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塚本拓真が不可思からダウンを奪っての判定勝ち。元K-1王者・山崎秀晃とのKrushでの対戦をアピール【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・ライト級戦で塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が不可思(クロスポイント吉祥寺)にダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 塚本はプロ戦績16戦 8勝(2KO) 6敗2分の26歳。不可思はプロ戦績67戦 44勝(21KO) 20敗 3分でKING OF KNOCK OUTスーパーライト級王座など5つの王座の獲得歴があるトップファイターとあって、塚本にとっては今後に向けて大きな勝利となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけて右ハイは塚本。不可思の入るところに右ミドル、ジャブの塚本。不可思は右ロー、右ストレート。塚本も右ロー。不可思のパンチに塚本がカウンターで右ハイ。不可思は右ローからパンチへつなげる。塚本は右ハイ、右ミドル、右ローを打ち分ける。圧をかける塚本に不可思は右ロー。塚本のキックに右ストレートの不可思。不可思のパンチに右ハイを合わせる塚本。不可思は右ロー。塚本は右ハイ。コーナーに詰められた不可思がにやりと笑い“打ってこい”のジェスチャー。塚本が出たところにパンチを合わせに行く不可思。塚本は前蹴りで不可思を吹っ飛ばす。そしてパンチにつなげる。距離を制したのは塚本。

KO決着必至。不可思「倒して強さを見せる」、塚本拓真「過去一の不可思選手に勝つことに意味がある」【Krush】

2024.08.17 Vol. Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。

 セミファイナルで行われるスーパー・ライト級戦で対戦する不可思(クロスポイント吉祥寺)と塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)はともに64.9kgで規定体重をクリアした。

 不可思はK-1グループには昨年7月のジン・シジュン戦以来の出場。昨年11月にはKNOCK OUTでオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでデンサヤーム・ウィラサクレックと対戦し、判定負けを喫している。

 塚本は4月の後楽園大会で行われた「K-1×Krushスーパー・ライト級4対4マッチ」にKrush軍として出場。ゴンナパー・ウィラサクレックを相手に激闘を展開した末に判定で敗れ。今回はそれ以来の試合となる。

 計量後の会見で塚本は「調子はいい。不可思選手も調子がよさそう。明日は最高の試合ができると思う」、不可思は「過去最高の自分を作ってきた。明日はいい戦いを見せられると思う」とそれぞれ語った。

K-1から志願の参戦の不可思が初のOFGマッチで判定負け【KNOCK OUT】

2023.11.06 Vol.Web Original

 オープンフィンガーグローブ(OFG)による試合を導入したKNOCK OUTがその最初の大会となる「KNOCK OUT 2023 vol.5“RED ZONE”」(11月5日、東京・後楽園ホール)を開催した。今大会は本戦の全試合がOFG着用でヒジありのREDルールで行われた。

 現在はK-1を主戦場とするKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者の不可思(クロスポイント吉祥寺)が3月の「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」以来、今年2度目の参戦。OFGルールに興味を持ち、自ら志願しての出場だったが、0-3の判定で敗れた。

 対戦相手はK-1グループにも参戦しているデンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)。デンサヤームは2019年にタイのテレビ局が主催するムエタイイベント「True 4U」のバンタム級トーナメントで優勝の実績を持つムエタイファイター。K-1では武居由樹、大沢文也、鈴木勇人と各階級のトップクラスの選手との対戦とあってまだ勝利はあげられていないものの、このルールではその真価を発揮した。

“第1試合男”不可思がバッティングで不完全燃焼のドロー。鈴木勇人は1RKO勝ちで大和哲也への挑戦アピール【K-1】

2023.07.17 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(7月17日、東京・両国国技館)の第1試合に登場した不可思(クロスポイント吉祥寺)と第2試合に出場した鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が明暗を分けた。

 2人は2020年12月の両国大会の第1試合で対戦し、計4度のダウンを奪い合う激闘の末、不可思がKO勝ちを収めている。不可思は2021年7月の福岡大会でも第1試合でKO勝ちを収めるなど、“第1試合の不可思”といえば火付け役としてすっかり定着。今大会もそれを期待されての第1試合の起用だった。

