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小生由紀が久遠に2R一本勝ちで勝ち点4。最終戦にインフィニティリーグVの可能性つなぐ【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2022」女子アトム級の公式戦で久遠(ZERO)と小生由紀(グランドスラム沖縄A・P・P)が対戦し、小生が2Rで一本勝ちを収め、勝ち点3を獲得した。これで小生は勝ち点4、敗れた久遠も勝ち点4となった。

 1R、ローでの探り合いから小生がタックル。スタンドでバックを取り、引き倒してテイクダウン。バックマウントを取り、スリーパーを狙うが久遠は脇に腕を挟んで防御。小生はじっくり形を作り、腕を抜いてスリーパーに捕らえるも久遠はすきをついて正対することに成功。小生は久遠をガードに入れて下からの攻めを狙う。残り10秒で脱出した久遠がローキックを一発。

引退の元環太平洋王者・石橋佳大が「皆さんが僕に修斗の激闘王という役を与えてくれた」と感謝【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

2016年にはMVPとベストバウトを受賞

 元修斗環太平洋フェザー級王者の石橋佳大がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で引退エキシビションマッチと引退セレモニーを行った。

 石橋は2009年にプロデビューしたものの1勝4敗と黒星が先行。その中にはデビューしたての堀口恭司との対戦もある。しかし2013年2月の梶川卓戦から覚醒し5連勝で、2014年に根津優太の持つ環太平洋フェザー級王座への挑戦にたどりつくが激闘の末、KO負け。しかし2016年には安藤達也、岡田遼をともにスリーパーホールドで破り、ついに環太平洋王座を獲得。この一連の戦いが評価され、2016年のMVPとベストバウトを受賞した。2017年には現在、ONEで活躍する佐藤将光と環太平洋王座の防衛戦と世界王座決定戦で2度対戦し、ドローと判定負けだったがどちらも会場を熱くさせる激闘だった。

 また2017年にはRIZINで行われたバンタム級トーナメントに参戦。1回戦でカリッド・タハと対戦し、序盤は得意のグラウンドであわや一本勝ちの場面を作ったが、逆転のKO負けを喫した。

箕輪ひろばの王座返上で猿丸ジュンジが世界ストロー級正規王者に。9月大会で新井丈を相手に初防衛戦【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で世界ストロー級王者の箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)が王座を返上することが発表された。これに伴い暫定王者の猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)が第9代王者となった。

 そして早くも9月19日の後楽園大会で世界ランク1位の新井丈(キングダム立川コロッセオ)を相手に初防衛戦を行うことが決まった。

 新井は「今の心境はやっとここまで来たんだなという感じ。修斗のベルトに5回挑戦してやっと獲った猿丸選手、9連敗から這い上がってやっとそのベルトに挑戦する俺。どっちが根性があるのか、どっちが最後まであきらめないのか見届けてほしい」と挨拶。

プロ4戦目の山内渉が世界5位の内藤頌貴に勝利。フライ級に新しい風【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で昨年7月にプロデビューを果たした山内渉(FIGHT FARM)が約2年4カ月ぶりの修斗帰還を果たした内藤頌貴(パラエストラ松戸)を破り、フライ級戦線に新たな風を吹かせた。

 内藤は2020年3月に渡辺健太郎にKO勝ちを収めたものの、その後、ケガのため長期欠場。昨年10月に「RIZIN LANDMARK vol.1」で渡部修斗を相手に再起戦を行ったのだが、これは大会1週間前に伊藤空也が欠場となったため急きょ出場となったもの。1階級上での試合ということもありパワー差も歴然で、渡部のダースチョークの前に涙をのんだ。それから9カ月、今回は万全な態勢での再起戦だった。

 対する山内は昨年のデビューからここまで3戦3勝で、フライ級のランキング入りを果たしたばかりだった。

メインの黒部三奈が韓国の新鋭に完璧一本勝ち。返す刀でまさかのマイクアピール【修斗】

2022.07.18 Vol. Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで前女子スーパーアトム級王者の黒部三奈(マスタージャパン東京)が韓国の新鋭パク・ソ・ヨン(GUNSAN ROAD GYM)に一本勝ちを収め、改めてその強さを見せつけた。

 黒部は2020年に行われた「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」の決勝で杉本恵を破り、王座を戴冠。しかし昨年11月に行われた初防衛戦でSARAMIに敗れ王座陥落。今年1月の再起戦で宝珠山桃花に判定勝ちを収めている。パクはプロ戦績2戦1勝1敗の19歳のストライカー。

MISAKIが“修斗からの刺客”中村未来を打撃で圧倒し判定勝ち【SB】

2022.06.27 Vol. Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)が王座戴冠後の初戦で修斗を主戦場に戦う中村未来(マルスジム)と対戦し3-0の判定で勝利を収めた。

 中村は“北のストライカー”の異名を持つファイター。2021年には現在、ONEで活躍する平田樹と「Road to ONE」対戦し敗れたものの、得意の打撃で平田を苦しめ「Next Young Guns Award」を受賞している。

