〈新企画〉二十歳の視点Vol.1「ハタチコン」 

「若者のリアルな出会い! 街コン「ハタチコン」に潜入」
gaku031101.jpg この数時間のなかで、さまざまな「一喜一憂」を目撃した。ケータイアプリ「LINE」で連絡先を交換した男子は、「『LINE』の開発者に感謝です!」と喜びながら話してくれたり、一方で、ある男子は「「1人もアドレス聞けない! チキン過ぎて聞けない!」と悲痛な叫びを上げたりしていた。



 代表の佐藤くんは、このイベントを通して「自分のやりたいことに共感してくれる仲間を見つけて、化学反応を起こす場にしたい」と話す。



 たしかに、話を聞いていくなかで、「春から就職なので、男の人だけでなく、女の人とも知り合いたい」、「お酒が好きなので、飲み友達を見つけたい」と話す女子がいた。異性との出会いだけでなく、同性との出会いにも配慮しているところが普通のコンパとは違う、街コンの一つの魅力だ。



 そういう佐藤くんは、この春から世界一周の旅に出かけるのだという。彼もまたどこかで「化学反応」を起こしてきたうちの一人なのかもしれない。

(本紙インターン・川合健悟)

□りなさんの場合

 始め、「座ってるだけで(男子が)寄ってくる人と、ガンガン行かないといけない人がいるので…」と話し、自分は後者とも答えてくれた。りなさん。1店舗目でFacebookで友達になった人2人、実際に連絡先を交換した人2人と、順調なスタート。

 しかし、2店舗目で見かけた彼女の姿は、ひかえめなオーラが全開。どうしてかと聞くと、相手の男子が「タイプじゃなかった」ようだ。3店舗目では、りなさんとその友達4人と男子4人で個室に割り振られた。その男子メンバーたちというのが、酒のペースが速く、身内ノリの強い感じだった。りなさんは、若干押され気味っぽくなり、最後はうかない顔で退室していった。

 始めのインタビューとは裏腹に、実は繊細だったのか…? まさに「逆ロールキャベツ女子」、またの名を「肉巻きおにぎり系女子」、ここにあり。
 

 
□タケルくんの場合

「田舎者なので、都会がどんなものかと…」と恐縮気味に受け答えた、街コン初参加のタケルくん。田舎者と自称するから、遠い地方の出身かと思ったら、東京・八王子。ファンキーモンキーベイビーズもビックリの卑下ぶりだ。

 しかし、1店舗目では、周りの参加者に「ガツガツしてるよね」と言われる程、豹変。席を外した彼に、アドレス聞いてこいよ~と煽ってみたところ、見事、撃沈。「次の店で会えたら…」と、初めての街コンにして、ほろ苦い洗礼を受けた。

 3店舗目で会ったとき、どれくらい連絡先を交換できたか、と聞いたところ、「一期一会を大事にするから! アドレス聞かないって!」と高らかに宣言。1店舗目での「洗礼」が、トラウマとなったか。

 その反面、当日記者と知り合って、数時間で打ち解けたコミュニケーション能力があるのに、どうして女子にも使わないのか! がんばれ、タケルくん!