SearchSearch

ONEのチャトリCEOが「格闘技界の大谷翔平」「ストライカーとしてはパウンドフォーパウンド」と武尊を評価

2023.05.09 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月9日、都内で会見を開き、「ONE Championship」と独占複数試合の契約を結んだことを発表した。

 ONEとの契約についてはチャトリ・シットヨートンCEOが4月下旬に自身のFacebookで発表しており、正式発表が待たれていた。

 会見には途中からチャトリ氏も参加。チャトリ氏は武尊との契約について「武尊選手がONEと契約を結んだこの瞬間こそ、格闘技、日本最大の出来事だと私は信じている。魔裟斗選手も天心選手も日本の中で戦っていた日本の王者。例えていえば、日本のプロ野球でしかプレーしていないプロ野球選手と同じ。大谷翔平選手は日本を飛び出し、メジャーリーグという大舞台で努力を続け、世界で最高のポジションを獲得した選手。そしてその栄光を日本に持ち帰ったという実績がある。武尊選手は今まさに格闘技において、その大きな偉業を成し遂げようとしている。これから難しい、とても強い対戦相手と戦っていくことになると思うが、彼は格闘技界の大谷翔平になるためにこれから日本を飛び出し大きな一歩を踏み出すことになる。皆さん、武尊選手を応援してください」とメジャーリーグで活躍する大谷翔平の名を挙げ、今後の武尊の活躍に期待をかけた。

 この大谷翔平発言については武尊は会見の最後に「大谷翔平のようにではなく、世界の武尊になれるようにやっていく」と“世界の武尊”を目指すとした。

ロッタンがヒジ一発でタバレスをKO。解説の武尊「強いし試合が面白い」【ONE】

2023.05.06 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者の武尊が5月6日、ABEMAで「ONE Fight Night 10:Johnson vs. Moraes 3」(5月6日、米コロラド州/1stBank Center)のゲスト解説を務めた。

 武尊は後半3試合に組まれたフライ級世界タイトルマッチ3連戦を解説。コーメインでは武尊が対戦を希望しているONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノンがエドガー・タバレスを相手に5度目の防衛戦を行った。

 試合開始前、武尊はロッタンについて「試合内容が面白いのと気持ちの強いファイター。相手にやられたら何倍返しにするファイター。僕も同じようなスタイルなので噛み合うと思っていた。いつかやりたいと思っていた」と語った。ロッタンと対戦したい理由については「感情を出して戦ってくれる選手は好き。僕が笑顔で笑っている試合は相手も感情を出して戦ってくれる選手が多い。無表情で淡々と戦う選手は嫌」とそのファイトスタイルを挙げた。

 ONEと契約したことを先日、チャトリ・シットヨートンCEOが自身のFacebookで発表しているのだが、ONEについては「70kgは世界最強の選手が集まっている。総合の選手、キックキック選の選手、ムエタイの選手とかいろいろな選手が集まっている。僕はK-1でやってきたという自負、K-1王者が世界最強という自負もあるので、そういう大会で僕が結果を残すことでK-1の強さをアピールできると思うし、日本の格闘技界の強さも見せられると思うので、早く参戦したい」と語った。

武尊が青木真也とのスパーを回想「“武尊君はプロレスを分かっているよ”って言われました」

2023.05.02 Vol.Web Original

 6月にフランスで復帰戦を行うK-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月2日、米国での出稽古の成果を語った。

 武尊は4月に試合前恒例の米合宿を行ってきたのだが「今回はいつもよりも実戦を多めにした。次の選手が外国人選手ということもあったし、体が自分より大きいということもあったので、そういう相手とスパーリングを多めにやってきた。(パワー対策は)これからそこを詰めていくが、すごくいい練習になった」と振り返った。

 現地では総合格闘家の青木真也とスパーリングをしたことをSNSなどで報告しているのだが、青木とのスパーで得られたものについては「青木選手とやったのはABEMAの企画だったんですが。やったことのないタイプの選手だし、次の試合に向けてというよりかはいい経験になりました。いろいろと技術交換をさせてもらいました」と語った。

 またリング外では「すごくいっぱい褒めていただきました(笑)。“プロレスだよ。武尊君はプロレスを分かっているよ”って言われました(笑)。特にプロレス談義をしたわけではないんですが。その詳細はABEMAで」とのことだった。

武尊がロッタン戦を解説「戦う時のためにいろいろ見て、勉強しようかなと思う」【ONE】

2023.05.02 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者で「ABEMA」専属PPVファイターの武尊が「ONE Fight Night 10:Johnson vs. Moraes 3」(5月6日、米コロラド州/1stBank Center)のゲスト解説を務めることが5月2日に発表された。

 同大会は6日朝8時からABEMAで生中継され、メインイベントではONEフライ級世界王者デメトリアス・ジョンソンにアドリアーノ・モラレスに挑戦。コーメインイベントでは武尊が対戦を希望しているONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノンがエドガー・タバレスを相手にした防衛戦とONEフライ級サブミッション・グラップリング世界王者のマイキー・ムスメシがオサマ・マルワーイ相手にした防衛戦が行われる。武尊はこのフライ級世界タイトルマッチ3連戦を解説する。

