有名人による美術展開催

20130807c.jpg 国賓、芸能人、スポーツ選手、弁護士、写真家、画家、国会議員、漫画家などの美術20130807e.jpg作品を紹介する第15回『文化人・芸能人の多彩な美術展』が東京・大手町のパレスホテルで開催。同会場で7日、行われたオープニングセレモニーには、安倍晋三内閣総理大臣や作品を出品した人気子役の鈴木福君が出席した。
「拡げよう文化の輪・芸術は世界を救う!」をスローガンとした同展覧会は今年15周年。世代を越え、アートの素晴らしさを伝えることを目的に始まったが、平成11年からは、チャリティーとしても開催。昨年からは「東日本大震災救済応援チャリティー企画」をテーマに開催している。
 今回は、南アフリカ共和国第8第大統領のネルソン・ホリシャシャ・マンデラ氏をはじめ、安倍総理、現職警視総監・西村泰彦氏、EXILE・TAKAHIRO氏ら総勢100名、175点の作品が出品された。
 オープニングセレモニーで安倍総理は「東日本大震災のチャリティーに貢献していることに対し敬意を払います。今回は"和をもって尊しとなす"という言葉を書いた書を出品した。単に相手に合わせるのではなく、議論すべきところは議論して、最後にはお互いを理解し合うというのが、日本の精神。秋からはさまざまな議論をしなけらばならない課題があるが、十分に議論し、決まったことに対しては、それを尊重したい」と意味深な挨拶。最年少の福君は「こんなにすごい人たちが出品している会に呼んでもらってうれしいけど、いいのかなって思った。せっかく呼んでもらったので、大好きな図工のちぎり絵で桜の木を書きました」と恥ずかしそうに話した。
 オープン初日の7日には、作品を出品した有名人も多数訪れ、ファンや会場に来ていたお客さんと気軽に記念撮影するなど、和やかな雰囲気となった。
 同展覧会は東京・大手町パレスホテルで、16日(金)まで開催。