福岡大会で武尊vsレオナ・ぺタスのタイトル戦が決定【K-1福岡】

女子フライ級王者KANA(左)と壽美が対戦(撮影・上岸卓史)

女子フライ級王者KANAが壽美を迎撃


 女子フライ級では同級王者のKANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が新鋭の壽美(日本/NEXT LEVEL渋谷)を迎え撃つ。

 KANAは昨年12月のK-1名古屋大会で行われた「初代女子フライ級王座決定トーナメント」を制し王座を獲得したのだが、壽美はそのリザーブファイトで勝利を収め、今年6月のKrushでも勝利を収めるなど、女子フライ級ではKANAに次ぐ存在にのし上がってきた選手。

 KANAは冒頭「前回の3月から8カ月間隔が空いた。こんなに試合間隔が空くのは初めてで、今は試合をしたい欲がすごい。自分が負けたらK-1の女子が終わるので、しっかり勝って次につなげます」と挨拶。壽美ついては「日本人でやるとしたら壽美選手かと思っていた。NEXT LEVEL渋谷には過去に対戦した先輩2人がいるので、しっかり対策してくると思う。それ以上に自分も対策をしないと、リングの上では何が起こるか分からない。100%はないのでしっかり準備をしてリングに上がりたい」と警戒しつつも「簡単に超えられる存在ではいけないと思う。ここでしっかりとレベルの差を見せつけたい」と語った。

 対する壽美は「今回は試合後にどうなってもいいと思っている。とにかく勝ちに行くと決めている。KANA選手は自分がアマチュアの時からずっとあこがれの存在。プロになりたいと思ったきっかけもKANA選手。気づいたら超えたい存在になっていた。試合が決まっていないときも常にKANA選手を意識して練習していたので、どのタイミングでこの試合が決まっても“はい、やります”と強気で言えた」と語った。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(11月3日、福岡・福岡国際センター)
◆K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)武尊 vs レオナ・ペタス(挑戦者/日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)

◆スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
(イラン/ POWER OF DREAM)シナ・カリミアン vs K-Jee(日本/K-1ジム福岡チームbeginnig)

◆スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)KANA vs 壽美(日本/NEXT LEVEL渋谷)
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