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山本アーセンと対戦の伊藤裕樹が「瞬殺です。おいしいところは全部僕がいただく」【RIZIN.42】

2023.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが5月4日、都内で開催された。

 山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)と対戦する伊藤裕樹(ネックス)が「瞬殺です」と圧勝宣言を放った。

 伊藤は昨年8月から開幕した「DEEPフライ級GP」で準決勝まで勝ち上がった強豪。戦績は17戦13勝4敗で、RIZINでは杉山廣平、中村優作、宮城友一に3連続TKO勝ちを収めている。

 アーセンは2015年にMMAルールでのRIZIN参戦が電撃決定。いきなりヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーと対戦し、敗れはしたものの、美憂、山本“KID”徳郁といった山本家の非凡な血を感じさせた。しかしその後は強豪との戦いが続いたこともあり、思うような結果はあげられず。戦績は8戦3勝5敗。ケガもあり長期欠場を余儀なくされるなどここ数年は不遇な時代が続いていた。

山本アーセン「自分の欲しいものがあの人を倒さないと手に入らない。恨みはないけどぶっ潰させてもらう」【RIZIN.42】

2023.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが5月4日、都内で開催された。

 フライ級に階級を下げ、約2年9カ月ぶりの参戦となる山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)が「自分の欲しいものが、あの人を倒さないと手に入らない。恨みはないけどぶっ潰させてもらう」と勝利への貪欲な姿勢を見せた。

 アーセンは2015年にMMAルールでのRIZIN参戦が電撃決定。いきなりヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーと対戦し、敗れはしたものの、美憂、山本“KID”徳郁といった山本家の非凡な血を感じさせた。しかしその後は強豪との戦いが続いたこともあり、思うような結果はあげられず。戦績は8戦3勝5敗。ケガもあり長期欠場を余儀なくされるなどここ数年は不遇な時代が続いていた。

 アーセンは伊藤裕樹(ネックス)と対戦。伊藤は昨年8月から開幕した「DEEPフライ級GP」で準決勝まで勝ち上がった強豪。戦績は17戦13勝4敗で、RIZINでは杉山廣平、中村優作、宮城友一に3連続TKO勝ちを収めている。
 
 今回、フライ級に階級を下げての試合となるアーセンにとって伊藤のキャリアはおいしいもの。伊藤については「(印象は)全くない。相手のインフォメーションを頭の中に入れていない。ただ、共通の友達がいる。気持ちが強いってことと、目を見てあの人はすごいいい人だと思ったから、リスペクト込めて(戦う)。自分の欲しいものはあの人を倒さないと手に入らないし、恨みはないけどぶっ潰させてもらうし、試合が終わったら仲良くしようぜ、みたいな感じ」と語った。

山本アーセンが約2年9カ月ぶりの参戦。榊原CEOが「ラストチャンス」といきなり正念場【RIZIN.42】

2023.03.06 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の第1弾カード発表会見が3月6日、都内で開催された。山本美憂の息子である山本アーセン(KRAZY BEE / SPIKE22)が約2年9カ月ぶりの参戦を果たすこととなった。

 アーセンは2015年にMMAルールでのRIZIN参戦が電撃決定。いきなりヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーと対戦し、敗れはしたものの、美憂、山本“KID”徳郁といった山本家の非凡な血を感じさせた。しかしその後は強豪との戦いが続いたこともあり、思うような結果はあげられず。ケガもあり長期欠場を余儀なくされるなどここ数年は不遇な時代が続いていた。今回はフライ級での再スタートとなる。

 この日の会見では美憂が同大会で引退試合に臨むことが発表され、アーセンとしては何としても勝利で美憂の引退に花を添えたいところだが、RIZINが用意した相手はDEEPフライ級GPで準決勝まで進んだ伊藤裕樹(ネックスイチムエ)。RIZINでも2戦2勝と、榊原信行CEOが「アーセンに勝たせるカードではない」とあえて言うまでもない強豪だ。

RIZINが半年ぶりの開催。第1試合で加藤ケンジがアーセンを1RKO【RIZIN.22】

2020.08.09 Vol.Web Original

新型コロナで3大会を中止も横浜2連戦にこぎつける

 新型コロナウイルスの影響で約半年ぶりとなる「RIZIN.22 – STARTING OVER -」が8月9日、神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。

 RIZINは2月に静岡・浜松で2020年をスタート。4月に横浜アリーナでの大会を予定していたが、新型コロナの感染拡大予防による緊急事態宣言などがあり、開催を中止。計画していた仙台大会と大阪大会と合わせて3大会が中止となっていた。

 当初は「真夏のメガイベント」の開催も目論んだが、新型コロナに収束の兆しはなく断念。7月にぴあアリーナMM2連戦を発表した。

「STARTING OVER」とテーマづけられたこの日の大会の第1試合を務めたのは山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)と加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)。

