笠原友希がREBELSからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち【SB】

心直の左ボディーが伏見を襲う。この直後に飛びヒザでダウンを奪った(撮影・堀田真央人)

試合終了間際に心直が飛びヒザでダウン奪う


 3Rも伏見のプレッシャーは強烈。ボディーブローで心直を追い込んでいく。しかし心直は下がりながらも要所で左のパンチ、左ミドルを的確に当てていく。ラウンド中盤、前に出る伏見にカウンターの左。これに伏見はぐらり。心直はラッシュをかけるがタフな伏見はしのぐとまたもプレッシャーをかけ、逆にパンチの連打。しかし心直はセンチャイキック(片手倒立ハイキック)を見せると、一瞬のスキを突き、前に出て頭の下がった伏見の顔面にヒザを突き上げる。これで一瞬動きの止まった伏見。

 それでも前に出る伏見に心直は左ボディーを効かせ下がらせると、終了間際に狙いすました左の飛びヒザでダウンを奪う。伏見が立ち上がったところで試合終了のゴング。

 このダウンがモノをいい、心直が3-0の判定勝ちを収めた。
「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)
◆第7試合 ダブルメインイベント2 62.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
○笠原弘希(シーザージム)(2R2分18秒、TKO)スアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿)●

◆第6試合 ダブルメインイベント1 58kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジなし
○笠原友希(シーザージム)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)●

◆第5試合 53.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R 
●伏見和之(RIKI GYM)(判定0-3=28-30、28-29、28-30)心直(REON Fighting Sports Gym)○

◆第4試合 SB日本ウェルター級(67.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田義光(シーザージム)(判定0-3=28-29、28-29、28-29)イモト(グラップリングシュートボクサーズ)○

◆第3試合 46.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R 
○MISAKI(TEAM FOREST)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)祥子JSK(治政館)●

◆第2試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田虎矢太(シーザージム)(3R2分1秒、TKO)翔平(SHINE沖縄)●

◆第1試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田彪太朗(シーザージム)(1R2分18秒、KO)工藤卓也(SHINE沖縄)●
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