ローマン・レインズがユニバーサル王座を反則防衛【WWE 8・31大阪】

大阪大会を締めくくったシールド(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

最後はシールドがストローマンらを蹴散らし大団円
 世界最高峰のプロレス団体WWEの大阪公演「WWE Live Osaka」(8月31日、エディオンアリーナ大阪)のメーンイベントで王者ローマン・レインズに“巨獣”ブラウン・ストローマンが挑戦するユニバーサル王座戦が行われた。

 試合はレインズがスーパーマンパンチを連打させて優勢に進めるが、そこへ突然、ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイアが乱入。反則裁定でレインズが王座防衛に成功した。

 しかしなおもジグラーとマッキンタイアがレインズに暴行を加えると、シールドのセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズが救出に駆け付ける。連携攻撃でストローマンを蹴散らすと、最後はマッキンタイアを捕まえて、トリプルパワーボムでテーブル葬。シールドの3人は拳を突き合わせ、その結束と存在感を大阪のファンにアピールした。

ロンダがWWEスーパースターとして初来日(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

ロンダ・ラウジーがロウ女子王座防衛
 WWEスーパースターとして初来日となった元UFC世界女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーはロウ女子王座戦でアレクサ・ブリスと対戦。一時はアレクサの策略で不覚を取ったものの、一本背負い3発で圧倒すると最後は得意の腕十字固めでタップを奪い、防衛に成功。その実力を見せつけた。

凱旋を果たしたカイリ・セイン(右)(©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

初凱旋試合のカイリ・セインはインセイン・エルボーでフォール勝ち
 凱旋試合となったカイリ・セインと戸澤陽の日本人選手は好対照の結果となった。

 カイリは6人タッグ戦に出場。裏拳からのインセイン・エルボーでサラ・ローガンを沈めると3カウントを奪って初凱旋を勝利で飾った。

 一方、トリプルスレット形式のクルーザー級王座戦に臨んだ戸澤陽は王者のセドリック・アレクサンダー相手にセントーンやトペスイシーダで善戦するも、アレクサンダーがランバー・チェックでドリュー・グレックから勝利して王座防衛。戸澤は大阪での王座奪取に失敗した。