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佐々木蔵之介、働きすぎの清の雍正帝を熱演!最新舞台『君子無朋』始まる

2021.07.17 Vol.Web Original


 佐々木蔵之介が率いる、Team申の第5回本公演『君子無朋(くんしにともなし)~中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝』が17日、池袋の東京芸術劇場シアターウエストで初日を迎える。前日の16日、フォトコールが行われ、佐々木と共演の中村蒼が取材に対応した。

 中国の清の第5代皇帝の雍正帝の人生を描く。暴君と言われながらも、勤勉で毎日20時間働き過労死したという雍正帝。在位の間、決して玉座に座ろうとはせず、エリート役人たちを無視し、現場の人間である地方の末端役人223人と手紙をやり取りして国を導いた。その手紙の数は2万通。雍正帝はなぜそんな生き方をしたのか……。

 

KAT-TUN上田竜也がカリスマロックスター! 舞台『Birdland』9月上演

2021.07.08 Vol.Web Original

 

 KAT-TUNの上田竜也が 舞台『Birdland』でロックスターを演じる。英劇作家サイモン・スティーヴンスの戯曲で日本では初めての上演。上田は演じるのは、残酷で、不安定で、カリスマ的で、世界的な人気の絶頂にいるロックスター、ポール。上田は「観に来てくださる皆さんの約2時間に何かを残せる作品にしたい」と意気込んでいる。

 世界的な人気の絶頂にあるロックスターの世界ツアー最後の一週間を描く。誰もが自分の名前を知っていて、望むものは何でも持っている、ポール。ワールドツアーの終わりが近づいて帰国が迫るなかで、彼は精神不安定になっていき……。

 上田は、この作品について「なかなかエグイ話もあるのですが、とても興味をそそられています。ごく一部の限られた人しかなれないスター性を持っている人は、衝動的で、狂っていく様だったり、生きざまで魅力をバクハツさせていて、短くても凝縮された人生を送っている方が多いイメージがあります。僕が演じるポールも誰もが認めるスターでありながら、自分で破壊しようとしていく様はあらゆる意味での「スターである事」が備わっていて、それ自体と戦っている印象を受けています」と、コメント。

 演出は、劇団ゴジゲンの主宰であり、映画『くれなずめ』やドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズを手掛けた松居大悟。

「サイモン・スティーヴンスの戯曲は、いつも体温の向こうにある心の温度まで感じるほど、人と人、を描いてくる。とくに今回の日本初上演作『Birdland』は、ロンドンで生まれたとは思えないぐらい、人の温もりから離れた今の日本でやるべきテーマだと思っています。座長の上田竜也さんからは、色気と繊細さ、嘘がつけない佇まいを感じていて、トム・ヨークなどをイメージして書かれた主役のポールをどう生きるのか楽しみです」

 また、本作で初めてパルコとタッグを組む。

「20人近くの役を背負う7人のキャスト、自分にはもったいないぐらいのスタッフ、新パルコ劇場ではまだ若すぎるかもしれない座組みで無防備に挑みます」。また、自身が母親とパルコ劇場で『ピローマン』みた帰り道の風景にふれ、自身の人生を変えられてしまったその時と同じように、「ザラついた景色をスペイン坂の帰り道に見せたいです」と話している。

 共演に、安達祐実、玉置玲央、佐津川愛美、目次立樹、池津祥子、岡田義徳。

 PARCO劇場で9月9日~10月3日。愛知、京都、福岡でも公演がある。

作家・演出家の岩井秀人の「現状の、ほぼすべて」が見られる特集企画が7月から「日本映画NET」でスタート

2021.06.23 Vol.Web Original

7月10日には音楽ライブ『なむはむだはむLIVE!』が生配信

 作家・演出家、そして俳優の岩井秀人の舞台作品の数々が7月からAmazon primeの「日本映画NET」で一挙配信されることが発表された。

「特集 岩井秀人」と冠したこの企画は岩井秀人の「現状の、ほぼすべて」が見られるものとなっている。

 7月~9月にかけては2010年に上演された『ヒッキー・カンクーントルネード』を筆頭とした岩井が主宰する劇団「ハイバイ」の作品や『なむはむだはむドキュメント ~俺としらすと江ノ電と~』『なむはむ!ドキュメント ~俺と松戸といぬのゆめ~』 の2本のオリジナルのドキュメンタリー作品を配信。7月10日には岩井、前野健太、森山未來による音楽ライブ『なむはむだはむLIVE!』が生配信される。