 アーセンは2015年に旗揚げされたRIZINで総合格闘技デビューを果たした、いわばRIZINの申し子。仕切り直しの第1試合に最もふさわしい選手。現在は海外に拠点を置いており、今大会唯一の海外から渡航しての参戦選手となる。

 対する加藤は2月の浜松大会でのRIZIN初参戦こそ金太郎のスリーパーホールドに一本負けを喫したが、これまで主戦場としてきたDEEP、修斗では得意な打撃でKOの山を築いてきた強豪。

美憂がカンナに判定勝ち。アーセンと初の親子そろい踏み【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

急成長したMMA力を披露
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が対戦。21歳と44歳という年齢差がクローズアップされた試合となったが美憂が3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、浅倉の右ローを美憂がキャッチしてテイクダウンを狙うが、浅倉はコーナーに逃げ、テイクダウンは免れる。浅倉はまたもローを繰り出すが、そこに美憂が右のパンチを合わせる。

 今度は美憂のフックをかわして浅倉がカウンターのタックル。美憂はがぶりこらえるが、浅倉がテイクダウンを取り切り、上を取る。しかし美憂はすぐにポジションを入れ替え、立ち上がる。浅倉はすぐにタックルにいくが、ここでも美憂はコーナーを背にこらえる。

 浅倉は右差しから引きずり倒そうとするが、こらえる美憂。離れて打撃の攻防となるが、ともに決め手を欠き、1Rは終了。

 2R、浅倉のローに美憂がパンチを合わせる。浅倉がフェイントからタックルに行くが、美憂は倒れない。組み合いからヒザを放ちあう2人。

 離れて打撃の攻防となり、センターを取った美憂の周りを回りながらチャンスをうかがう浅倉。浅倉がタックルに行こうとするとパンチを合わせる美憂。浅倉がローからタックルに行くが、美憂はがぶってつぶすとコーナー際で上を取る。

 立ち上がろうとする浅倉に、美憂がバックからパンチの連打。浅倉は立ち上がるがバックをキープされたままで、なおもパンチを食らってしまう。しかしコーナーを背に正対した浅倉は首投げてグラウンドに持ち込み美憂の右腕を取りに行くがゴング。

宮田和幸が引退試合でアーセンに一本勝ち【12・31 RIZIN.14】

2019.01.01 Vol.Web Original

ゴングと同時に両者が飛びヒザ
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ」で宮田和幸と山本アーセンが対戦。宮田が2R3分23秒、アームロックで勝利を収めた。

 宮田はかつてアーセンの叔父である山本“KID”徳郁選手と対戦し、ゴング直後の飛びヒザで4秒KO負けを喫するという過去がある。今回はゴングと同時に両者が飛びヒザを仕掛け、ここからスタートした。アーセンは着地後、組み付くと投げてテイクダウン。上のポジションを取るが宮田は下からの三角絞めを狙う。アーセンは持ち上げて投げ捨て脱出を図るが、宮田は三角絞めは外れても逃さず、続けて三角絞めを狙う。再度、持ち上げ投げ捨てるアーセン。そして上のポジションをキープするが、宮田は下から左腕を取り、アームロックで体勢を入れ替え、ストレートアームバーを狙うが、アーセンは腕を足でフックしてしのぐ。

 2Rはアーセンがパンチでテイクダウンを奪うが、宮田は下からアーセンをコントロール。脱出を図るアーセンだが宮田は下からアーセンの右腕を絞り上げアームロックにとらえ、そのまま裏返し上の体勢になり、なおも締め上げるとアーセンはたまらずタップした。

KIDメモリアル戦にアーセン「セコンドに絶対にノリさんはいる」【12・31 RIZIN.14】

2018.12.29 Vol.Web Original

アーセン「宮田さんの引退試合なので宮田さんが納得するような相手になれたら」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、東京都内で開催された。

「宮田和幸引退試合& 山本“ KID” 徳郁メモリアルマッチ」に出場する山本アーセンは「コンディションはばっちり。モチベーションもコンディションも今ピークに達している。下は向かないでいつも上を向いているんで、いい感じだと思う」と絶好調をアピールした。

 試合については「何が起きても対応できるように練習して来た。どう転ぶかは神様しか知らないけど、自分の中でプランはあるのでそれを見せられたらいい」などと話した。

 相手の宮田については「もちろん尊敬しています。大先輩ですし、すごい人なんで、リスペクトを持っている」とし宮田とKIDさんの試合については「参考にはならないけど何回も見てしまいます。宮田さんの引退試合なので宮田さんが納得するような相手になれたら」という。

 またKIDさんのメモリアルマッチということについては「タイトルつけてもらって感謝してるけど、自分の試合なんで気にしていない。メモリアルっていっても体がなくなっただけで、セコンドに絶対にノリさんはいると思うのでメモリアルということは気にしていないです」と話した。

