UNIVERSAL王者・上野勇希と挑戦者・坂口征夫が調印式でひと悶着【DDT】

UNIVERSAL王座をかけて対戦する王者・上野勇希(右)と坂口征夫

2・14カルッツかわさきで防衛戦


 DDTプロレスが8日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で記者会見を開き、同団体として今年初のビッグマッチとなる2月14日、神奈川・カルッツかわさきで、坂口征夫を挑戦者に迎えるDDT UNIVERSAL王者・上野勇希に暗雲が立ち込めた。

 この日は同王座戦の調印式が行われた。調印書にサインの後、上野は「坂口さんを挑戦者に選んだ理由としては、2020年に坂口さんに蹴り飛ばされて絞め落とされまして。2021年が始まっているものの、2020年を気持ちよく終えるべくこのベルトを懸けて、坂口さんと試合をして苦い思い出を晴らそうと思っていたんです。坂口さんと出会う度に落とされ、『殺す』と言われ、ベルトを取られ写真も撮られ、やられてきたんですけど。僕は『殺す殺す』と言って来る坂口さんがいるならば、愛とサウナを語って、坂口さんから防衛して21年をもっと楽しくて魅力的な1年にしたいと思います」とコメント。

 坂口は「チャンピオンから指名を受けたとき、正直なめられたもんだなと。それが最初の感想。一番名前を出しちゃいけない人間を、一番挑戦者にしちゃいけない人間を、呼んじゃいけない人間を指名したと後悔させてやろうかなと。この一戦に挑むつもりで前哨戦もやって来たけど、今さら彼が後悔してもしようがないんで。カルッツで悔いなくプロレス人生を終わらせるような、そういう感じのフィニッシュにしたいと思います」と発言。
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