戸塚祥太が内博貴に復讐⁉ 舞台『フォーティンブラス』8月上演

2021.06.20 Vol.Web Original

 

 戸塚祥太(A.B.C-Z)が主演し、内博貴が出演する、舞台『フォーティンブラス』が8月に上演されることがわかった。演出は中屋敷法仁。

 シェークスピアの代表作『ハムレット』の中に2回だけ登場するノルウェーの王子フォーティンブラスにスポットライトを当て、横内謙介が1990年に書き下ろした作品。シェークスピアの書き換え戯曲で、劇団善人会議(現、扉座)で初演され、その後も多くの俳優たちによって演じ継がれている。

 物語の舞台は『ハムレット』を上演している劇場。フォーティンブラスを演じる売れない役者・羽沢武年の前に「フォーティンブラスの父」だと名乗る亡霊が姿を現わし、ハムレットに復讐を誓えと言う。ハムレット役の大スターは、横暴で、陰険。芝居を勝手に変え、若い女優に手を出そうとしたりタチが悪い。とまどいながらも武年は亡霊に復讐を誓うが……。

 主人公フォーティンブラスを演じる戸塚は「旧知の仲である内博貴とタッグが組める事は、心くすぐられる楽しみの中に、成功させたいというプレッシャーも感じております」としたうえで、「そこも含めて新鮮な気持ちで表現していきたいと思います。このような時期に新たな舞台に立てる事、新しい世界に飛び込めるチャンスを頂けた事に感謝をしています。また、安心安全に稽古を重ね、皆様にも安心して楽しんで頂けるように自分自身の役を全うしていきたいです」と、意気込む。

 対立するハムレットを演じる内も、「戸塚と同じ作品に出演できる事をうれしく思いました」とし、「彼とは同い年であり昔からお互いを知っている仲間でもあります。ジャニーズ舞台では同じステージに立った事がありますが、外部の舞台では初めてなのでとても 楽しみにしています。きっとお互いのファンの方にも喜んでもらえると信じています。まだまだコロナ禍の最中ですが、その中でも皆さんに楽しんでいただけたらなと思っています。我々も 感染対策をしっかり行い挑めるよう努めます」とコメントしている。

 8月19~29日にBunkamura シアターコクーンで。

井上芳雄「僕の王子役の集大成」最新主演舞台『首切り王子と愚かな女』が開幕

2021.06.16 Vol.Web Original


 井上芳雄が主演する舞台『首切り王子と愚かな女』が15日に渋谷・PARCO劇場で開幕、初日公演前に通し稽古が公開され、井上、伊藤沙莉、若村麻由美の主要キャストと、演出の蓬莱竜太が取材に対応。井上は「来てください!と大声で言える状況ではないですけど、来てくださいと普通の声ぐらいでは言いたい作品」と胸を張った。

 演出家の蓬莱竜太とタッグを組んだ作品。雪深く暗い王国のループを物語の舞台としたファンタジーで、井上は反乱分子の首を次々に落としていくことから首切り王子と呼ばれ恐れられるトル王子を演じる。

 企画は約1年前からスタートしたそうで、「こういうときだから楽しいのがいいよねと話しました。ファンタジーはファンタジーですが、蓬莱さんだからただ楽しいものにはなっていない。蓬莱さんはミュージカルや他のお芝居では体験できない世界をいつも見せてくれる人。僕のフィールドに寄ってくれたという話もありますが……全然そんな気はしていなくて、設定が王子ってことぐらい? でも、首切り王子だし(笑)。(稽古をするなかで)これこそ王子なんじゃないかなと思って、やっています。僕の王子役の集大成として……って、最近オファーもそんなこないんですけどね、それぐらいの気持ちでやりたいし、やれるかなって」

安田章大がゴッホ演じる舞台『リボルバー』が全キャスト発表! ひまわりをリボルバーにみたてたビジュアルも公開

2021.05.28 Vol.Web Original

 安田章大(関ジャニ∞)が孤高のアーティストであるゴッホを演じる舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』の全キャストが28日発表、同時にビジュアルも公開された。

 ゴッホのライバルで共に創作活動もしていたゴーギャンを池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟テオを大鶴佐助が演じる。

 そのほか、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニストに北乃きい、共に謎を解き明かす社長に相島一之、同僚のJPに細田善彦。金子岳憲、東野絢香も出演する。

