簡単スパイス生活のすすめ! 基本の5種常備でいつもの調味料にチョイ足し



 暑さから来る疲れや冷たいもののとりすぎ、冷房による冷えなど何かと不調が出やすい猛暑の時期。食欲を引き出し、身体によい効果も期待できるスパイスを日常に取り入れてみては。 
 そんなスパイスの魅力を紹介するメディア向けイベントが8月4日、都内にて開催され、“スパイスの巨匠”と名高い日本在住のインド料理シェフ・ラジャ氏、スパイス料理研究家の一条もんこ氏がスパイスの効能や使い方などを語った。唾液や胃液の分泌を促すという「カルダモン」、コレステロールの吸収を抑えるという「クミンシード」など、スパイスにはさまざまな効果が期待でき、上手にとりいれることで、代謝の改善や免疫力アップにつなげることができるとされている。

 一度にいろいろなスパイスを効率よくとることができる料理といえばカレー。この日は、ラジャ氏が自らスパイスカレーを作るデモンストレーションも実施。玉ねぎ、トマト、おろしたニンニク、ショウガを炒めたところに、クミン、ターメリック、コリアンダー、クローブ、カルダモンなどのスパイスパウダーを次々と投入。水で伸ばして鶏肉を入れ軽く煮込み、最後に塩で味を調えたら本格スパイスカレーの完成。
 必要なスパイスパウダーさえあれば家庭でも簡単に作ることが可能。使うスパイスの分量や組み合わせによって香りや味、辛さをさまざまに調節できるとあって、手作りスパイスカレーの奥深い世界にハマる人は多いという。また、インドのスパイスカレーは小麦粉を使わないので、一般的な日本のカレーより糖質を抑えることができるとのこと。
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