 武尊はこの日、SHIMAUMA BURGERとのコラボによる「武尊 EXCITING PROJECT」キャンペーンのイベントに参加。その後の取材で「ロッタン選手はやりたい選手の一人だし、その試合を映像では見たことはあるんですが、リアルタイムで見るのは初めてなので楽しみです。戦う時のためにいろいろ見て、勉強しようかなと思っています」と語った。

ONEのチャトリ氏が契約をポロリも武尊は「今はとにかくフランスでの試合に全集中」

2023.05.02 Vol.Web Original

 6月にフランスで復帰戦を行うK-1史上初の三階級制覇王者・武尊が5月2日、改めて復帰戦への思いを語った。

 武尊は3月29日に会見を行い「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)を相手に空位となっているISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチで対戦することを発表した。この一戦は昨年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で那須川天心に敗れて以来、約1年ぶりの復帰戦となる。

 そんな中、ONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートンCEOが武尊と複数試合の契約を締結したことを自身のFacebookで発表。ONEには武尊が対戦を望むロッタン・ジットムアンノンがいることから、チャトリ氏の発表に注目が集まっていた。

武尊「次の夢は格闘技ワールドカップ。これからは日本格闘技界の代表として戦う」

2023.03.29 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊がついに再始動を果たす。武尊は3月29日、都内で会見を開き、「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)とISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチで対戦することを発表した。

 武尊は昨年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で那須川天心との世紀の一戦を実現させるも、無念の判定負け。8日後の27日に会見を開き、現役続行を前提とした「休養」を発表。8月に右ヒザの手術を受けるなど心身の回復に努める一方で海外に出向いて練習を行うなど復帰に向けて着々と準備を進めていた。

 この日の会見は2部制で行われ、第1部では武尊とABEMAの新契約が発表された。ABEMAは武尊の試合や大会、イベントを独占で配信する権利を獲得。今後、AbemaのPPVで生中継する場合は、1試合の最低報酬1億円。さらに視聴チケットの売り上げに応じた追加報酬も支払われるという破格の契約。フランスでの試合も「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継する。

 試合後の囲み取材では今回の試合について「“対世界”というのが一番のテーマかなと思う。今、日本ではこうやって武尊という名前を知ってもらっているが世界ではまだまだ。僕が海外で試合することによって、日本の格闘技界を知ってもらうことにもなると思うし、K-1は辞めたが今もK-1ファイターの気持ちで戦っているし、世界にK-1や日本の格闘技をアピールできるような試合をしたい」と語った。昨年秋にK-1との契約を終了した後、初の試合となるのだが「K-1にいたときはK-1代表としていう感じだったが、今は日本格闘技界の代表として、という気持ちなので背負うものは大きくしているつもり。“僕が試合で日本の格闘技界のすごさをアピールする”と言っている分、変な試合をすると“日本の格闘技界はこんなもんか”と思われてしまうのでプレッシャーはあるが、そういうプレッシャーが大きいほうが気合も入る。いい意味で大きいプレッシャーを背負って戦いたいと思う」とこれからはより大きなものを背負って戦うことになることもあってか、その言葉と表情には充実感が漂う。

武尊が6月24日にパリで復帰戦。ベイリー・サグデンとのISKAタイトルマッチは「世界に日本の格闘技界のすごさを見せる試合にしたい」

2023.03.29 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊が6月24日にフランスで復帰戦を行うことが3月29日に発表された。

 武尊はこの日、都内で会見し、「Impact in Paris」(6月24日、フランス・パリ/ゼニスアリーナ)でベイリー・サグデン(イギリス/Suggys Gym)と対戦することを発表した。この一戦は空位となっているISKAのK-1ルール61kgのタイトルマッチとして行われる。

 武尊は昨年6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で那須川天心との世紀の一戦を実現させるも、無念の判定負け。かねてから「負けたら引退」と口にしていたことからその去就が注目される中、8日後の27日に会見を開き、現役続行を前提とした「休養」を発表。8月に右ヒザの手術を受けるなど心身の回復に努める一方で海外に出向いて練習を行うなど復帰に向けて着々と準備を進めていた。11月1日には10月31日をもってK-1と所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTとの契約解除を発表。イベント等では復帰戦に向けて言及する場面もあり、正式発表が待たれていた。

武尊がABEMAと独占契約で日本初の“PPVファイター”誕生。1試合の最低報酬1億円+売り上げに応じた追加報酬

2023.03.29 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊とABEMAが3月29日、都内で会見を開き、両者が新契約を結んだことを発表した。