 本作は、原田マハの小説『リボルバー』(幻冬舎刊)を、原田が自ら新しい物語として立ち上げるもの。小説はフィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に現代のオークショニストが迫るアートミステリだが、舞台版はゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台として、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。

 パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニストのもとに古びた拳銃が持ち込まれる。ゴッホの自殺に使われたものだという。ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を進めていくうちに、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てて…。

 演出は行定勲。

 東京公演は、PARCO劇場で、7月10日~8月1日。大阪公演は、8月6~15日に東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールで。

本多劇場グループが8月に新宿シアタートップスを開業

2021.05.20 Vol.Web Original

 

 本多劇場グループは8月、新宿に、新たな劇場『新宿シアタートップス』 を2021年8月に開業する。『松竹芸能 新宿角座』 の運営を引き継いで、2009年3月に惜しまれながら閉館した同名の劇場を再開するもの。

 同劇場グループは、本多劇場をはじめ、ザ・スズナリ、駅前劇場など8つの劇場を運営している。

「私たちは永年、下北沢で、演劇関係者だけでなく地域の皆さまやお客様のご協力のもと劇場を運営しております。新宿という新たな街でも、微力ながら演劇の発展に尽くし、そして、街の皆さまと演劇を通じての出会いを大切に、ビルの所有者であるテンワスグループと共に「街に根付く劇場」の運営をしていきたいと思います」。さらに、「今後も、コロナ禍における数々の制約の下でも劇場の灯りを消さないよう、感染防止対策を徹底し、劇場へ足をお運び下さるお客様や出演者・スタッフの皆さまの安心安全の確保に努めてまいります」とコメントしている。

舞台『DOORS』が開幕! 主演の奈緒「希望を持ち帰っていただけますように」

2021.05.16 Vol.Web Original

 奈緒が主演する舞台『DOORS』が16日、世田谷パブリックシアターで開幕した。

 演劇、ドラマ、ラジオ、バラエティー番組の脚本でも活躍する倉持裕が1年半ぶりに作・演出を手掛ける待望の新作公演。高校生の真知と理々子、二人の対照的な少女が、母の変化がきっかけとなって、一緒に旅に出る。

 真知を演じる奈緒は、「無事にこの作品を皆様に届けられること、初日の幕が上がること、とても幸せで感謝の気持ちでいっぱい」としたうえで、「大変なことも多い日々かと思いますが、この舞台で少しでも「希望」を持ち帰っていただけますように。皆様を劇場にて心よりお待ちしております」とアピール。

 真知の母親を演じる早霧せいなは「自分が出ていないシーンを観ていて毎回笑ってしまう所があったりと、とても面白い仕上がりになっているんじゃないかと思っています。皆さん大変な状況をお過ごしだと思いますが、公演を観て頂いた方々の日々の活力になれば幸いです」

 真知と一緒に旅をする理々子役は元乃木坂46の伊藤万理華が演じる。他出演に、菅原永二、今野浩喜、田村たがめ。

 倉持は「キャストとスタッフが脚本と演出の意図を十二分に汲んでくれたおかげで、想定していた以上に怖く悲しく、爽やかな芝居になったと思います。この多くのものが失われた状況に、少しでも光を見出したいという思いで作った芝居です。劇場でお待ちしております」と、とコメントを寄せている。

 30日まで同所で。6月には、群馬、新潟、富山、大阪、愛知、福岡と、地方6都市でも公演がある。

撮影:渡部孝弘

佐々木蔵之介の演劇ユニットが本公演 働きすぎな清の雍正帝を描く

2021.05.16 Vol.Web Original

 

 俳優の佐々木蔵之介が主宰する演劇ユニットのTeam申が、11年ぶりの本公演『君子無朋(くんしにともなし)~中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝~』を7月から上演する。

 佐々木が、2020年に放送されたテレビドキュメンタリー番組「中国王朝 英雄たちの伝説」の第三章“過労に倒れた専制君主・雍正帝”で中国ロケをしたことがきっかけとなっている作品。皇帝として規格外れな雍正帝の生涯を掘り起こし物語を紡いでいきたいと、本公演へとつながった。雍正帝は清の第五代皇帝。執務室で毎日20時間働くほど勤勉で、最期は過労死との仮説が有力視されている。

 佐々木は、「座右の銘に『君子無朋』と記した雍正帝。己ひとり、覚悟と責任を背負い、国の未来を導いたユニークすぎる孤独なリーダーのお話です。11年ぶりの自主企画本公演、無事に安全に愉快な公演であることを願うばかりです」