 試合は1R、MISAKIが序盤から積極的にパンチで仕掛ける。中村はカウンターの左ストレートを狙う。距離が詰まると組み付いて投げを狙うが、MISAKIは許さず。MISAKIが打撃で優勢も、中村もクリーンヒットは許さず。

平良達郎22歳 UFCデビュー戦で快勝も「20歳過ぎてから思っているほど“時間がない”という気持ちが大きいんです」

2022.05.27 Vol.Web Original

「UFC Fight Night: Blachowicz vs. Rakic」(現地時間5月14日=日本時間15日、米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)でのUFCデビュー戦でカーロス・カンデラリオ(米国)を圧倒し3-0の判定勝ちを収めた修斗世界フライ級王者の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)が凱旋帰国。試合から1週間を経た現在の心境を語った。

「インフィニティリーグ」トップに立った澤田千優が「MMAはぺーぺーなんでもっと高みを目指す」【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

久遠に2R一本勝ち。計勝ち点5

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)の「インフィニティリーグ2022 初代女子アトム級王座決定リーグ戦」で久遠(ZERO)と澤田千優(AACC)が対戦した。

 渡辺は2002年に総合格闘技でプロデビューし、2003年にはキックボクシングでもプロデビュー。2006年にはDEEP女子ライト級初代王座に就くなど総合、キックでさまざまな団体、イベントで活躍し“格闘ジャンヌダルク”と呼ばれる存在に。その後、結婚・出産でリングを離れたが、昨年10月31日にNJFKのリングで5年ぶりに復帰を果たした。現在、一児の母でもある。

 久遠は今年1月に加藤春菜(NASCER DO SOL)を相手にリーグ戦初戦に臨み、1Rで一本勝ちを収め勝ち点4を獲得した。

新井丈が黒澤亮平にTKO勝ち。正規王者の箕輪に「防衛する気があるのかないのかはっきりしろ」【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

6連敗から6連勝

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたストロー級戦で、世界ストロー級1位の新井丈(キングダム立川コロッセオ)と同3位の黒澤亮平(パラエストラ松戸)が対戦した。

 新井は2018年に行われた「インフィニティリーグ」で全4試合一本負けを喫するなど一時は6連敗とどん底を味わうが、2019年10月の大竹陽戦から破竹の5連勝。その間に同階級の選手たちを相手にツイッターでトラッシュトークを続け、今年1月に木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅に勝利後のマイクで王座挑戦をアピールすると同時に黒澤に「俺と殴り合えよ」と挑発した。

石井逸人が判定で小野島恒太を破り環太平洋王座獲得。世界王者・安藤達也へのリベンジをアピール【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で挑戦者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が王者・小野島恒太(Combat Workout Diamonds)に判定勝ちを収め王座を獲得した。小野島は初防衛戦だった。

 2人は2020年に行われた「インフィニティリーグ」で対戦し、その時はドローに終わっている。リーグ戦はコロナの影響で2021年春まで続き、石井が勝ち点の合計で上回り優勝。9月に環太平洋王者の安藤達也に挑戦するも一本負けを喫し、王座奪取はならず。今年3月に石橋佳大を相手に再起戦に臨み、2Rで一本勝ちを収め、今回、2度目の挑戦にこぎつけた。

 安藤は石井に勝利後、世界王座奪取に専念するため王座を返上。その王座決定戦が小野島と藤井伸樹の間で行われ、小野島が判定勝ちを収めアマから修斗一筋、プロ13年目の38歳にして初のベルトを獲得した。

中村倫也がUFC挑戦へ大きく踏み出す血染めの勝利。「格闘の神様が僕が望むところに連れて行ってくれると思う」【POUND STORM】

2022.04.25 Vol.Web Original

 EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSらが所属するLDHが仕掛ける格闘技と音楽ライブが融合した新しい格闘エンタテインメント「POUND STORM」(4月24日、東京・両国国技館)のメインイベントで中村倫也(LDH martial arts / EXFIGHT)がアリアンドロ・カエタノ(ブラジル/パラナ バーリトゥード)を3-0の判定で破り、目標とするUFC進出へ大きな一歩を踏み出した。

 カエタノはプロ戦績30戦23勝6敗1分を誇り、UFC進出間近といわれる強豪。キャリアがプロ戦績2戦2勝(2KO)の中村にとっては通常では考えられない過酷なマッチメイクだった。

 試合は1R序盤から共に左のカーフキックを蹴り合う激しい削り合いを展開。中盤に中村のパンチにカエタノがカウンターで左ストレートを合わせると、これで中村は右まぶたをカット。激しい出血にドクターチェックが入る。出血次第では試合を止められる可能性もあることから早めの勝負を選択したい中村だったが、はやることなく、しっかりと打撃を当ててからタックルでテイクダウンに成功。しかし、ギロチンチョークが得意なカエタノは中村の首を脇に抱え一本を狙う。中村はポイントをずらし極めさせこそしないものの、絞め上げられてポタポタと血が流れ落ちる。1Rが終わり、インターバル中に止血し、2Rに臨む中村。

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