絵コンテを切らない。役者をフレームに押し込まない。現場で生まれる力こそ、最高の映画を作り出す!【映画『リ、ライト』】

【こころに残る映画ができるまで】vol.3  監督編② 前編


 こんにちは!unit.TOTLOTの遠藤です。緊急事態宣言が解除されても、いまだ先の見えない世の中ですが、今はこの映画を撮影していた時のことを思い出しながら、楽しく記事を書き進めています。さて2016年より、こころに残る映画にこだわって製作活動を続けているunit.TOTLOT。初めてプロデューサー職を任された私、遠藤佳代子が、2021年秋公開予定の長編音楽映画『リ、ライト』について、個性あふれる出演者やスタッフの面々にインタビューを敢行しています! vol.3は、昨年11月に無事撮影を終えた一ノ瀬晶監督。Vol.1に続いて2回目の登場となります。現場でこだわった撮影方法や演出、初の長編映画で感じたことなどを、ざっくばらんに話してもらいました。まずは前編です!



最強のキャストとスタッフに恵まれて、2020年11月27日ついにクランクアップ! 


「『リ、ライト』の撮影は順調でした!」と開口一番、笑顔の一ノ瀬監督。確かに、最長でも1日2時間程度伸びただけで、全撮影日程を終えることができましたから、遠藤もそう思います。「長編映画の製作に踏み切ると、一生分のトラブルを経験するとか、身を持ち崩すとか、破綻するとか、ろくな言われ方をしませんが、おかげさまで、そうした大きな人生問題が起きることもなく、クランクアップを迎えることができました。全ては最強のキャストとスタッフに恵まれたから!撮影を終えた今も、心から感謝しています」。



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