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閑話休題 その2:レーダー照射事案の非を認めない韓国政府に、喝!【長島昭久のリアリズム】

2019.01.14 Vol.714

 北朝鮮をめぐり膠着状況が続く中、またしても日韓関係を悪化させるような事案が発生してしまいました。昨年12月20日、我が国の排他的経済水域(EEZ)内を航行中の韓国海軍駆逐艦「クァンゲト・デワン(広開土大王)」が、付近の海域を警戒監視活動中の航空自衛隊P-1哨戒機に対し、火器管制(Fire Control, FC)レーダーの照射を行ったのです。FCレーダーの照射は、軍事的には「ロックオン」を意味するあからさまな敵対行為です。

 したがって、このような敵対行為は、友好国に対するものとしては異例であり、普通に考えれば、韓国政府は直ちに非を認め、日本に謝罪し、現場関係者を処分し、再発防止策を発表するのが筋です。しかし、なんと、韓国政府は非を認めるどころか、我が国の防衛省自衛隊が公表した事実関係を否定し、その上空自P-1の行動を「威嚇的な低空接近飛行」だとして非難し、謝罪を求めたのです。韓国側の主張には多くの矛盾と混乱が見られ、看過できません。以下、できる限り客観的に検証しておきたいと思います。

 第一に、韓国政府の最初の説明は、「駆逐艦は遭難した北の船舶を迅速に見つけるためFCレーダーを含むすべてのレーダーを稼働させ、その結果、近くの上空を飛行していた日本の海上哨戒機に照射された」というもので、じつはFCレーダーの照射を認めていました。しかし、その後、韓国政府の説明は一変し、FCレーダー照射の事実を否定。非公開の日韓軍事当局者協議でも埒が明かないことに業を煮やした防衛省が、レーダー照射を受けたP-1哨戒機内の緊迫したやり取りを映像と共に公開すると、今度は、駆逐艦は別の射撃指揮レーダーを稼働させていたのであって日本側の主張するFCレーダーは作動させていないと主張。しかし、この主張は、結局12月25日の防衛省発表で覆されることとなりました。これに対し、年明けの1月4日、韓国政府はP-1の威嚇的な接近飛行を映像公開でアピールしてFCレーダー照射を正当化しようとしましたが、あまり説得力は感じられませんでした。

 いずれにしても、①韓国政府の説明は二転三転している上、②防衛省発表によればP-1哨戒機は高度150m、距離500mの国際ルールを遵守しており、③いかなる理由であれFCレーダー照射はCUESという韓国も署名している国際軍事ルールに違反し、④韓国駆逐艦がP-1からの再三の無線問い合わせに対し沈黙を貫いた事実などに鑑み、日本側に一点の非もないことは明らかです。これ以上否認し続ければ、韓国は日本のみならず国際社会の信頼を失墜させてしまうでしょう。隣国の政治家として、むしろそのことを憂えます。(本稿1/9執筆時点での情報に基づく) 

 (衆議院議員 長島昭久)

つけま、アイプチの「平成ギャル」はもういない? これからの若者文化を担う「ギャル2.0」

2019.01.02 Vol.Web Original

「平成」が終わる今年、平成の歴史や変化を振り返ることが多い。さまざまな分野でこの動きが目立つが、そのひとつが「ギャル」の存在だろう。平成前半を象徴とするものの一つとして、大流行。忘れがたいブームの一つだ。

【FRONT LINE in 韓国】韓国の女の子たちに大人気のブランド「rolarola」(2)

2018.11.24 Vol.Web Original

世界中どこでもファッション&ビューティにみんなが夢中。今はインスタで地球の裏側のトレンドだって、1タップでチェックできるけど、やっぱり現地にいって自分の肌で感じるものこそが本物の最先端、トレンド!【FRONT LINE】では、モデル、DJ、コラムニストとしても活躍する、一木美里が現地に飛び、最前線をリポート。世界からファッション&ビューティのリアルなトレンドを発信します。第1弾は、韓国! K-POP、K-Beautyと世界から注目を集める韓国のファッション最前線をリポートします!

