乃木坂46と日本美術を融合した新機軸の展覧会『春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46』

 東京国立博物館 表慶館で、9月4日から『春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46』が開催される。国宝級の日本美術作品と、今年デビュー10周年を迎えたアイドルグループ乃木坂46を融合した意欲的な展覧会。

東京国立博物館

 本展は、春夏秋冬の花が表現された「花下遊楽図屏風」「焔」「夏秋草図屏風・風神雷神図屏風」「秋草図屏風」「見返り美人図」「四季花鳥図屏風」「振袖 白縮緬地梅樹衝立鷹模様」の7点の日本古典美術作品と、池田一真や東市篤憲など7名の映像作家が、現代のポップカルチャーの象徴といえる乃木坂46のメンバーを花に見立てた映像作品を制作し、最先端ディスプレイや映像技術、ユニークな展示方法によって「古典」と「現代」の融合を表現し独自の世界観を創り出している。美術作品は東京国立博物館所蔵。本展覧会では複製を展示。

日本美術の遠近表現「花下遊楽図屏風 」と齋藤飛鳥 ※屏風右隻中央は原品では消失。複製は、ガラス乾板の画像から復元し合成した。©乃木坂46LLC
ループ構造「秋草図屏風」生田絵梨花 ©乃木坂46LLC

 また本展でパフォーマンスに参加した乃木坂46メンバーは、齋藤飛鳥「日本美術の遠近表現」、遠藤さくら「怪しい美」、山下美月・久保史緒里「切り取られた瞬間」、生田絵梨花「ループ構造」、賀喜遥香「秘められた風景」、星野みなみ・与田祐希「時間のジオラマ化」、梅澤美波「シュールなだまし絵」の計9名している。それ以外のメンバーも会場で販売している記念グッズに参加しているので全ての乃木坂ファンにも安心の展覧会だ。

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