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鈴木亮平、主演映画の反響に感無量「これじゃやれないと監督に電話したこともあった」

2023.02.11 Vol.Web original

 公開中の映画『エゴイスト』の舞台挨拶が11日、都内にて行われ、主演・鈴木亮平と共演の宮沢氷魚、阿川佐和子らと松永大司監督が登壇。鈴木が本作への思いと、作品の完成を見ずに亡くなった原作者・高山真氏への思いを語った。

 エッセイスト高山真の自伝的同名小説の映画化。互いに引かれ合い、満ち足りた時間を育む2人の青年に訪れる運命と愛ゆえの葛藤を描く。

 公開初日に映画館で作品を見たという鈴木は「自分の出演作を初めて客観的に、お客さんと一緒のところで泣いて笑った」と振り返りつつ「2個くらい隣にいた人の携帯のバイブ音がすごくて。いつもなら、ムッと思うんですが、今回は大変な用事がいろいろ起こっているだろうに、来てくれてありがとうございます!と思いました(笑)」。

 そんな鈴木は本作のネットでの反響もチェックしていると言い「おそらく1ツイートも読み逃していない(笑)」。

 一方の宮沢は「普段、僕は(エゴサ)しないんですよ。自分の名前も検索しないし」と明かしつつ、本作は「ずっとSNSを始め、各劇場でどれくらい人が入っているかチェックしていたんです。その中で『エゴイスト』って検索したら亮平さんの(劇場に見に行ったという)ツイートがあって。あ、誘ってと思いました(笑)」。

 宮沢の母親役の阿川佐和子も「これから先じわじわと(この映画が)自分の中で育っていくんじゃないかな」と特別な作品になった様子。

  原作の高山氏とも親交があったというドリアン・ロロブリジーダは「今回私はゲイ当事者の一人として参加させていただいたんですけど、やっぱり同じゲイの皆さんから、この作品に関しては、あまりにも自然で、自分ごととして見てしまったという感想を頂いて。参加できて誇らしく感じました」と胸を張った。

 LGBTQ +への社会的議論が白熱する中、ゲイのカップルを演じた鈴木と宮沢。鈴木は「これまでに何度か、この映画は作られないんじゃないかと思った瞬間がありました。台本読ませていただいて、原作にも感動してぜひやらせてほしいと周りを説得して。監督に、これじゃやれないと電話したこともありました。その時監督がおっしゃったのが、僕を信じてくれと。本当にあの時、監督を信じて良かったと思います」と感謝。

 さらに「(原作の)高山さんがいなかったら、今日ここで皆さんとお会いすることもありませんでした。残念ながらこの映画の最終決定を聞くことなくお亡くなりになられたんですが、一人の人間が残したものがいかにいろんな人間に影響を与えるか。人生って突然終わるけれども、本当に素晴らしいなと。高山さんは天国は信じないとおっしゃっていたんですけど、天国の高山さんに感謝したいと思います」と感無量の面持ちで語っていた。

【明日何観る?】『エゴイスト』

2023.02.09 Vol.753

 高山真の自伝的同名小説を『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』の松永大司監督が映画化。主人公・浩輔役に幅広い役幅で絶賛相次ぐ鈴木亮平。浩輔の恋人となる龍太役には『グッバイ・クルエル・ワールド』『レジェンド&バタフライ』、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」など話題作への出演が続く宮沢氷魚。

STORY:14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔だったが、今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。ある日、浩輔は母を支えながら暮らすパーソナルトレーナー龍太と出会い、引かれ合うが…。

鈴木亮平、ビールの売り子からCM出演へ。凄すぎるサクセスストーリーに「かなりのリニューアル」

2022.08.24 Vol.Web original

「日本のビールに、新しいおいしさ。新『キリン一番搾り 糖質ゼロ』完成発表会」が24日行われ、唐沢寿明、鈴木亮平、榮倉奈々が出席。ビールにまつわるトークや幼い頃の思い出を振り返った。

「一番搾り糖質ゼロ」のリニューアルに際し行われた発表会。商品の驚きの進化にちなみ、人生で驚いた経験を問われると「ビール売りがビールのCMに出るようになったとき」と答えた鈴木。

