキャストという結果に、宮本は「2人とも落とす理由がなかった。2人で化学反応を起こしていってほしい」と話した。  最初に名前を呼ばれたのは2年前に行われたオーディションでも最終審査に進んだ梅田。「2年前に見られなかった景色が見れるのはうれしい。私もそうですけど、ファンの方が喜んでくれると思います。2人とも違うカラーを出して切磋琢磨してできたらいいと思います。本当にうれしくて......今日は早く寝る」と、号泣。前夜緊張で眠れなかったといい、このコメントになったよう。  まさかのWキャストの発表で選出された田野も涙声で「本当にうれしいです。ファンの方の前でうれしい発表ができてすごくうれしい」。また、「梅田さんはAKB48でも尊敬している方。一緒に切磋琢磨できると思うとわくわくします」と、話した。    選出理由について宮本は「梅田さんは、前回のオーディションで増田(有華)じゃなかったら梅田さんだと思っていました。それから2年、他のミュージカルなどにも挑戦して、完成度を上げてきた。この先はどうなるんだと思いました。稽古で磨き上げたい。田野さんはまだ未完成だが、声が『ウィズ』にピッタリ」と、話した。  オーディションには、AKB48グループのメンバー108名が参加。最終審査には選ばれた6名が進み、ダンス、演技、そして歌唱の3つの審査に臨んだ。  舞台は、来年3月8日から東京国際フォーラム ホールCで行われる東京公演を皮切りに、大阪、名古屋、福岡で行われる。

宝塚OG『シカゴ』で集結!「退団後の苦労が魅力に」?

2014.09.17 Vol.626
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「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇100周年記念OGバージョン」が11月1日に、東京国際フォーラム ホールCで幕開けする。ブローウェイでは大ヒット、さらには映画化もされたほどの人気作品だが、キャスト全員が女性での公演は世界初。17日、都内で記者会見が行われ、ビリー・フリンを演じる元星組トップスターの峰さを理は「(それぞれの)退団後の苦労が、いい形で、魅力になって出てくればいいと思う」と、意気込みを語った。

 宝塚歌劇100周年のアニバーサリーイヤーのフィナーレとなる作品だけに、豪華なメンバーが揃った。記者会見に出席したメインキャストだけでも、ビリー・フリン役の峰、麻路さき、姿月あさと、ヴェルマ・ケリー役の和央ようか、湖月わたる、水夏希、ロキシー・ハート役の朝海ひかる、貴城けい、大和悠河ときらびやかだ。

 演出の吉川徹氏もいうように「清く正しく美しくはない」物語。殺人、強欲、賄賂、暴力、金儲け、不倫、裏切りなど、宝塚が描いてきた世界とは異なるタイプの舞台になる。会見でもキャストが「お下品なセリフが...」と、何度も繰り返したほどだが、キャストは「大好き」と口を揃え、目を輝かせていた。

 メンバーはすでに稽古に突入。湖月いわく、「今までにない団結力で突き進んでいる」という。「みんな黒のお稽古着スタイルです。みなさんすてきで、宝塚の人って何でもやってしまうんだなって思っています」(貴城)、「現役中は、みんな男役で男同士の会話でしたから、新鮮で、ワクワクしています」(大和)と、稽古中の雰囲気にも触れた。

 宝塚OGがブロードウェイの人気ミュージカルに挑戦することに加えて、『CHICAGO』そのものににとっても全キャスト女性での上演とチャレンジになる公演。これまで男以上に男らしい男を演じて女性を腰砕けにしてきたビリー・フリン役の3名には大きなプレッシャーもかかるが、「人間ビリーを見せたい」「中身を見せたい」と意気込む。峰は「宝塚の男役って...その、人間ではないっていうか(笑)...わかるでしょ? だから、人間ビリーを見せたい」と話して、会場をどっと沸かせた。

 11月1日からの東京公演はすでにソールドアウト。12月10日から凱旋公演がある。

城田優がファントム!「気合入ってます」

2014.06.17 Vol.619
 
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城田優が主演するミュージカル『ファントム』の製作発表が17日、都内で行われ、城田ほか、主要キャストが勢ぞろいした。城田は、「ダブル、トリプルキャストで見せることが多くて、シングルキャストは8年ぶりぐらい。気合が入っています。毎回違うミュージカルを見せたい」と意気込んだ。

 本作は、『オペラ座の怪人』を原作にしたミュージカル。ミュージカルの傑作のひとつであるアンドリュー・ロイド=ウェバー版と比べ、ファントムとその父の関係を軸に、ファントムが愛することを知り、本来の姿を取り戻していくストーリーを描く。城田は、「(アンドリュー・ロイド=ウェバー版と比べて)派手なセットや演出はないけれど、愛やコンプレックス、葛藤が詰まっていて、そこが魅力」と、演出を務めるダニエル・カトナーの言葉を借りて、説明した。
 
 この日は、城田はもちろん、相手役クリスティーヌを演じる山下リオ、クリスティーンに好意を寄せるフィリップ・シャンドン伯爵役の日野真一郎が劇中歌を披露するミニライブも行われた。山下はこの日初めて人の前で歌を披露。城田が事前に「客席には、ニンジンやキャベツ、ジャガイモ、それを食べているウサギがいるくらい」とアドバイスしたことを明かすと、「ジャガイモがいるなって思ってやりました。すごく楽しんで歌えました」と笑顔を見せた。

「いいエンターテインメントを作り上げます。家族、友達、大切な人と見に来て!」と、城田。舞台は、9月13日から赤坂ACTシアターで。大阪公演もある。チケットは21日に一般発売

吉川晃司主演『SEMPO』連日の総立ち

2013.09.25 Vol.600
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 吉川晃司主演のミュージカル『SEMPO~日本のシンドラー 杉原千畝物語~』が、初台の新国立劇場で上演中だ。日本のシンドラーと呼ばれる外交官・杉原千畝(ちうね)さんを描く物語で、吉川は、歌と演技、そしてその存在感を持って熱演。他キャストらとともに感動を届け、連日観客を総立ちにさせている。

 第二次世界大戦中に多くのユダヤ人たちを救った外交官・杉原千畝さんを描く。杉原さんは当時、リトアニアで領事を務める外交官で、国を追われて逃げてきたユダヤ人たちに、自らの危険を顧みずに「命のビザ」と呼ばれる日本通過ビザを発行した。  

 2008年の初演から5年ぶりとなる再演。シリアスな舞台ではあるものの、観客の緊張をほどくユーモアもある。前回よりも「全体的にエンターテインメント性が増した」と吉川本人は語っていたが、その分、吉川の演技の重みは強まっている印象だ。

  戦火の強まるヨーロッパ、すべてを失った上に命の危険にさらされる人々。そして、祖国と目の前の助けを求める人たちの間で大いに悩む杉原さん。物語は息が詰まるほど深刻だが、どんな苦難のなかにありながらも、家族の愛、互いを想いあう気持ち、人が自分の思う正義のもとに行動するさまに、勇気づけられる。

 公演は29日までと大詰め。海外からも観劇に来ているそうで、英語字幕付きで上演されている。詳細は公式ホームページ(http://www.sempo2013.com/)で。

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