フェザー級の松嶋こよみがホン・ジュニョンとの死闘制し準決勝進出【ROAD TO UFC】

一本勝ちを収めた内田(©Zuffa LLC/UFC)

非トーナメント戦で内田タケルが一本勝ち

 非トーナメント戦で行われたフライ級戦では内田タケル(パラエストラ松戸)がショーン・エチェル(オーストラリア)と対戦した。内田は修斗で6戦5勝1敗。5勝はすべて一本勝ちという新進気鋭のグラップラー。

 1R、内田はすぐに組み付くとケージに押し込み、テイクダウンを狙う。足をかけ倒そうとするも逆に体を浴びせられ下になってしまう。バックを狙うエチェルだが、内田は焦ることなく、体勢を入れ替え、上を取って逆にバックに回る。しかしエチェルにしのがれ、グラウンドで下に。バックを狙うエチェルだが、内田は正対に成功し、サイドから素早くバックを取って背に乗り、がっちりスリーパーをセット。エチェルが強引に落としにいくが、内田は離さず絞め上げるとエチェルはタップ。内田が一本勝ちを収めた。

 内田は試合後のインタビューで「初めて海外に来て試合をして緊張したんですが、一本で勝てて、反省するところはあるんですが、とりあえず勝てて良かったです。こんなでかい会場で戦うのも初めてで、勝てて気持ち良かったです。トーナメントには出られなかったですけど、自分はまだチャンスはあると思っているので、9月、12月も準備をして待っています」と語った。

「ROAD TO UFC」(6月9日、シンガポール・インドア・スタジアム)
〈エピソード1〉
◆第1試合 非トーナメント戦 ライトヘビー級 5分3R
○ジャン・ミンヤン(中国)(1R3分57秒、KO)トゥコ・トコス(イギリス)●

◆第2試合 フライ級トーナメント 5分3R
○チェ・ソングク(韓国)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)ラマ・スパンディ(インドネシア)●

◆第3試合 バンタム級トーナメント 5分3R
●ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)(判定0-3=27-30、27-30、28-29)風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)○

◆第4試合 ライト級トーナメント 5分3R
●鹿志村仁之介(IGLOO)(1R4分45秒、TKO)キ・ウォンビン(韓国)○

◆第5試合 フェザー級トーナメント 5分3R
○イー・ジャー(中国)(1R2分14秒、リアネイキドチョーク)佐須啓祐(MASTER JAPAN)●

〈エピソード2〉
◆第1試合 非トーナメント戦 フライ級 5分3R
●ショーン・エチェル(オーストラリア)(1R2分26秒、リアネイキドチョーク)内田タケル (パラエストラ松戸)○

◆第2試合 ライト級トーナメント 5分3R
○ジェカ・サラギ(インドネシア)(3R2分24秒、TKO)パワン・マーン・シン(インド)●

◆第3試合 フライ級トーナメント 5分3R
○チウ・ラン(中国)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)●

◆第4試合 フェザー級トーナメント 5分3R
●ホン・ジュニョン(韓国)(判定1-2=29-28、27-30、27-30)松嶋こよみ(パンクラスイズム横浜)○
<<< 1 2
王者・安本晴翔への次期挑戦者の座をかけたトーナメント開催。元王者の梅井泰成が王座奪還への熱い思いを吐露【RISE192】
大雅が返上のベルトをめぐり4選手でトーナメント。対戦相手の常陸に「ノーダメージです」と言い張るGUMPの大ダメージネタを細越が暴露【RISE192】
宮本芽依が「先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦っていく」と決意の出陣。8日に亡くなったプロボクサー神足茂利さんと親交【RISE192】
ハンドボール男子日本代表「彗星JAPAN」がフランスの強豪PSGに23-30で敗戦。藤坂尚輝が両チーム通じて最多の8得点
無期限休業中の髙木三四郎が年内のレスラー復帰を宣言。超日本10・14新宿で一般人・澤宗紀とエキシビションマッチへ【超日本プロレス】
“超日本のエース”永田裕志がバラモンユージとして大暴れ。10・14新宿では青木真也と仰天の一騎打ちが決定【超日本プロレス】