THE RAMPAGE 浦川翔平、今しか楽しめないチームラボボーダレスで童心に返る<BUZZらないとイヤー! 第32回>

「エプソン チームラボボーダレス」は、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」です。一般的な美術館にある「順路」というものもありません。もちろん、作品を指し示す案内は館内のあちらこちらに配置されているのですが、カラフルな動物たちが館内を自由に歩き回ったり、他の作品に侵入していくので、「それに導かれるように進んでいったら作品があった!」という発見の感覚があります。

 

花と共に生きる動物たち II / Animals of Flowers, Symbiotic Lives II。壁を歩く動物に、しっかりとつかまってしまう浦川さん……そろそろ目的地へ行きません?

 次のお目当ての作品に向かおうとしたら、その動物たちに遭遇。「触ると花が散るんですよ」と案内されると、浦川さんはトントンとリズミカルに壁を打ったり、左から右、上から下、その逆にと撫でてみたり。すると、動物はカラフルな花びらに形を変えて、最終的には無くなってしまいました。そうするとまた、ゆっくりと動物たちが向かってきて、トントン、ポンポン……もうエンドレスです。

 

伝播していくランプの灯りにまたもや「これはどういう仕組み?」モードに入った浦川さん。何度来ても落ちそうな気分になるのは担当だけでしょうか……。

「呼応するランプの森 – ワンストローク, Fire / Forest of Resonating Lamps – One Stroke, Fire」もまた、チームラボボーダレスを象徴する作品のひとつです。天井からは無数のランプが吊り下げられ、四方の壁と床は鏡になっています。作品のなかに入ると空間は無限に広がり、灯り、音、すべてを含め、不思議な空間です。

 作品を堪能するという意味でも、人数は適度に保ち、入れ替え制になっています。そのため、ガラス越しに、他の人たちが作品を楽しんでいる様子を見ながら順番を待ちます。「幻想的だなあ」と浦川さん。

 扉を開けて囲まれた空間に入ると、先ほど浦川さんが待っていた場所は見えません。「この面はハーフミラー(マジックミラー)になってるんですね……変なことしないように気を付けないとねっ」といたずらっ子のような表情。サービス精神旺盛な浦川さんなので、まんざら冗談でもないのかもしれません。

 ランプの近くで立ち止まってじっとしていると、一番近いランプが輝いて音を響かせ、それが伝播していきます。時間によってランプの色も変わります。時間が経つのを忘れてしまいそうで……。