 不可思はジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)と対戦。1R、右ロー、左ジャブを主体に攻め込み主導権を握るが、シジュンは右ロー、左インローで不可思の左足を狙い撃ち。上体を振って前に出る不可思はシジュンのパンチをかわして、自らのパンチを当てていく。

RISEとの対抗戦で勝利の寧仁太・アリがジョムトーンと対戦「気持ちでぶつかる」【K-1】

2023.05.11 Vol. Web Original

「K-1 WORLD GP 2023」(7月17日、東京・両国国技館)の第1弾対戦カード発表会見が5月11日、都内で開催された。

 今年3月の「K’FESTA.6」で行われたRISEとの対抗戦に出場した寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)と斗麗(WIZARDキックボクシングジム)の出場が決まった。

 寧仁太は實方拓海(TSK japan)に3-0の判定勝ちを収めて以来の試合で、ムエタイの歴史に名を残すレジェンド、ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)と対戦する。ジョムトーンは今回はウェルター級に階級を落としての試合となる。前戦では和島大海の持つ「K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座」に挑戦し、延長にもつれ込む接戦の末、KO負けを喫している。

 寧仁太は「(所属ジム代表の梶原)龍児さんとずっと“10戦くらいで世界と戦いたい”とデビューしていた時から話していた。ついに世界と戦える。僕が見ていたK-1も大きい外国人の選手が戦うのが面白かったので、ついに世界と戦えるということで楽しみ」と腕をぶす。

 ジョムトーンについては「K-1でデビューした時からめちゃくちゃ強いと思って見ていた。階級も近かったので、いつでもできるように試合を見ていた。僕は次が11戦目だが、ジョムトーン選手は250戦とか260戦。今までで一番キャリアのある選手と試合をするのでテクニックどうこうではなく気持ちでぶつかっていこうと思っている。70kgでやっている時よりスピードは増すし、パワーはもともとあると思うので、そこは警戒していきたい」などと語った。

 ジョムトーンは70kgから階級を下げる形で3階級制覇を狙っていたのだが、スーパー・ウェルター級では和島に敗れ王座獲得はならず。寧仁太は「ウェルター級でも簡単には勝てないというところを見せたい」とジョムトーンの野望阻止を誓った。

バズーカ巧樹にKO勝ちの不可思「K-1王者になってまた遊びに来る」【KNOCK OUT】

2023.03.06 Vol.Web Original

 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者で現在、K-1に参戦中の不可思(クロスポイント吉祥寺)が新生KNOCK OUT初のビッグマッチとなる「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に参戦した。KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)を3R、KOで破り、目標とするK-1王座獲りへ向け再スタートを切った。

 不可思は現スーパー・ライト級王者・大和哲也から次期挑戦者の候補として名前を挙げられていたものの、昨年12月のK-1大阪大会で林健太に敗れ、タイトル挑戦から一歩後退。今回はそれ以来の再起戦だった。

 カード発表会見ではバズーカの独特の発言にペースを乱され、前日会見ではバズーカの無言の挑発であわや乱闘といった場面もあった。

詰め寄るバズーカ巧樹に不可思がかつての“ギラギラ感”をチラ見せ【KNOCK OUT】

2023.03.04 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量と会見が3月4日、都内で開催された。

 現在はK-1を主戦場にするKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者の不可思(クロスポイント吉祥寺)が会見でかつての“ギラギラ感”をチラ見せした。

 不可思は-64.5kg契約、そしてヒジありのKNOCK OUT-REDルールでKNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)と対戦する。

 通常は−65.0kgで試合をしていることもあり、1回目の計量では64.60kgと0.1kgオーバーだったものの、再計量では64.5kgジャストでクリアした。

 会見では最初のフォトセッションでバズーカが不可思に詰め寄ると不可思の闘志にも着火。不敵な笑みを浮かべ、下がらず一触即発となったが、関係者が割って入り事なきを得た。K-1では会見等での乱闘が禁止されていることから昨今、会見で怖さを見せる機会がなかった不可思だったが、久しぶりに“怖い不可思”を見せた場面だった。

K-1ファイター不可思がKNOCK OUT王者バズーカ巧樹と対戦。ヒジありルールで流血戦は必至!?【KNOCK OUT】

2023.01.20 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが1月20日、都内で3月に開催するビッグマッチ「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の第2弾カード発表会見を開催した。