 過去に甲子園球場でビール売りのアルバイトをしていたという鈴木。「おかげさまでビールのCMに出させていただくことになって、こんな華やかな場にも呼んでいただきました。かなりのリニューアル」と自身のサクセスストーリーを振り返った。「一杯600円で、ここ(手のひら)にお札を挟むんですよ」と、売り子おなじみのポーズも。「当時は(ビール)サーバーではなく缶だったので(観客の多い)巨人戦とかは注ぐの大変でした」と、売り子ならではのエピソードも明かした。

唐沢寿明「芸能界を引退します」のわけは?鈴木亮平もびっくりのガチンコ勝負

2022.08.24 Vol.Web original

「日本のビールに、新しいおいしさ。新『キリン一番搾り 糖質ゼロ』完成発表会」が24日行われ、唐沢寿明、鈴木亮平、榮倉奈々が出席。ビールにまつわるトークや幼い頃の思い出を振り返った。

「一番搾り糖質ゼロ」のリニューアルに際し行われた発表会。新テレビCMに出演する3人は、新旧の「一番搾り糖質ゼロ」を飲み比べて、AとBどちらが新シリーズかを当てるクイズに挑戦した。

「糖質ゼロ男」を自称する唐沢。「これは(正解を)当てられなかったら引退します」と、会場がどよめく衝撃の宣言。「糖質ゼロ男を(引退する)ということ?」と焦る鈴木に、「いや、芸能界でしょ」と唐沢。さらには「君もだよ」と、思わぬ巻き込み事故(?)に遭遇し、唐沢と鈴木は芸能生活をかけた闘いになった。

 いざ、飲み比べがスタートすると「味がまったく違う。(新シリーズは)濃いよね」と自信たっぷりで味を見極めた唐沢。つづく鈴木も「どちらもおいしい」としながらも、迷わずBを選択。「ビールの味がしっかり来る。全然違う」と、その違いを感じさせた。

 結果は、二人とも見事正解。「今日から“新・糖質ゼロ男”になります」と笑顔の唐沢。鈴木も「これからも自信を持って俳優業を続けられます」と安堵の表情を浮かべ、会を盛り上げた。

鈴木亮平 留学時代のホストファミリーから助言のメール「調子に乗っちゃだめ」

2022.07.01 Vol.web original

 

 映画『バズ・ライトイヤー』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ、日本語吹き替え版キャストの鈴木亮平、今田美桜、かまいたち山内健司、りょうが登壇。鈴木が“人生を変えた”出会いを振り返った。

『トイ・ストーリー』シリーズに登場するアンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤーの原点を描くシリーズ最新作。

 主人公バズ・ライトイヤー役の鈴木亮平は「僕も『トイ・ストーリー』を見ていて、バズってどういう設定なんだろうと思っていたんです。“スターコマンド!”とか“ザーグ”って言ってるけど何なのか。映画を見れば分かります。えーってなりますよ。“無限の彼方へ、さあ行こう!”って所ジョージさんが言うじゃないですか…」と、『トイ・ストーリー』シリーズでおもちゃのバズの声を務める所ジョージの声まねをしつつ「あれはバズが1人で言うセリフじゃなかったという。これが一番びっくりしたし興奮しました」と熱く語った。

 そんな鈴木は、バズと似ているところを聞かれ「なんかね、あごがしっかりしてるんですよね」と見た目の類似点を上げると、山内がすかさず「ビジュアルかい」とツッコミ。今田とりょうも鈴木とバズのビジュアルを見比べ「髪型も近いかも…」「分け目が一緒ですね」と大いに納得。

 この日は、物語にちなみ「人生を変えた瞬間」について登壇者に質問。鈴木は「高校のときに1年間くらいアメリカに留学しまして。牛が60頭くらいいる牧場だったんですけど、そこのホストファミリーの方とは今もつながっていて、“こういう仕事をしているよ”とメールすると“あまり調子に乗っちゃダメだよ”とか“周りの人を大切にね”とか、本当に親のようで(笑)」。

