一流アスリートとクリエイターたちがスポーツとエンターテインメントにおけるデジタルの可能性を探求~〈デロイト デジタル ウイーク 2022・DAY3 見どころ〉

 デロイト トーマツ コンサルティングでデジタル領域の専門サービスを提供するDeloitte Digitalが主催する「Deloitte Digital Week(デロイト デジタル ウィーク)2022」が23日よりスタートしている。第2回の今年のテーマは「Connect・Empower・Beyond −デジタルで共・感・動を創る5日間」。3日目(25日)はスポーツとエンターテインメントにおけるデジタルの可能性を探求。そのなかでも「TOKYO HEADLINE」編集部おすすめのセッションを紹介する。

オンラインセミナー「Deloitte Digital Week 2022」3日目(25日)のおすすめは?

NFTは映画、そして映画界にどのような変革をもたらすのか!?

 セッション1「Meta Cinema -NFTで拓く新しいエンターテイメントの可能性」(13時スタート)は米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」代表の別所哲也氏が登場する。

 今年の映画祭のテーマは「Meta Cinema(メタシネマ)」なのだが、別所氏からは今年、なぜこのテーマを掲げたのかが語られる。そこから、NFTを中心に新たな映画の可能性を探っていくのだが、果たしてNFTと交わることで映画はどのような変革を遂げるのか? 海外の最新事例と共に今後の可能性について探っていく。

 出演は別所氏のほかにモデレーターの田中義崇氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 パートナー/経営会議メンバー)、赤星弘樹氏(同 ディレクター)、亀田慶子氏(同 スペシャリストリード)。

 なおDeloitte Digital は「SSFF & ASIA」に「Deloitte Digital Awards」を新設し、本年6月に発表予定。

「昨日の自分を超えるために」すべきこととは? 2人の一流アスリートが語る

 セッション3「各界のレジェンドの声を届ける『THE WORDWAY』が切り拓く、新たなデジタルメディアの世界」(14時40分スタート)はスポーツアンカーでプロラクロスプレーヤー(2017年オーストラリア代表)の山田幸代氏、柔道家の井上康生氏(体育学部武道学科教授/全日本柔道連盟強化副委員長/ブランディング推進特別委員会委員長)が登場する。

 この「THE WORDWAY」は山田氏がプロデューサーを務めるウェブマガジン。「昨日の自分を超え続ける大人を増やす」というテーマのもとさまざまなフィールドで活躍し続ける著名人のインタビューを記事と音声で伝えている。この山田氏のヴィジョンやコンセプトに賛同した井上氏も「THE WORDWAY」に出演し、その言葉と文字はすでにサイトにアップされている。かねてから親交のある2人がそのインタビューの様子を振り返りながら「成長」「挑戦」「勇気」といったアスリートに限らずビジネスパーソンにも重要なテーマについて語っていく。

 またセッションでは自立心を持って行動的に動くために大切なことやスポーツの価値についても2人の経験をもとに語られる。

 他の出演は宮下剛(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 パートナー)、モデレーターの上田圭祐(同 シニアスペシャリストリード)。

常勝チームで投げ、常勝チームを率いた工藤公康氏がいま思うこと

 セッション5「スポーツの新しい価値創造へのチャレンジと常勝チームを率いた元プロ野球監督の想い⁻」(16時20分スタート)は、プロ野球選手として活躍し、2015年からは福岡ソフトバンクホークスで監督としてチームを常勝軍団に育て上げた工藤公康氏が登場する。
 
 プレーヤーとしてまた指導者・監督として野球に関わってきた自身の経験を踏まえながら、スポーツへの想い、スポーツやアスリートとデジタルの関係、スポーツとデジタルの融合から生まれること・期待されることなどについて語る。

 トークでは、東京ヤクルトスワローズを経て、現在はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社で経営コンサルタントとして活躍する久古健太郎氏のアスリートのセカンドキャリアも話題に。工藤氏が山梨で家族とともにスタートさせた新しい取り組みについても紹介する。

 ほか出演は、宮下剛氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 パートナー/Deloitte Digital Japan Lead)とフリーアナウンサーの望月理恵氏。

「Deloitte Digital Week 2022」は27日まで全28セッションを連日ライブ配信。参加には事前登録( https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/technology/articles/dd/ddw-2022.html )が必要で、参加費は無料。