第2回の今回は、韓国の女の子たちに大人気のブランドのrolarola(ロラロラ)の続編です。

【FRONT LINE in 韓国】韓国の女の子たちに大人気のブランド「rolarola」

2018.11.17 Vol.Web Original

 世界中どこでもファッション&ビューティにみんなが夢中。今はインスタで地球の裏側のトレンドだって、1タップでチェックできるけど、やっぱり現地にいって自分の肌で感じるものこそが本物の最先端、トレンド! 【FRONT LINE】は、モデル、DJ、コラムニストとしても活躍する、一木美里が現地に飛び、最前線をリポート。世界からファッション&ビューティのリアルなトレンドを発信します。

 第1弾は、韓国! K-POP、K-Beautyと世界から注目を集める韓国のファッション最前線をリポートします! 初回は、韓国の女の子たちに大人気のブランドのrolarola(ロラロラ)です。

大谷亮平が初めてのライフストーリー本「本当の部分を楽しんで」

2018.10.08 Vol.Web Original



 連続テレビ小説『まんぷく』に出演中の大谷亮平がライフストーリーブック『日本人俳優』(TAC出版)を発売、7日、都内で発売記念イベントを行った。

 イベント前に取材に対応した大谷は、「自分に関していろいろ書いていただいた本というのは人生で初めて。韓国で芸能生活をしていてもそういうことはなかった。インタビューを重ねていただいて、いろいろ詳しくお話をしながら、時間をかけて作った本なので感慨深い」と、話した。

『日本人俳優』というタイトルは「正直にいうと(笑)……出版社と会社の人が話し合って。僕は、どうだって聞かれました」と本人。「僕のことを知らない人は何だこれと思うかもしれないですけど、いろんなルーツがあって意味があるんだよという意味では興味が沸くんじゃないかと。自分に合った面白い題名だと思いますね」。

手をつないで韓国入り

2018.05.12 Vol.706

 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による南北首脳会談が4月27日に行われた。南北首脳会談は10年ぶり3回目。軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で行われた会談で金氏は「完全な非核化」を通じて「核のない朝鮮半島を実現する共同の目標を確認した」とする「板門店宣言」に署名した。ただし非核化の具体的な行程については言及しなかった。

万景峰号入港に韓国で反対デモ

2018.02.09 Vol.703

 平昌五輪に合わせ、競技会場がある韓国・江陵とソウルで公演を行う北朝鮮の芸術団「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」員らを乗せた貨客船「万景峰92」が2月6日、江陵に隣接する東海(トンヘ)の港に到着した。韓国は北朝鮮船舶の自国入港を独自制裁で禁じているが、「五輪を成功させるための例外措置」として入港を認めた。

 埠頭(ふとう)周辺は国内外の報道機関や近隣住民に加え、反北団体が動員し、大型バス数台に分乗して現地入りした入港に反対する人たちであふれた。団体側は韓国旗を掲げて「アカ(共産主義者)は自分の国に帰れ」「『平壌』オリンピックは認めない」などとシュプレヒコールを繰り返し、顔にバツ印をつけた金正恩朝鮮労働党委員長の写真を燃やしたり、踏みつけたりした。

壮大な歴史エンターテインメント超大作『テバク〜運命の瞬間〜』

2017.04.24 Vol.689

 チャン・グンソクの3年ぶりのドラマ出演となる「テバク〜運命の瞬間(とき)〜」のブルーレイ&DVDが順次リリースされる。放送前から大きな注目を集めていた同作は、多くの時代劇ファンをとりこにした史実とフィクションが絡み合う歴史エンターテインメント大作。本格的なアクションに加え、チャン・グンソクの王子として生まれながら数奇な運命をたどり、底辺から這い上がる男になり切った渾身の演技は見ごたえたっぷり。

 

韓国の朴前大統領を逮捕

2017.04.07 Vol.688

2017.3.24〜2017.4.6〈NEWS HEADLINE〉PHOTO OF THE WEEK

デンマークで崔被告の娘拘束

2017.01.06 Vol.681

 韓国の朴槿恵大統領の友人、崔順実被告の国政介入事件を政府から独立して捜査する「特別検察官」(特検)は2日、崔被告の娘で有名女子大に不正入学したとされ、指名手配中の鄭(チョン)ユラ氏(20)が、デンマークで不法滞在の疑いで現地警察に拘束されたことを明らかにした。

 また3日には朴大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所で第1回弁論が開かれたが、朴氏本人は出廷せず、約9分間で閉廷した。

崔被告が初公判で全面否認

2016.12.23 Vol.681

 韓国の朴槿恵大統領の友人で女性実業家、崔順実被告の国政介入事件で、大企業に出資を強要したなどとして、職権乱用罪などに問われた崔被告や前大統領府首席秘書官らに対する実質的な初公判となる公判準備手続きが19日、ソウル中央地裁で行われた。出廷した崔被告は起訴事実を全面的に否認し、朴氏と「共謀した事実はない」とした。

 朴氏については9日には野党が弾劾訴追案を提出。国会で可決され、職務停止となっている。

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