【インタビュー】DEEP、最新作『THE SINGER』に込めた熱い想い

左から、RYO、TAKA、KEISEI、YUICHIRO
「Celebrate」はダメな男が送る結婚式ソング

――KEISEIさん、「SING」のタイミングでお話を聞いたときに、留学先のニューヨークで形にした楽曲があると話されていたのですが、それはこの曲のことだったんですか?

KEISEI:いや、それはまた別の曲で。この曲は「SING」をリリースする少し前ぐらいに作っていました。

――ウエディングソングですけれども、ドキュメンタリー要素も多いのでしょうか? 

KEISEI:なるべくリアルに近づけようとは思いながら作ってはいました。
YUICHIRO:少しそういうものが入ると、より伝わる、届く感じはするよね。
KEISEI:テーマは、ダメな男が送る結婚式ソングでね。こんな男でも、1人の女性に伝えたいことがあるんだって。誇張している部分もあるし、もうちょっと(僕の方が)まともなところもあります。でもまあ、聞く人たちがどう感じるかっていうのが考えたところです。

――曲を作っている時点ではKEISEIさんのものだったかもしれないですけど、いざ4人で歌うと個人的な話ではなくなりますよね。

TAKA:確かにそういうところはあるかも。
RYO:ただ、お互いを知っているからこその、他とは違った情が入るっていうのはあると思います。
KEISEI:RYOが歌う部分、「散らかったままの部屋で」ってありますけど、あれはRYOの部屋を想って割り振ってるからね(笑)。そういうのあるんですよ、TAKAさんはお土産を買ってるイメージあるな、とか。声から受けるイメージも含めて。