 実は都会にあこがれて留学したという鈴木。「10代の僕は最初、これからやっていけるかなと思っていました(笑)。ホストファーザーが自然や世界遺産の番組をよく見ていて、当時は何が面白いのかなと思っていたんですけど。でもそれが今の世界遺産好きにつながってると思います」と、ホストファミリーとの出会いを振り返っていた。

 映画『バズ・ライトイヤー』は公開中。

最優秀主演男優賞初受賞の西島秀俊「仕事が無い時期が長かった」話題賞では小栗旬が菅田将暉のコスプレ

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演男優賞を『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊が受賞した。西島が日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞するのは今回が初。

 司会の長澤まさみから「映画愛が強すぎて、ご飯を食べる時間がもったいないから、おにぎりを持って映画館に行っていたと聞きました」と言われると、西島は「僕、仕事が無い時期が長かったので(笑)。でもけっこうそういう人、います。おにぎり持って劇場にいる人」と茶目っ気たっぷりに返しつつ「濱口竜介監督のもと、ウソをつかない現場づくりを心掛けていた」と振り返った。

 最優秀主演男優賞が発表されると、西島は「みんなでとった賞だと思います。今、世界が混乱していていろいろなつながりが切れているなか、今日は3月11日ということで、人とのつながり、魂の再生を描いた映画がこうして賞を頂いたことは大きな意味があるのではないかと感じる」と語り「これからも日本映画のために身をささげたいと思っています」と力強く語った。

 優秀主演男優賞のトークでは『孤狼の血 LEVEL2』の松坂桃李と、同シリーズの前作主演で、今回『すばらしき世界』で受賞している役所広司が隣り合わせに。「緊張する」と苦笑する松坂に、役所は「仲野太賀くんとの銭湯のシーンで“前張り”をしたんですが、太賀くんの前張りがフィットしてなくてパカパカしていた。僕は以前、前張りの作り方を松坂くんから教えてもらっていたので、その“松坂モデル”を僕が指導して、うまくいきました」と感動シーンの舞台裏を明かし、会場の笑いをさそった。

生田斗真、弟・生田竜聖アナから「映画館で裸の兄を見たときはどこへ行ってしまうのかと…」

2021.11.19 Vol.Web original

 

 映画『土竜の唄 FINAL』初日舞台挨拶が19日、都内にて行われ、主演・生田斗真をはじめとする豪華キャストと三池崇史監督、脚本の宮藤官九郎が登壇。生田の実弟・生田竜聖アナウンサーも司会として参加し、シリーズ最後の舞台挨拶を盛り上げた。

 高橋のぼるの大ヒットコミックスを監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎、主演・生田斗真で実写化した人気シリーズの3作目にして完結編。

 生田斗真は「この日のために作ってもらいました」というゴールドのド派手スーツで登場。目の不調ということでサングラスをかけての登壇となったが「8年かけてようやくファイナル。こうして皆さんに見ていただけて幸せです」と感無量。

 最強の敵を演じた鈴木亮平は「俳優人生でマンタに食べられて退場したのは初めて。でも食べられただけなので“FINAL2”で復活したい」と続編に期待し、生田に負けないド派手ピンクのドレスで登場した仲里依紗も「『土竜の唄』とともに私の舞台挨拶の衣装も成長してきたので終わってほしくない気持ちもあるんですけど」と名残惜しい表情。

生田斗真、ジャニーズ入り願望の鈴木亮平に「今入ったら“なにわ男子”の下だよ?」

2021.11.11 Vol.Web original

 映画『土竜の唄 FINAL』完成報告会が11日、都内にて行われ、主演・生田斗真と豪華キャスト、三池崇史監督が登壇。生田は「本当にこれで最後だかんね!」と主人公・菊川玲二さながら“潜入捜査”終了を宣言した。

 高橋のぼるの大ヒットコミックスを監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎、主演・生田斗真で実写化した人気シリーズの3作目にして完結編。

「ファイナルにして最高傑作ができたと思います」と言う生田をはじめ、シリーズ最強の敵を演じた鈴木亮平も「今の時代、こういう映画が見たかったという作品になっている」と胸を張った。

