シュートボクシング『Girls S-cup』が7月7日に開催

2016.06.06 Vol.667
 シュートボクシング(SB)の年間シリーズ第3弾『SHOOT BOXING 2016 act.3』(6月5日、東京・後楽園ホール)で、7月7日に女子選手だけの大会『Girls S-cup』(東京・豊洲PIT)を開催することを発表した。  SB女子世界フライ級王者・RENAの初防衛戦。MIOが出場する「48kgアジア王者決定トーナメント」が行われる。  リングに上がったRENAは「世界フライ級の防衛戦があります。絶対に誰にも譲りたくないベルトなんですが、私はそれで終わりたくない。シーザー会長、男子選手もいる大会でのメーンの争奪戦の私も交ぜてください」と直訴。「ここでメーンをさせていただけるように、7月7日は絶対にKOして、そのパワーでここまで上り詰めるので、みなさん応援よろしくお願いします」と挨拶。  シーザージムに移籍することとなったMIOは「新たな夢に向かってシーザージムに移籍することになりました。ここまで育ててくれた及川道場への感謝を忘れず、SB、女子格闘技をさらに盛り上げていけるように頑張ります」と挨拶した。  大会の詳細については後日会見が行われる。

4・17「RIZIN.1」のグラップリングタッグに田村が出場

2016.04.09 Vol.664
「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)の対戦カードが続々と発表されている。  1日にはXとされていた「グラップリングダブルバウト」で桜庭和志、所英男組と対戦するヴァンダレイ・シウバのパートナーが田村潔司(写真上)となることが発表された。  このカードが発表された時から榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と口にしていた。田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから発表が延ばされていたが、田村がその試合で顔面を骨折するケガを負ったことからその動向が注目されていたところだった。  会見に出席した田村は「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」とケガの状態を説明したが、「1〜2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661
 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。  12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。 「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。  シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。  スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

RIZIN 山本アーセンがベストバウト級のデビュー戦

2016.01.10 Vol.658
 年末に帰ってきた格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」(12月29、31日 さいたまスーパーアリーナ)は2日間で27試合が行われ、かつての大晦日をほうふつとさせるような盛り上がりを見せた。 「SARABAの宴」と銘打たれた29日は、かつての日本の格闘技界にけじめをつけるイベント、31日の「IZAの舞」は未来につなげるイベントと位置付けられた。  29日の第1試合には今大会で9年ぶりの現役復帰を果たした高阪剛が登場。かつてPRIDE、戦極、DREAMに参戦したジェームス・トンプソンと対戦。契約体重を12キロもオーバーしたトンプソンを相手に真っ向から打ち合い、2R1分58秒、TKO勝ちで戦いの場に戻ってきた。

12・31 RIZIN アーセンがクロン・グレイシーに惜敗もベストバウトの好勝負

2016.01.01 Vol.657
 格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」の「IZAの舞」が12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催された。  山本“KID”徳郁のおいで、母はレスリングの世界選手権で優勝経験を持つ山本美憂、祖父はミュンヘン五輪に出場した山本郁栄氏という山本アーセン。  ヒクソン・グレイシーの次男でグレイシー一族の正統継承者といわれるクロン・グレイシー。  グレイシー一族、山本一家とそれぞれ呼ばれる格闘技の遺伝子を持つ者同士の戦いとして注目を集めたクロン・グレイシーvs山本アーセンの一戦は1R4分57秒、三角絞めでクロンが一本勝ちを収めた。  レスリングでオリンピックを目指す山本は今回が総合格闘技(MMA)初挑戦。クロンもMMAは2戦目だが、“寝技世界一”を決める大会「アブダビ・コンバット」で優勝するなど、キャリアで勝る。  グラウンドでは分が悪いとみた山本は打撃で勝負。クロンにグラウンドに引き込ませない。しかし一日の長があるクロンは、ならばと飛びつき腕十字で一瞬のうちに腕を極める。会場中が「終わった…」と思ったが、山本は動いて脱出。会場が大きく沸いた。