 ABEMAは武尊の試合や大会、イベントを独占で配信する権利を獲得。今後、AbemaのPPVで生中継する場合は、1試合の最低報酬1億円。さらに視聴チケットの売り上げに応じた追加報酬も支払われる。出場する団体からのファイトマネーとは別のものとなる。

 ABEMAの格闘エグゼクティブプロデューサーを務める北野雄司氏は「日本のスポーツ史上初めてとなる配信プラットフォームとのPPV契約。モデルケースとしてアスリート、他の格闘家の皆様ともこういった取り組みを増やしていきたい」などと語った。

 武尊も「この契約というのは現役を続けていくうえですごいモチベーションにもなりますし、PPVというビジネスという形が海外では浸透しているが日本やアジアではまだ浸透していない部分があったり、それによってもっと発展できるような業界がまだ発展できていない。僕が今回モデルケースとして第一弾で契約していただいた。日本で頑張っている選手や、これからいろいろなプロを目指す選手の未来につながり業界が発展していくモデルとしてこれからもっと活躍して、(他の選手も)PPVでこういう契約をしてもらって、もっといい結果が残していけるよう、僕が先頭で引っ張っていけたらいい。本当にありがたい契約です」などと語った。

1・1ノアと1・4新日を観戦した武尊が「プロレスから学ぶことはたくさんある」

2023.01.16 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者で実はプロレスファンの武尊が1月16日、「プロレスから学ぶことはたくさんある」などと語った。

 武尊は1月1日のノア日本武道館大会には生中継したABEMAのゲストとして、1月4日の新日本プロレスの東京ドーム大会には1ファンとして足を運んだ。

 1・4大会については「すごかった。東京ドームにプロレスを見に行くのは初めてで、K-1とか格闘技界はああいう演出を入れていったほうがいいのになと思いました。華やかになるし、試合も盛り上がる」などと目を輝かせた。

 そして「オープニングの第1試合から見に行ったんですが、長いけど飽きない興行でした。途中に演出とかストーリーとかがちゃんとあるからずっと見ていられる。そういうところを格闘技界ももっと真似したほうがいいなと思うところもあったし、勉強になる部分がすごくありました」と話したうえで「格闘技を見に来る人の中には格闘技を本当に好きで来る人もいれば、そんなに知らないけど僕をテレビで知って見に来たという人たちもいる。そういう人たちはあまり格闘技を知らないから、ただ試合を見ているだけだったら感情移入できなかったり、面白く思えない人もいるかもしれないが、ああいう煽りVとか演出とかがあれば“ああ、こういうストーリーがあるのか”とかコンサートに来ているような感覚で楽しく、興奮してもらえるということもあると思う。そういうところはプロレスから学ぶことはたくさんあると思いました」などと語るように、自らの復帰戦についても生かせる部分もあるのでは?という視線でも見ていたよう。

武尊 復帰戦見据え来月米国合宿へ。試合は「暖かくなるころには」

2023.01.16 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が1月16日、注目される復帰戦の時期について「暖かくなるころには」などと明かした。

 武尊はこの日、「楽天カード 新デザインカード発表記者会見」にモデルのゆうちゃみこと古川優奈とともに出席。武尊のファイティングポーズを中央に置きパンチやキックをイメージしたデザインの「楽天カード 武尊デザイン」がお披露目された。

 会見では2023年の意気込みを問われた際に「去年の試合に負けてしまったので、勝つ姿を応援してくれている人たちに見せたいという思いで毎日トレーニングしている。年内には復帰戦もできそうなので、そこで最高の勝ち方で勝つ姿をみんなに見てもらえれば」と語った。

武尊が極貧時代の思い出語る「カードで19円のもやしを買った」

2023.01.16 Vol.Web Original

「楽天カード 武尊デザイン」がお披露目

 K-1 WORLD GP 世界3階級制覇王者の武尊が1月16日、下積み時代の極貧生活を明かした。

 武尊はこの日、「楽天カード 新デザインカード発表記者会見」にモデルのゆうちゃみこと古川優奈とともに出席。武尊のファイティングポーズを中央に置きパンチやキックをイメージしたデザインの「楽天カード 武尊デザイン」がお披露目された。

 現在はほとんど現金を持ち歩くことはなくクレジットカードを利用する機会が多いという武尊だが、カードを持ち始めた当時のことを「18歳で東京に出てきて、バイトをするようになって初めてクレジットカードを持ったと思うんですよ。その時は本当にお金がなかったのでほとんど使っていなかったかもしれません。スーパーの買い物とかくらい。そのころは19円のもやしを主食にして生きていたので、ポイントがたまるというので、もやしを買うときにカードを使った記憶があります」と振り返った。

 この極貧生活時代のことをもう少し掘り下げると「まだデビューする前かな? 二十歳でデビューしているので、それまでの2年くらいは極貧生活。カードだと使った額が分かるじゃないですか。月の食費にいくら使っているか見たら、8000~9000円だった。1カ月を8000~9000円で生きていたのかと考えるとなかなか節約がうまいなって思います(笑)」とのこと。

Copyrighted Image