【KEY WORDで見るニュース】シン・仮面ライダー、 こども庁、35人学級、TOKIO課

映画「シン・仮面ライダー」は23年公開予定 © 石森プロ・東映

シン・仮面ライダー


 東映は4月3日、特撮ヒーロー「仮面ライダー」の誕生50周年企画として映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」や「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などの庵野秀明さんが脚本と監督を担当する映画「シン・仮面ライダー」を製作すると発表。令和5年3月に全世界同時公開を目指す。「仮面ライダー」は、漫画家の石ノ森章太郎さんが原作で、50年前の昭和46年4月3日にテレビ放送が始まった。


こども庁


 菅義偉首相は4月5日の参院決算委員会で「日本の将来を考えれば、国の宝である子供たちの政策を何としても進めることが政治の役割だ」と述べ、子供に関連する諸課題に一元的に取り組む「こども庁」の創設に意欲を示した。一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は6日の記者会見で「私たちは(旧民主党時代の)15年前から『子ども家庭省』設置を主張してきた」と述べ、子供をめぐる諸課題に一元的に取り組む省庁構想の本家であるとの自負を見せた。


TOKIO課


 福島県は4月1日、人気グループ「TOKIO」が新たに立ち上げた「株式会社TOKIO」と連携、同社が今後行う福島の復興を支援するプロジェクトなどを後押しする「TOKIO課」を設置した。TOKIO課が置かれたのは企画調整部企画調整課内。TOKIOはテレビの番組企画などがきっかけで、福島県との関係が深い。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後は、福島県産の農林水産物をPRするCMなどに出演、風評払拭の一助を担ってきた。


35人学級


 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、公立小では、教室の「3密」回避のため、1クラスの定員を引き下げた「35人学級」がスタート。1クラスの人数は義務標準法で上限が定められており、教室の3密を解消するための方策として3月末に改正法が成立。公立小で、すでに35人だった1年生を除く2〜6年生の上限を40人から35人にした。今年度から、学年ごとに5年かけて引き下げていく。