サッカークラブW杯で広島が快進撃。16日に準決勝でリバープレートと対戦

 サッカーのクラブ世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)が10日開幕した。開催国枠で出場したJ1覇者のサンフレッチェ広島は10日の1回戦でオセアニア代表のオークランド(ニュージーランド)と神奈川・日産スタジアムで対戦し、2-0で勝利を収めた。

 広島は前半9分にショートコーナーから野津田が右サイドのペナルティーエリア(PA)付近からシュート。GKスプーンリーが弾いたものの、そのこぼれ球をゴール前に詰めていた皆川が押し込み、先制。後半25分には右サイドのドゥグラスからパスを受けた塩谷がPA内に切り込みゴールライン際からシュート。相手DFに当たりそのままゴールに吸い込まれ2-0と突き放した。
 前半14分にオークランドの岩田と接触して右足を痛めた野津田が柴崎と交代。その柴崎が後半8分にまたも岩田と接触し怪我で交代。清水も後半20分に右足首を痛め交代と、3つの交代枠をすべて負傷交代で使い切るという異常事態だったが、ベテランと若手が絶妙に融合したチームはどんな組み合わせになっても守備が破綻することはなかった。
 広島は13日にはヤンマースタジアム長居でアフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)と準々決勝を戦い、3-0で快勝。南米代表のリバープレート(アルゼンチン)との準決勝(16日、ヤンマースタジアム長居)に駒を進めた。
 身体能力の高い相手のプレーに苦戦し前半だけで8本のコーナーキックを許す苦しい展開。しかし前半終了間際の44分に初めて右コーナーキック(CK)を得る。茶島がニアに入れたボールを佐々木がヘッドで角度を変えると、ドンピシャのタイミングでゴール前へ走り込んだ塩谷が右足で決め先制した。
 ハーフタイム明けは見違える動きを見せた広島は後半13分に茶島のCKを千葉が頭で合わせ2点目。後半33分には青山からミキッチにロングパス。ミキッチがドリブルでDFを引き付け放ったクロスを浅野がヘディングで決めて3-0と止めを刺した。