長谷川ミラ「サステナブルって楽しくできるよって伝えたい」サステナブルフェアでアンバサダー

 

 渋谷のランドマークのひとつ「渋谷スクランブルスクエア」が開業2周年を記念して行うフェア「SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 2nd Anniversary」のオープニングイベントが28日、同所で行われ、アンバサダーを務めるモデルの長谷川ミラが登壇した。

「LOVE is SUSTAINABLE.(ラブ・イズ・サステナブル)」をテーマに、全館を通じて、インスタレーションの展示などさまざまイベントやポップアップを展開。ファッションアイテム、フードやドリンクなどサステナブルな商品を紹介、販売する。

 長谷川は、モデルとして活躍する一方で、自身がクリエイティブディレクターとして新ブランド「Jam apparel」を立ち上げ、運営している。自身のロンドン留学での経験、ファッションビジネスの延長線として、サステナビリティやジェンダーなど社会問題について強く関心を持つようになり、現在は積極的に情報発信したり活動している。

 アンバサダーのオファーを受けたことについて聞かれると、「みんなが知っている施設さんが、SDGsやサステナビリティをサポートするイベントを行おうとしていることに感銘を受けました。そんな簡単なことじゃなかったと思うんです。なので、純粋にうれしかったですし、そのプロジェクトに自分が携われることがうれしくて参加させていただきました」

 

 フェアの期間中には「Jam apparel」のポップアップストアも登場。長谷川が初めて立ち上げたブランドをリブランドしたもので、サステナブル素材やリサイクル素材、オーガニックコットンなどを使ったアイテムを展開している。「ブランドを運営している以上、環境にいいってことは絶対ない。負荷はかかってしまっているので、環境にいいという言葉は使いたくない。だから、最小限の負荷にして、環境に配慮した商品を作りたい」と、長谷川。

 ブランドでは、デザイン面で、青山学院大学のファッションサークル「AFA(AOYAMA FASHION ASSOCIATION)」とコラボレーションも行っている。20代前後が中心だという自身のフォロワーとコミュニケーションするなかで、高価格であること、またデザインが“大人寄り”だったり、色合いもアースカラーが多いなど、サステナブルなファッションを楽しめていないことがわかったという。

「サステナリビティって、1人でやっていても広がらない」と、長谷川。「AFA、渋谷スクランブルスクエアさんと手に手を取って一緒に、サステナブルって楽しいよ、楽しくできるよって。個人としても勉強したいし、取り組んでいきたい」と、話した。

 11月10日まで。

思ってたサステナブルファッションと違う! 楽しい「Jam apparel」ポップアップは2階に
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