 第1弾カード発表会見で参戦が発表されていたKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者で現在、K-1に参戦中の不可思(クロスポイント吉祥寺)の対戦相手が現KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)となることが発表された。

 不可思は前回の会見で「KNOCKOUTを代表する選手と戦いたい」と要望。これを受けバズーカとの対戦が浮上した。不可思はK-1ではスーパーライト級(−65.0kg)、バズーカはKNOCK OUTではライト級(−62.5kg)で試合をしているのだが、バズーカは最近では63.5kgでも試合をしてることから今回は階級を越え、−64.5kg契約での試合となった。またルールも現在はともにヒジ打ちなしのルールを主戦場にしているのだが、今回は不可思が「せっかく参戦するなら」とヒジ打ちありのREDルールを希望していたことから「KNOCK OUT-RED −64.5kg契約」での対戦となった。

K-1ファイターの不可思が約4年ぶりのサプライズ参戦「新鮮。乗り込むという感じ」【KNOCK OUT】

2023.01.10 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが1月10日、都内で会見を開き3月に開催するビッグマッチ「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の一部対戦カードと出場決定選手を発表した。

 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者で現在、K-1に参戦中の不可思(クロスポイント吉祥寺)のサプライズ参戦が発表された。不可思は2019年6月からK-1に戦場を移しており、KNOCK OUTには2019年2月のチャド・コリンズ戦以来、約4年ぶりの参戦となる。

 今回の不可思の参戦について宮田充KNOCK OUTプロデューサーは「もともとKNOCK OUTで活躍していて、どこかで出てほしいと思っていた。でもタイミングが一番大事。ここだな、と思った。出場には契約中のK-1ジャパングループさんの承認が必要だが、承認がいただけた。この場を借りて、大変ありがとうございます」などと経緯を説明した。

江川優生が階級アップ後初のKO勝ちに感極まる。林健太は不可思破り王者・大和哲也への挑戦に名乗り【K-1】

2022.12.04 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~初代バンタム級王座決定トーナメント~」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で江川優生(POWER OF DREAM)と林健太(FLYSKY GYM)の元K-1王者2人がタイトル戦線に向けて大きなアピールとなる勝利を収めた。

 元フェザー級王者の江川は今年4月からスーパー・フェザー級に階級をアップ。初戦で大岩龍矢に判定負けを喫し、ほろ苦いスタートとなったが、8月にはマキ・チャーチャイに勝利を収めた。しかしフェザー級時代のように相手を倒し切ることはできず、消化不良の戦いが続いていた。

 この日は島野浩太朗(菅原道場)と対戦した。

王者・大和哲也が次の防衛戦の相手に不可思を指名。林健太は独特の言い回しで挑戦アピール【K-1】

2022.09.12 Vol.Web Original

「今回は気合、根性、執念、大和魂の勝利だった」

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」(9月11日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が9月12日、都内で開催された。
 
 初防衛に成功したK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・大和哲也(大和ジム)の次期挑戦者の座を目指し、不可思(クロスポイント吉祥寺)、林健太(FLYSKY GYM)がそれぞれのやり方でアピールした。

 大和は佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)から3Rにダウンを奪った末に3-0で判定勝ちを収めた。この日の会見には顔を大きくはらして現れた。

 大和は「昨日は無事防衛できたことと佐々木選手にアベンジできたことは良かったが、試合を振り返ってみると練習してきたことが全然できなくて反省点しかない。一撃必倒といわれる僕なので、そういう試合をお見せしたかったがそうはいかなかった。でもしのぎ合いというか削り合いというか、魂が震える試合を見せられたのは良かったのかなと思う。今回は気合、根性、執念、大和魂の勝利だったなと感じている」などと試合を振り返った。

 そして次の防衛戦には「自分のアベンジロード第1章は終わった。第2章は不可思選手とやりたいと思っている。次は何も決まっていないが、僕として王者なのでベルトをかけて戦いたい気持ちが強いので、不可思選手とやらさせてもらいたい。これはK-1さんのストーリーどうこうというより、自分の意思で、早くベルトをかけてアベンジしたいという気持ちが強い」と前日の試合後の会見に続き、2019年に敗れている不可思との対戦をアピールした。

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