門外不出だった“奇跡のトリケラトプス”実物化石が初めて日本で展示! 話題の『恐竜科学博』が開幕

幼いトリケラトプスの骨格標本を研究データをもとに制作。ワニに襲われて逃げている場面

 続く『フィールドツアー~少年トリケラトプスの冒険~』では、幼いトリケラトプスがふとしたきっかけで群れから離れ、危険いっぱいのララミディアでさまざまな生き物と出会う様子を、その場面を再現した骨格標本展示でたどっていく。実物化石「レイン」の3Dデータをもとに制作された幼いトリケラトプスの標本をはじめ、さまざま恐竜の骨格標本が今にも動き出しそうなポージングで展示。360度立体音響技術による音の演出も加わり、自分も一緒に少年トリケラトプスと冒険をしているような没入感満点の展示となっている。これまでの恐竜展では見たこともないような生き生きとした骨格標本に、恐竜たちが実際に生きていた姿を想像せずにいられない。