【インタビュー】佐藤寛太 映画『今日も嫌がらせ弁当』で思い出した“愛の”お弁当エピソード!


 持ち歩くだけでなくバチを何本も折るほど八丈太鼓を猛特訓した佐藤。

「1〜2週間ほど、協会の方に特訓していただきました。和太鼓の経験はあったんですが、八丈太鼓というのがちょっと特殊で、舞うように叩きながらリズムをアドリブで作っていくというのがすごく難しかったです。映画の大きなスクリーンを通して太鼓の音や迫力も伝わったらうれしいです」

 八丈島でのロケも満喫したもよう。

「僕は長崎の対馬に7年ほど住んでいたので島ならではの景色が懐かしくて。空いた時間には一人旅気分でカメラ片手に島を散策していました。日帰り温泉に入ったり、島の自然も満喫しました。やっぱりこういう場所でロケができるというのも舞台とはまた違う、映画の魅力だと思います。八丈島で撮影させていただいたからこそ出せるものがこの映画の中に詰まっていると思うので、そこもぜひ見てほしいです」

 もちろんおいしい島の恵みも満喫。

「八丈フルーツレモンというものがあるんです。普通のレモンの3倍近い大きさで、多肉感とジューシーさが半端ない。味もすっぱすぎずフルーティーで、コップの4〜5センチくらまで果汁を絞れるのでこれで作るレモンサワーが本当においしいんです。これ、注目されたら一気にブームが来ると思います(笑)。あと原作者の方の居酒屋でもごちそうになりました。誰もが懐かしく思うようなメニューで、それがメチャクチャおいしいんです。僕も唐揚げとか出し巻き卵とか肉じゃがなどを頂きました。全部、お弁当に入ってたらうれしいものばかりですね(笑)」