青果店直営!新鮮野菜やフルーツのメニューがそろう銀座「カフェ ダイニング ボタリコ」

「フルーツトマトと果物のカプレーゼ」いちご:1780円、パイナップル:1480円、湘南ゴールド・きよみオレンジ:1580円、キウイ:1480円(各税込)

 シェフの野村龍太さんはイタリアン出身で、素材の味を生かした大胆なアレンジメニューが得意。「野菜とフルーツをメインにしたメニュー作りや、お肉もグラスフェッド(牧草飼育)の牛肉を使うなどして、ボタリコのコンセプトに合わせています。おすすめは『フルーツトマトと果物のカプレーゼ』で、素材の味が楽しめるシンプルな味付けですが、フルーツの量が自慢のここにしかないメニューです。季節によって入荷する野菜やフルーツが変わるので、それに合わせてメニューもガラッと変わり、季節ごとに楽しんでもらえると思います」と自信を覗かせる。

 早速、おすすめメニューを試食した。「フルーツトマトと果物のカプレーゼ」は、甘みのあるフルーツトマトとたっぷりのいちご(この日はとちあいか)、モッツァレラチーズにアイスプラントを添えてジェノベーゼソースをトッピング。小粒ながら甘みと酸味がギュッと凝縮した味わいのいちごが驚くほどおいしい。フルーツはいちご・パイナップル・湘南ゴールド・きよみオレンジ・キウイから1種類が選べる。

「彩り野菜のグリル」は季節によって変わる10種類の野菜をシンプルにグリルし、塩こしょうとエキストラバージンオリーブオイルだけで食べるスペシャリテ。この日は香ばしい焼き色の付いたアスパラガス・スナップえんどう・いんげん豆・長芋・かぼちゃ・紅芯大根・パプリカ・紫玉ねぎ・にんじん・セロリをワンプレートに盛り付け。じっくり火を通すことで引き出された野菜本来の甘みと味わいにほっぺが落ちそうだ。

その日に仕入れた野菜やフルーツは店内の黒板でチェックできる