年末に格闘技が帰ってきた!! RIZIN シュートボクシング世界女王 RENAインタビュー

2015.12.13 Vol.656
 まずオファーをもらった時の心境は? 「私はシュートボクシング(SB)の選手で立ち技の試合しかしたことがないのでMMA(総合格闘技)は昔から見られないくらい、怖いものという印象があったんです。だから全然“ないな”って思っていたので、いきなりお話をいただいて、戸惑いとびっくりと不安しかなかったですね」  怖かった? 「打撃は“ボン”って当たって倒れるだけなんですが、MMAは関節技で骨が折れる瞬間なんかが分かるじゃないですか。そういうのがちょっと怖かったんです」  かつて大晦日に格闘技イベントが地上波で放送されていたときもあまり見ていなかった? 「姉が好きだったのでテレビはついていたんですが、遠目から見てるといった感じ。入場のシーンは好きなので見ていましたけど」  大晦日のテレビ中継に女子格闘家が出るのは初めて。女子の格闘技を初めて見る人、何気なくチャンネルを回した人の中には「女子格闘家=RENA」というふうに認識する人も多いだろう。責任重大だ。 「いや〜どうなんでしょう(笑)。でも女子格闘技はいろいろな選手がいてすごく面白いので、火付け役というか私を入り口として女子格闘技をたくさんの人に知っていただければと思っています」  対戦相手はイタリアのキックボクサー、イリアーノ・ヴァレンティーノ。立ち技の攻防が試合の大半を占めそう? 「そうなるとは思いますね。でもみんなを驚かせたいという部分もあるので、飛びつき腕十字といった関節技にもトライしていきたいとは思っています」  SBでは2009年に「Girls S-cup日本トーナメント」に初優勝して以降、世界トーナメントを計3度制覇。ワンマッチでも4年間負けなしのまま、今年はSB世界女子フライ級王座に就いた。今回は強い相手を求めての参戦という側面もある。 「最近、4年間くらい負けてなくて、挑戦するということがなかなかなかったので、そのタイミングでオファーをいただけたのもすごく大きいですね」  今回は自分を成長させる糧となる? 「寝技はすごく楽しいです。体の使い方次第で、力を入れなくても人間をころっと転がせたりとか、そういうのがすごく面白い。今までしていなかった練習をやらせてもらっていて、体がボロボロになっているんですが、総合の練習はSBの試合に必ず生きてくるので、この試合が終わっても練習は続けようと思っています」  シュートボクサーたちはSBという競技に並々ならぬ愛情とプライドを持っている。RENAもそう。そういう感情はどこから生まれてくるのか? 「なんなんでしょうね。シーザー(武志)会長の人柄もそうですし、競技的にも本当に面白いと心から思えるのと…なんですかね、理由なんて考えたこともないくらい好きなんです。SBのベルトを巻いていることに対するプライドはすごく持っていますし、有名にしたいという気持ちは大きいです」  RIZINでは「SBの絶対王者」といわれるアンディ・サワーもMMAに初挑戦。そしてSBルールで行われる試合も組まれる。SBをアピールする大チャンスだ。 「『FUJIYAMA FIGHT CLUB』(フジテレビで金曜深夜に放送中)でも、私とサワー選手を結構出していただいているんですが、それだけでも周囲の目がずいぶん変わってきているように思えるので、試合になったらもっと目立つんじゃないかなって思います。そういうのも出場を決めたひとつの要因なので、ぜひ勝ちたいですね」  目標にしたい選手、スタイルなんかは? 「藤井惠さんと佐藤ルミナさんの試合は見ちゃいますね。あとはロンダ・ラウジー。この前負けちゃったのは衝撃でした」  藤井恵に佐藤ルミナといえば秒殺のイメージ? 「そうですね。かっこいいイメージが沸いてきますね(笑)」  大晦日はせっかく練習しているんだからMMAの技で決めたい? 「“打撃で勝負するしかないな”って思っていたんですが、“一本取りたいな”っていう気持ちがだんだん強くなってきました」  初めてRENAを見る人もたくさんいる。どんなところに注目すればいい? 「入場は笑顔でルンルンで楽しんでいるので、そこは一緒に楽しんでいただければ。でもリングに上がったら顔つきも変わると思うので、そういう女子にしかない華やかさからのギャップを見てほしい。もちろん試合が始まったら、その内容も! 絶対にKOか一本で勝ちますから!!」 (本紙・本吉英人)

12・1SB『GROUND ZERO TOKYO 2015』 RENAがRIZINと過酷な2連戦 

2015.11.10 Vol.654
 今年30周年を迎えた立ち技格闘技シュートボクシング(SB)の年内最後の大会となる『~SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY ~GROUND ZERO TOKYO 2015』(12月1日、東京・後楽園TDCホール)のカード発表会見が10日行われた。  年末のRIZINで総合格闘技デビューを果たす、SB世界女子フライ級王者のRENAがグレイシャア亜紀と対戦する。  RENAは短期間で初挑戦のMMAを含む2連戦と過酷な12月となるが「厳しい2連戦になったが、今はぶっつぶれてもいいと思えている。こんなことは今まで思ったことはない。今後のことは正直、今は考えていません。グレイシャアさんは尊敬する選手で、そういう選手と拳を交えることができるのはありがたいことなんですが、ここは私のリングなので壁は軽く越えさせてもらいたいと思います」と語った。  同じくRIZINに出場するアンディ・サワーも修斗世界ウェルター級王者の弘中邦佳と対戦。昨年11月にKOでサワーに敗れている弘中にとってはリベンジマッチ。「大どんでん返しをしてみせる。アンディは大晦日も出るみたいですが、できれば代わりに僕が出ようかな、という気持ちでいます。今回はシュートボクシングの戦い方でしっかり戦う。対策はしっかり立てているのでKOできると思っている。アンディにはMMA挑戦を断念させるくらいのつもりでやりたい」と話しており、サワーもRENA同様過酷な2連戦となる。

