【インタビュー】FANTASTICSはファンタスティック! Jr.EXILE世代の新グループがついにデビュー



――それでは「OVER DRIVE」の話を。この曲はずっとパフォーマンスしてきた楽曲。

世界:進化、変化してる曲ですね。振り付けも、パターンでいうと5パターンぐらいあるんじゃないかな……。

佐藤:細かく分けたらもっとありますよ、めちゃくちゃある(笑)。今、パフォーマンスしているのはドーム用で、ソロで踊るパートもあって、長くなっています。ソロパートは世界さんでしめるんですけど周りでウォーって。はけてから、「今日良かったですね」なんて声かけあったり。

――ボーカルの2人にとっても、オーディションの課題曲でしたし、ずっと歌い続けてきた曲。その時と比べたら、曲へのアプローチの仕方も変化してますよね。

中島:オーディションの時には、自分の想いをFANTASTICSのメンバーに届けようという想いでしたけど、それが今は9人の想いを込めています。前向きな新しい世界を切り開いていこうという疾走感がある曲ですし、グルーヴィーな曲なので、リズム感も感じながら、いろんなことを吸収しながら歌っています。今のFANTASTICSにとても合っている曲なので、これからもっと追及していけば、さらにいい曲になると思います。
八木:前よりもよりいい「OVER DRIVE」を届けられている感覚はあります。何度も歌ってきた曲ですし、今は自分1人ではなく2人。キーが高い部分は僕が歌わせていただくことが多いんですけど、追いかけやクールな部分を颯太が担ってくれています。お互いに歌い方を提案したり、自分がレッスンやレコーディングでももらったアドバイスを共有したり、話をしながら歌っています。2人で高め合うことで、いい作品になったと思います。

――パフォーマーチームともお互いに磨きあって!

八木:パフォーマーのエネルギーがすごいですから。先ほどステージの上の一体感の話が出ましたけど、パワー負けしないか、どうやったら一緒にエネルギーを出していけるかって考えます……。