復帰戦の矢地祐介に髙田延彦がまさかの断髪のススメ【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

来年開催の「ライト級GP」に向け壮絶サバイバルマッチがマッチメイク
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 会見の冒頭、榊原信行RIZIN実行委員長が来年、ライト級GPを開催することを発表。それに伴い、今大会ではGP出場をかけた選考試合の意味合いを持つカードが3試合がマッチメークされた。

 8月の名古屋大会でRIZIN初黒星を喫した矢地祐介が復帰戦で元UFCファイターのジョニー・ケースと対戦する。

 矢地は「前回の8月大会は派手に負けてしまったので、大晦日はしっかり勝って、いい再スタートを切りたい。相手のケース選手はUFCファイターでそれなりに実績を残していて、世界の標準選手なのかなと思う。来年はグランプリも開催されるということで、しっかりここで勝って、グランプリに出場して、世界の強豪と戦いたい」などと話した。

浅倉カンナvs浜崎朱加、宮田和幸vs山本アーセンが決定【12・31 RIZIN.14】

2018.11.22 Vol.Web Original

スーパーアトム級初代王者の座をかけて対戦
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月22日、「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード2試合を発表した。

 昨年行われた「女子スーパーアトム級トーナメント」の覇者・浅倉カンナと元Invictaアトム級王者の浜崎朱加が対戦する。

 この対戦はスーパーアトム級のベルトを制定し、その初代女王の座をかけた一戦となる。

 浅倉はRIZIN初出場となった2016年のアリーシャ・ガルシア戦こそ敗れたものの、翌年4月大会で初勝利。10月大会から行われたトーナメントでは大晦日の決勝でRENAを破り、見事優勝。今年7月にはRENAとの再戦にも勝利を収め、名実ともにRIZIN女子アトム級の頂点に立った。

 浜崎は今年5月にRIZIN初参戦。初戦こそ判定勝利に終わったが、9月大会ではDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈との王者対決に臨み、アームロックで1R一本勝ちと本来の実力を見せつけた。

 参戦当初は「誰とでも戦う」という姿勢だったのだが、黒部戦以降は「浅倉戦の準備はできている」と対戦をアピールしていた。

宇野薫がKIDさんとの思い出語る「僕は彼にあこがれていたんだと思う」

2018.11.04 Vol.Web Original

2005年にHERO’Sで対戦「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ」
 9月18日に逝去した総合格闘家の山本“KID”徳郁選手の「お別れの会」が11月4日、都内の青山葬儀場で行われ、多くの格闘家がKIDさんに別れを告げるため足を運んだ。

 2005年にHERO’Sで対戦経験のある宇野薫はKIDさんの訃報を聞いた時に「言葉が出なかった」と話した。

 その対戦については「試合中に楽しくなったのはあの試合だけ。試合中、彼の打撃が怖かった。その中で自分がトレーニングしてきたボクシングテクニックをうまく出せた。パンチが当たらなかったことに対してのうれしさもありながら、怖さとのぎりぎりの瀬戸際。それが逆に楽しくなってきた」などと振り返った。

 そして「楽しい時期を一緒に過ごさせてもらった。彼のお陰で楽しかった。僕は彼にあこがれていたんだと思う。ファイトスタイルもそうだし、期待に応えられるというところにあこがれていた。交流的なものは現役生活が終わったらしたいとは思っていたが、それはかなわなかった」と悔やんだ。

 最後に改めて「KID選手にはありがとうというお礼の言葉しかない。僕はもうちょっと、彼の分とは言わないまでも、まだやらせてもらえるんで、挑戦していきたい」と話した。

KIDさんお別れ会で魔裟斗が「お疲れ様でした。KID、今までありがとう」

2018.11.04 Vol.Web Original

「KRAZY BEE」選手代表の矢地祐介は最後は涙をこらえきれず
 9月18日に逝去した総合格闘家の山本“KID”徳郁選手の「お別れの会」が11月4日、都内の青山葬儀場で行われた。

 会にはゆかりの格闘家はもとよりスポーツ選手、アーティストら多くの参加者が訪れ、故人をしのんだ。

 弔辞では父親の山本郁榮氏が、「姉の美憂が幼いころに怒られてベランダに出された時に“お姉ちゃんを許してください”と懇願し、“ダメなら僕も一緒に出ます”とベランダへ出た思い出があります」などと幼いころのエピソードを語った。

 所属ジム「KRAZY BEE」の選手代表として弔辞を送った矢地祐介は15歳で前身である「KILLER BEE」に入会した時にKIDさんに「頑張れよ、いっぱい練習して強くなれよ」と声をかけてもらったこと。それからずっとKIDさんを追いかけてきたこと。そして今では大きな舞台で活躍するようになり、KIDさんとジムに恩返ししていこうと思った矢先の訃報に悔しい気持ちであることなどを語った。最後は嗚咽を漏らしながら「そっちに行った時には、またいろんなアドバイス、いろんなテクニックを教えてください」と声を振り絞った。

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