THE RAMPAGE 浦川翔平、今しか楽しめないチームラボボーダレスで童心に返る＜BUZZらないとイヤー！ 第32回＞

　そうなる前に、次のエリアへ。いろいろな体験ができるのが「チームラボボーダレス」の魅力でもあります。なかでも人気なのが「世界とつながったお絵かき水族館 / Sketch Aquarium: Connected World」にもトライ。紙に自由に描いた海の生物たちを泳がせることができるというものです。子どもたちに人気かと思えば……大人たちも久しぶりにクレヨンを握るとスイッチが入るのか、夢中になって描くんだそうです。って、ここにも……

その例が！ 話しかけるのもはばかられるほどだったので……　

そっとのぞいて見ると……イカ…？　

ぐふっ！

完成したお絵かきはスキャンをすると目の前で泳ぎだします。

　出来映え100億点という自信作の「人面イカ」（本人談）とご対面！　上の部分の顔はフェイクの部分で、そこにおびき寄せて攻撃するんだとか。本来の目が血走っているのは「寝不足だから」だそうです！

　水族館で泳ぐいろいろなお魚は全て来場者によって描かれたもので、新しい発想にハッとさせられることも。ただ、”ランペ”な「人面イカ」の泳ぎっぷりもなかなかのもの。背後のリアルなイカと比べたら、そのインパクトって……。一度泳がせるとしばらく泳いでいるそうなので、浦川さん作の「人面イカ」を見られた方も、いらっしゃったかもしれませんね。

　そんななか「人面イカ」が徐々に愛らしくなってしまい、Ｔシャツとトートバッグにしてもらっちゃいました！　なかなかの仕上り！

といったところで、変わりゆくお台場散歩もタイムアップ。そろそろ稽古場に行くお時間が来てしまいました……。

「全部見られてないと思いますけど、これでだいたい見た感じですか？」と、浦川さん。10000平米の広さのなかに無数の作品や体験があって、1時間で全部は予想通り欲張りすぎで、半分ぐらいが限界でした。ただ、たっぷり時間をかけて体験しながら見ても、出口に向かいながら「ちゃんと全部見たのかな？」ともう一回館内を回り始めたり、何度もリピートして訪問してしまうというのが、行った誰もが同意する「エプソン チームラボボーダレス」あるある、ではあります。

　外に出て切れた雨雲の隙間から差し込む日の光を浴びると、「すごい童心に返りましたね。花にはすごい癒されるし、触ったら花になるとか、踏むとぐしゃってなるとか。僕はシステムというか、最先端な部分に興味が行っちゃいました。照明のところ……あんなにたくさんの照明と音楽があると、瞳孔がかっぴらくというか、踊りたくなっちゃうし、体が動いちゃう。早くステージに立ちたいという気持ちになりました。チームラボと照明とかでコラボしてなんかできないかなあ、なんかこう、イベント的な。『RAY OF LIGHT』ってツアーもしてるし！」と、かなり真剣な表情。

　確かに、「人々と共に蒸発する光 / Light Evaporating with People」では、照明の数についてマネージャーと真剣に話していましたし、表情も違いました。

　さて、今回は散歩っていうほど歩かなかったピンポイントなお台場でした。

「いい締めくくり（笑）。前回も話しましたけど、お台場って仕事で来る場所っていうイメージではあるんですけど、居酒屋えぐざいるのようないい思い出もあるし、ずっと家族で来たいなと思っているんだけど来たことがない場所なんですよね。花火があったりすれば、いいきっかけになりそうだけど、まだなかなか難しそうですね。そんな夏が来るといいなあ」