アラン・デュカスのショコラ専門店が日本初上陸

 フランス料理界の巨匠・アラン・デュカス氏のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」が東京・日本橋にオープン。
 2013年、アラン・デュカス氏は、フランス・パリに「ル・ショコラ・アラン・デュカス」をオープン。アートディレクションとフレーバーの決定はアラン・デュカス氏が担当。パリ工房のシェフ・ショコラティエである二コラ・ベルジェ氏とともに、試作と調整を繰り返し、その味わいを高めていった。

ムースやクリームなどが何層にもなっているデザート「バー・クロッカント」(1500円、税別)。独自の世界観で作られたそれぞれの層が見事に調和。繊細な技が光る。

 そして今回、フランス以外では初となるショコラ工房が東京に誕生。東京・銀座の「ベージュ アラン・デュカス 東京」でシェフ・パティシエを務めたジュリアン・キンツラー氏がシェフ・ショコラティエに就任した。

中2階のル・サロンからは1階の工房が見える。

 東京工房は1階に工房とブティック、中2階にル・サロンを展開。ル・サロンでは、出来たてのショコラを楽しみながら、1階の工房の様子を見ることができる。ル・サロンがあるのは東京のみということで、ここでしか食べられない日本限定のメニューがあるのも魅力。そんなショコラやディセールは、カカオ豆の選定から、発酵、焙煎、精製とすべて手作業で行っているというパリの工房から送られてきたクーベルチュールを使用。東京工房では、20種類以上のクーベルチュールを徹底した温度管理のもと保管。想像のはるか上をいく、奥深く洗練されたショコラを生み出している。

「ムース・オ・ショコラ」(1600円、税別)。甘すぎないダークショコラムースはシャンパンとの相性も抜群。
ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房
【住所】東京都中央区日本橋本町1-1-1
【電話番号】03-3516-3511
【営業時間】11〜20時