“ガンジョのエース”まなせゆうなが10・2板橋でのガンバレ世界無差別級王座戦に向け気合「ラリアットでハートリー・ジャクソンを沈めたい!」

ガンジョを背負って戦うまなせ

「ベルトを獲ってガンジョ興行のメインでタイトルマッチをやりたい!」

――ベルトを獲れば女子では史上初。女子選手の挑戦も受けていきますか?
「受けます。今年はガンジョ興行を1回もやれてないんで、ガンジョの興行やって、私のタイトル戦をメインに持ってきてやりたい! ガンプロは“プロレスをメジャースポーツにする”と言ってるんで、それイコールもっとたくさんの人に知ってもらうこと。プロレス界ではアイスリボンさんとか出させてもらってるんで、そこにベルトを持っていくのも大事。プロレス界以外でもプラスサイズの洋服、ランジェリーのモデルとかやらせてもらっていて、そういうところにベルトを持っていきたい。プロレスの外の世界にもガンプロを広めたい。私はガンプロに出会って人生が楽しくなったから、モヤモヤしてる人がガンプロを見て頑張ろうってなれると思ってる。そういう人たちを広げたい。そのためにベルトは一つきっかけになる。ベルトを持ってる私が行くことでつながっていく。チャンスを広げるためにベルトがほしいし、巻きたいです」

――ガンジョ勢だけじゃなく、挑戦したい男子選手もいっぱいいるでしょうし、男女問わず挑戦を受けていきたいですか?
「もちろん。団体外でも、ガンプロのまなせゆうなを感じたいと思ってくれる人なら、男女、団体問わず。人間じゃなくてもいいです(笑)。興味を持ってくれて、ベルトを高め合える人なら誰でもいい。ガンジョの仲間も、このベルトを巻きたいと思ってくれるならうれしい。そういう人になりたいです」

――シングルのタイトルに挑戦するのはIP王座以来になりますが、身が引き締まる思いはありますか?
「あります。あのときは両国KFCホールだったんですけど、この前、久しぶりに両国で試合したときも、そのときのことを思い出したし。シングルだから誰かが一緒じゃない。自分だけで向き合って戦わなきゃいけないから。そっちの不安に襲われてしまうこともなくはないけど、やっぱり今、なつぽいが輝いて活動してることがすごく力になってて。彼女がデビューする前から、一緒に練習した特別な思いを乗せた選手だったんで。その子とああいう試合になって、忘れろといっても無理なので。私はきっと長くはプロレスをできないと思ってるので、限りあるプロレス人生のなかで、シングルのベルト、ガンプロのベルトは巻きたいと思います」

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