 印象的な場面について大いに盛り上がった一同。「『土竜の唄』といえば裸」と過去の裸シーンを振り返った生田は「今回は皆さんの期待を大きく上回る裸シーンになっています。シリーズで一番多かったんじゃないかな。冒頭20分なんてほぼ衣装がない(笑)」。

 さらに、冒頭のギャグシーンで、生田演じる玲二の乳首をかじるカモメのマペットは三池監督が動かしているといい、生田は「2作目のときも、トラのカギ爪を三池監督がつけて玲二の下着を…ある意味バディみたいな信頼感のもとで行っています」と苦笑。

V6活動終了の岡田准一「昨日まで“バラガキ”5人と過ごしていました」

2021.11.02 Vol.Web original

 

 映画『燃えよ剣』公開御礼舞台挨拶が2日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の鈴木亮平、山田涼介、原田眞人監督が登壇。岡田はV6活動終了から一夜明けた心境を語った。

 主人公・土方歳三を演じた岡田は、所属するグループの活動が昨日終了したばかりということで「昨日、V6という長い間やってきた活動が終わりました。そんなときに公開される映画ということで、自分にとっても『燃えよ剣』は大事な作品です」と本作への思いを語り、V6解散というニュースの反響については「山田くんからも丁寧なメールをいただき、鈴木さんからも今日開口一番『お疲れ様です』との言葉をいただきました。昨日はさすがに眠れず一人で過ごしながら、でも変わらない日常を送ろうと今朝もトレーニングに行ってきたので…眠いです」とさわやかな笑顔で報告。

 映画にちなみ“バラガキ時代(ヤンチャした少年時代)”について聞かれると「昨日までバラガキ5人と過ごしていました」。会場から贈られた労いの拍手に岡田は「上手いこといきましたね!」とニヤリ。

日本映画の未来を照らす熱き炎!本格時代映画『燃えよ剣』!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.10.20 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 最近「書けない、書けない」って言ってましたが、脚本と演出を担当する新作公演『ラフ・レターズ』の情報が解禁されました。11月に、もうすぐなくなってしまうd-倉庫で公演を行います。

 8月に予定していた公演が新型コロナの影響で中止になってしまったのですが、その時と同じヴァカーエンターテインメントさんと改めてお仕事ができて、良かったです。

 ほっこり笑えるコメディになってますので、ご興味のある方はぜひ!

 では今週も始めましょう。

岡田准一主演作『燃えよ剣』初日舞台挨拶で“まさかの”続編構想が浮上

2021.10.15 Vol.Web original

 

 映画『燃えよ剣』の初日舞台挨拶が15日、都内にて行われ、主演・岡田准一をはじめ豪華キャストと原田眞人監督が登壇。満員の観客に喜んだ一同から早くも『2』の構想が飛び出した。

 司馬遼太郎が土方歳三を主人公に新選組の志士たちの激動の日々を描いた同名ベストセラーを原田眞人監督が映画化した話題作。

 主人公・土方を演じた岡田は緊急事態宣言が開けての公開初日に喜び「“新撰組LINE”でも、みんなでお祝いしました」と笑顔。

 この日はキャスト、監督が撮影裏話を次々と披露。思い出深いシーンを聞かれた沖田役・山田涼介が「土方が寝ている沖田に刀を見せるシーン、実はその時使っていたのが真剣、本物の刀なんです。岡田さんがすぐ目の前に刀を持ってきて、震えあがる僕を見て監督が爆笑されていた。本番前に、名刀だから少しでも当たったら切れるから動かないでと脅されていた」と振り返ると、監督は「万が一があったらと思うと本当に怖くて笑うしかなかったんです」と苦笑。当の岡田は「体がブレずに置けて、ピントも合う位置がそこだった」と涼しい顔。

 ヒロイン役・柴咲コウが「伊藤英明さんの演じた芹沢鴨がかっこよかった。女性の胸を揉みしだいているシーンはインパクトがありました」と振り返り、伊藤が「いままで“勉強”してきてよかったです」と返し、会場を沸かせる一幕もあった。

 近藤勇役の鈴木亮平が池田屋事件のシーンの真に迫ったアクションを振り返ると、今回、殺陣師としても参加した岡田は「みんなで作っていく共同作業ですよ」と謙遜。

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