日本橋で弥次喜多コンビと江戸前寿司!『日本橋シアトリカルツアー』体験イベント

写真左より「蛇の市本店」五代目・寳井英晴さん、喜多さん、弥次さん、「繁乃鮨」三代目・佐久間一郎さん
 続いて仲通り(コレド1・2の間)に、このツアーのために作られた「寿司屋台」が登場! 江戸時代には、寿司は屋台で食べることが一般的で、現代の約3倍サイズの大きな握り寿司を立ち食いしていたのだという。この「江戸前寿司」を現代に再現するのが日本橋の老舗鮨屋「繁乃鮨」、「蛇の市本店」。

「繁乃鮨」三代目の佐久間一郎さんは「日本橋は昔から歴史や文化がある街なので、松竹さんの歴史・文化のイベントに関してはぜひご協力したいと思いました。我々が昔ながらの寿司を再現して体験できるということで、皆さんと盛り上げて一日滞在型の日本橋にしていきたい」と意気込みを語った。

「蛇の市本店」五代目の寳井英晴さんは今回提供する「江戸前寿司」について「今回握らせていただいたのは今のお寿司の3倍くらいの大きさがあります。シャリも赤酢のシャリで握っていて、今は少なくなってしまったんですけど、江戸時代は赤酢が主に使われていました。ネタはマグロの漬けを選びまして、最初の頃はあまりマグロは使われていませんが、その後マグロが大量に上がって使い道に困った時に、日本橋の蛎殻町の『恵比寿鮨』がマグロを湯引きして醤油に漬け込んで大人気になりました。そこから全国に広まった日本橋発祥のネタなんです」と解説。

 弥次喜多コンビに手渡してもらった「江戸前寿司」は、現代の寿司に比べ明らかにボリュームがある。ほんのり赤みがかったシャリと大きな漬けマグロに大満足!
「寿司屋台」では江戸時代の「江戸前寿司」を再現、その大きさにびっくり!