永坂吏羅が4連続KO勝ちで「もう誰にも何も言わせない」と王座挑戦をアピール【Krush】

試合終了ぎりぎりでKO勝ちを収めた永坂 (撮影・蔦野裕)

 3R、内田が右ロー、左ミドルと蹴りを放っていく。ここで内田が鼻血を出していることからドクターチェックが入る。再開後、永坂がパンチで前に出て左フック。飛び込んだ永坂の鼻と内田の頭が当たりバッティングで中断。再開後、永坂はプレッシャーをかけて前に出る。内田も押し返しパンチが交錯する中、永坂の右のオーバーハンドフックがヒットし内田がダウン。残り時間が少ない中、内田が前に出るところに永坂がカウンターの左フックで2度目のダウンを奪う。すぐに立ち上がった内田だったが、よろけたところでレフェリーが試合を止め、残り2秒で永坂がKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで永坂は「ここまで来たらもう誰にも何も言わせないんじゃないかなと思うので、あまり言いません。私事なんですが、お母さんが誕生日なのでみんな拍手して上げてください。今日は応援ありがとうございました」とリングサイドで試合を観戦していたKrushスーパー・バンタム級王者の璃明武への挑戦を“無言”でアピールした。

「Krush.139」(7月30日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R
●聖也(WSRフェアテックス西川口)(1R16秒、KO)山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
●小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)(3R2分34秒、KO)田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)○

◆第1試合/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
○FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)(3R1分9秒、KO)佑悟(Lion Gym)●

◆第2試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R
●中平卓見(北眞舘)(1R1分41秒、KO)星龍之介(POWER OF DREAM)○

◆第3試合/-61.5kg契約/3分3R・延長1R
●安川侑己(志村道場)(3R40秒、TKO)斎藤祐斗(JK TRIBE)○

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●水津空良(優弥道場)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)石田龍大(POWER OF DREAM)○

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○竹内将生(エイワスポーツジム)(判定3-0=30-28、29-28、30-29)久保一馬(FIGHT CLUB 428)●

◆第6試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)森坂 陸(エスジム)○

◆第7試合/-64.5kg契約/3分3R・延長1R
●三宅祐弥(Hacker GYM)(1R2分38秒、KO)昇也(士魂村上塾)○

◆第8試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
○平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)(3R22秒、KO)川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)●

◆セミファイナル(第9試合)/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(3R2分58秒、KO)内田 晶(チーム・タイガーホーク)●

◆メインイベント(第10試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○池田幸司(ReBORN経堂)(2R57秒、KO)野田 蒼(月心会チーム侍)●
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