白鳥大珠がダウンを奪い判定勝ち。YA-MANは「イケメンをボコボコにするはずが不細工が余計、不細工になっちゃったよ」【RISE】

試合後はノーサイド(撮影・コウハクカン)

 敗れたYA-MANもマイクを握ると「白鳥君ね、イケメンで強くて金持っててって、どうやって勝てばいいんですか? 誰か教えてください。でも自分が見せたいものは見せられたかなと思って。ハイキックでダウンをもらって、意識がもうろうとして。1Rで多分、左のあばらが折れて、2Rに鼻も折られて。イケメンをボコボコにするはずが不細工が余計、不細工になっちゃったよ」と返した。

 そして「今回は児童養護施設の子たちとシングルマザーで頑張っている方々200名を招待できたんですが、僕が伝えたいのは、僕も同じ環境で育って、今ここでこうやって活躍で来ている。THE MATCHで勝って、この先どうしようかなとモチベーションが低くなっていて。その前までは金を稼ごうというモチベーションでやっていたんですが、金稼いでもそんなに変わらねえなと思って。人のために生きたいなと思って、今回こうやって招待をしたんですが。皆さん、僕でもこうやって活躍できる舞台があるんで。皆さん一人一人、活躍できる舞台が絶対にあるんで、あきらめずに頑張ってください。すいません、勝てなくて。また見てください。ありがとうございました」とファンにメッセージを送った。

 なおYA-MANは折れた肋骨が肺に刺さったことで外傷性肺気胸と診断され、試合後、救急車で搬送された。

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)
◆メインイベント RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○大﨑一貴(王者/OISHI GYM)(判定2-0=50-49、48-48、49-48)風音(挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位)●

◆セミファイナル Super Fight!スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)YA-MAN(TARGET SHIBUYA)●

◆第9試合 Super Fight!-62.5kg契約 3分3R延長1R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON)(2R1分39秒、KO)中村 寛(BK GYM)●

◆第8試合 Super Fight!-64kg契約 3分3R延長1R
●直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)(2R2分42秒、KO)チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)○

◆第7試合 Super Fight!アトム級(-46kg) 3分3R延長1R
○宮﨑小雪(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)ペットルークオン・サーリージム(タイ/sarigym)●

◆第6試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
○志朗(Be WELLキックボクシングジム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)大﨑孔稀(OISHI GYM)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(1R 1分4秒、KO)安本晴翔(橋本道場)○

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○大雅(TRY HARD GYM)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=28-30、30-29、30-30)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
●花岡 竜(橋本道場)(2R判定0-3=19-20、19-20、19-20)翼(TARGET)○

◆第2試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○小川 翔(OISHI GYM)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)KENTA(HAYATO GYM)●

◆第1試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
○那須川龍心(TEAM TEPPEN)(判定3-0=30-26、30-26、30-26)吉田亮汰朗(BK GYM)●

◆オープニングファイト.2 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
●星 拓海(IDEAL GYM)(判定1-2=28-29、29-28、28-29)伊藤琉之助(EX ARES)○

◆オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
○指田 烈(TEAM TEPPEN)(判定3-0=29-26、30-26、30-26)永松進之介(FJ KICK ASS)●
<<< 1 2 3 4