 共演の中村蒼は「雍正帝の人生が舞台化される事で、このとても人間的な皇帝の名が少しでも世に広まれば良いなと思います。暴君雍正帝と言われますがその人が本当は何を思い生きていたのか。ぜひ劇場でご覧下さい」とコメントしている。

 脚本は同ドキュメンタリー番組を制作した阿部修英、演出は劇団桟敷童子の主宰で、テレビドラマ『めんたいぴりり』の脚本でも注目された東憲司が担当する。

 他出演に、奥田達士、石原由宇、河内大和ら。

 東京公演は、7月17~25日で、東京芸術劇場シアターウェストで。仙台、広島、福岡、京都、金沢、長野、新潟で公演がある。

黒木華、中島裕翔で『ウェンディ&ピーターパン』! 中島「童心に返って演じたい」

2021.05.02 Vol.Web Original

 

 黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がダブル主演する舞台『ウェンディ&ピーターパン』が8月から日本初演される。演出はジョナサン・マンビィ。

 誰もが知る戯曲の『ピーターパン』を、ロンドンで注目の若手作家であり演出家のエラ・ヒクソンがウェンディの視点から翻案した作品で、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの新作公演『WENDY&PETER PAN』として上演された。その際には、台詞に加え、ダンス、フライングや、小道具、美術、映像などを駆使したフィジカルシアターのスタイルと、スペクタクルとマジカル満載の美しい舞台で話題も注目も集めた。2015 年にはウエストエンドで再演もされている。

 黒木と中島は初共演。

 16年の『るつぼ』でジョナサンと組んだ黒木は「また一緒にお仕事をしたいと願っていたので、私にとっては本当に待望でした」と喜びつつ、「とても有名なピーターパンですが、エラさんが描かれるこの『ウェンディ&ピーターパン』がどんな舞台になるのかとても楽しみです。色々な不安が漂う今だからこそ、夢や、想像力が必要なのではないかと感じます。皆さんに、ティンクからの魔法の妖精の粉を届けられるよう頑張ります」

 中島は「まさか自分がピーターパンを演じる事ができるとは思ってもみなかった」としたうえで、「ピーターパンと言えば、子供のままでいたいと願う、天真爛漫な男の子のイメージなので、その中にある大人になる事や、大人そのものに対する彼の複雑な経験、葛藤、彼なりの現実との向き合い方を考察して、童心に返って演じたいです。見てくださる皆さんにも、ネバーランドに来る際は”大人な事”を忘れて、童心に返って楽しんでほしい」です。

 フック船長とミスター・ダーリングを演じる堤真一は「子ども向けの物語の印象がありますが、この戯曲には、むしろ大人こそ見るべき要素が多くて、「ピーターパンって、こんな話だったっけ?」と新鮮な驚きがありました」。それに加えて「まさかオーチャードホールに立つとは思ってもいなかったので、あの空間にどんなセットが建ち、ト書きの描写が実際にどう立ち上がってくるのか、僕自身も楽しみ」と期待を膨らませている。

 ほか共演に、平埜生成、前原滉、富田望生、山崎紘菜、玉置孝匡、石田ひかり、堤真一。

 2021年8月13日~9月5日まで、Bunkamuraオーチャードホールで。全28回公演。

劇団☆新感線が『新感線・シンパシー・プロジェクト』で動画まつり第2弾

2021.04.30 Vol.Web Original

 

 劇団☆新感線が展開している『新感線・シンパシー・プロジェクト』(SSP)の最後を締めくくる企画『SSP動画まつりII』が5月14日にスタートする。

 劇団☆新感線の作品を有料配信するもの。先の見えないコロナ禍で、おうち時間が長くなるとともに、生の演劇が見られない状況が続いている。SSPは、劇団☆新感線が直接会うことはできなくても劇団のコンテンツを楽しんでほしいと2020年から展開。これまでに映像やインターネット、グッズなどさまざまな方法でアプローチしてきた。

『SSP動画まつりII』で配信されるのは『新感線MMF!』『鋼鉄番長』『ラストフラワーズ』『五右衛門 vs 轟天』の4作品で、ニコニコ動画の新感線チャンネル、Streaming+、PIA LIVE STREAMで順次配信する。

 料金は、ニコニコ動画は2500ニコニコポイント、他は2500円+手数料。配信期間は各作品10日間。

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