RENAがSB世界女子フライ級初代王座に輝く

2015.08.23 Vol.648
 今年創設30周年を迎えた立ち技格闘技「シュートボクシング(SB)」が8月21、22の2日間に渡り、東京・大田区総合体育館でビッグイベントを開催。初日の21日は女子選手のみの大会『Girls S-cup 2015 格闘女志』と題して行われた。
 メーンでは「シュートボクシング世界女子フライ級(51kg)初代王座決定戦」が行われ、RENAがカネ・チョーカンピロムを3R1分58秒、ヒザ蹴りからのレフェリーストップで倒し、初代女王に輝いた。  当初はジョームクワン・シットンサクと対戦予定だったのだが、17日に起こったバンコクでの爆発事件で関係者に不幸があったため来日不能となり、大会直前に対戦相手がカネに変更となった。
 そんなアクシデントもものともせずRENAは1Rから打投極すべての面で圧倒。SBの戦い方を改めて見せるがごとく、2Rには後方への投げでシュートポイント2を獲得。フロントチョークでギブアップ寸前まで追い込んだ。
 最後は「絞めでは決めたくなかった」ということで、首相撲からのヒザの連打で試合を決めた。
 試合後の会見では「ベルトが取れてうれしいが勝ち方にはこだわっていた。相手が防戦一方になると押しきれない自分がいるので、そういうところはまだ技術不足なのかなと思う」と真っ先に反省。相手が変わったことに関しては「タイトルマッチ的には自分もお客さんも納得できないと思うので悔しい。今後はこのベルトの価値をどんどん高めていく。そして誰とやってもRENAは負けないという最高の位置に行きたいと思っています」と語った。

30周年シュートボクシングは「記念大会」「30円チケット」「女子王座新設」など盛りだくさん

2015.01.19 Vol.634
 今年で創設30周年を迎えるシュートボクシング(SB)が16日に会見を開き、メモリアルイヤーとなる2015年の年間計画を発表した。
 やはり軸となるのはリングでの戦いで、「30周年記念大会Part.1」を8月22日に東京・大田区総合体育館で、「30周年記念大会Part.2」を11月か12月に首都圏の大会場で開催する。7月か8月には「Girls S-cup 2015」を都内の大会場で開催予定で、特に今年の夏はシュートボクシングが格闘技界の話題をさらいそうだ。
 30周年を記念し「ロゴの制定」「30周年記念本の制作」「記念Tシャツの販売」などさまざまな企画が計画されている。中でも注目は、創設30周年とシュートボクシング協会のシーザー武志会長が還暦を迎えることから、シュートボクシングと同じ1985年生まれと会長と同じ1955年生まれのお客さんに大会パンフレットをプレゼントする「シュートボクシング&シーザー会長『同い年』プレゼント」と30円のチケットを協会主催の大会で、各大会限定30枚販売する「30周年記念『30円』チケット販売」。  また今年から18歳以下のファンに向け「U-18チケット」を用意。これは当日券の立見席を1000円で販売するというものだ。  シーザー会長は会見で「今年は女子の試合を増やし、女子選手だけの大会も開催したい」としたうえで、夏の「Girls S-cup」では女子の世界タイトルを新設し、初代王者決定戦にRENAの出場を予定していることを発表した。RENAは「今年は何を目標に頑張ろうかと思っていたんですが、今、8月に世界ベルトという話を聞いて鳥肌が立ちました。鳥肌が立つということは私はまだまだ強くなれるんだな、と思ったので、取りあえずは8月に向けて一生懸命頑張って、今年は行けるところまでとことん行ってやろうと思っています」と語った。
 シーザー会長は8月の記念大会Part.1では「ファンの皆さんにお礼の気持ち」としてエキシビションマッチで自らリングに上がるべくトレーニング中であることも明かした。シュートボクシングにとって30周年を迎える今年は、古くからのファンへの感謝と新しいファンの開拓という、次代へ向けた節目の一年となりそうだ。
 なお今年のシュートボクシングは「SHOOT BOXING 2015 ~SB30th Anniversary~act.1」(2月21日、東京・後楽園ホール)で開幕。いきなりSB東洋太平洋ウェルター級王者・宍戸大樹と「S-cup世界トーナメント2014」準優勝のザカリア・ゾウガリーの対戦が実現する。

Copyrighted Image