アニメ映画「えんとつ町のプペル」窪田正孝の“ココがカッコいい!”【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 いろいろあった2020年もなんだかんだいってあと2日を切りました。

 いろいろありすぎて、残り48時間を切っている今でもまだなんか起きるんじゃないかと不安です。とりあえずもう何事もなく1年が終わることを願いましょう。

 年が明けてから読む方もおられると思います。

 今年もお世話になりました。そして明けましておめでとうございます。

 では今週もはじめましょう。
黒田勇樹
 前半に流れるミュージカルシーンから「本来は、ハロウィン上映を目指していたんだろうな」と思う、アニメ映画「えんとつ町のプペル」を観てきました。
 大変な1年でしたね。

 主演の声優が、少年役の芦田愛菜ちゃんと“ゴミ人間”役の窪田正孝くんなんですが、この二人の演技が抜群にイイ!
 声の演技って、どこを基準に評価するのかというと「まるで音楽の様に、画に足りない部分を表現していく」というところにあるんですが、今作は絵本が原作のファンタジー、絵も非常に描き込まれていて美しく、音楽もふんだんに(ざっくり言えばデ〇ズニーの様に)使われているので、“声優”が“表現”するべき情報は、かなり限られてしまいます。

 そこで「ゴミから生まれた“ゴミ人間”プペル」の声を演じる窪田正孝くんのアプローチが、延々とキャラクターを表現しながら、感情表現を乗っけてくる。
 なんていうんですかね?キャラクターが出汁だとしたら感情表現は醤油やスパイスなんですよ。「出汁そのもの」を変えてしまえば、別人になってしまうし、出汁にこだわりすぎては味付けがわかりにくく「今、どんな気持ち」なのかがわからなくなる。
 それを“いっさいカッコつけず”に、弱気で情けないゴミ人間として演じきり、最終的には(ちょっとネタバレになりますが)

「良いセリフを他の演者に言わせる」!!!

 こんなん俺が窪田くんの年頃なら「俺に言わせて下さいよッ!」って駄々こねてただろうに、きちんとゆずる潔さ、コレがめちゃめちゃカッコいい!
 アニメ詳しくないので、正確にはわかりませんが演出か音響監督かでクレジットされているスタッフさんの指導もめちゃめちゃに良かったんだと思います。

“前半25%で、嘘と世界観の説明は終わらせておけ”という、脚本のマナーからいうと、後半、世界観の説明パートが長すぎて「もうちょい前半で伏線はったり、布石をうっておけよ」と思うぐらい唐突でかったるかったのを除けば、絵と音楽と演技で、ずーっと楽しめる、素敵な作品でした!
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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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