世界大会に出場する日本一の牡蠣むき選手が決定!

20120911c.jpg 三陸の牡蠣生産者の応援と日本の牡蠣の魅力を発信するイベント「三陸の牡蠣生産者を応援 オイスター・フェスティバル in TOKYO」が9日、東京タワー内の会場で開催された。同イベントでは、三陸の牡蠣生産者を招き"牡蠣の早むき選手権"を実施。優勝者は毎年9月にアイルランドで行われる牡蠣の祭典"Galway International Oyster Festival"に日本代表選手として出場できる。
 エントリーした選手は20人。三陸の牡蠣生産者のほか、オイスターバーで働く6名と純粋なオイスターファン(?)1名も参加した。



 会場は三陸から駆けつけた応援団の声援が飛び交い活気ある雰囲気。レースの前には審査員も務める駐日アイルランド大使ジョン・ニアリー氏が「アイルランドのオイスターとギネスビールは最高の組み合わせ。歴史と由緒があるオイスターの祭典をもっと知ってほしい」と挨拶。日本かきセンターの津久井氏からルール説明のあと、4名×5組みの早むきタイムレースがスタートした。



 ひときわ声援が大きかった2組目で出場した菅野一代さんは「震災ですべて流されてオイスターの養殖は無理だと思っていた。でもいろいろな方からの支援でこうしてここに来ることができた。牡蠣をむけるよろこびを感じながらがんばりたい」と笑顔で語った。またそれぞれに、「むくのは苦手だけど楽しみたい」、「久しぶりに牡蠣に触れるので頑張りたい」、「1年以上むいてなかったので、10個だけ練習しました。それ以上はもったいなくて...」と思いもさまざま。しかし応援団から「キレイに!」「がんばれー」と声がかかると笑顔で応えていた。



 優勝は名古屋のオイスターバーに勤める藤井司さん。アイルランドの大会への出場を決めたのだが、パスポートを持っていないというので、あわてて申請することに。牡蠣むきは早かったけど、そっちのスピードは大丈夫? アイルランド大会では、三陸の人の思いと共に健闘してくれることを祈りたい。



 牡蠣むき選手権で使用された600個の牡蠣は大会後、オープン日限定のスペシャルレストランUmaideの特別版「Umaide Oyster Night」で使用。生ガキはもちろん、グラタン、サラダ、茶碗蒸し、牡蠣飯、ラーメンなどさまさまなメニューになり、参加者の胃袋を幸せで満たしてくれた。