「日高屋」創業50周年で人気メニュー「担担麺」が復活!夏の定番「冷し麺」もスタート

 すでに夏日が観測されるなど、全国的に暑くなりそうな今年の初夏。暑くなるとおいしさが感じられるのがピリ辛味だが、中華料理チェーン「日高屋」を手掛けるハイデイ日高は21日、創業50周年を記念して過去の人気メニューから「担担麺」を復刻し、「日高屋」全店にて期間限定で販売をスタートした。3月に発売され、史上最速で20万食を突破した期間限定「日高ちゃんぽん」に続く創業記念メニューとして、約4年ぶりの復活を遂げた「担担麺」を試食した。

創業50周年記念メニューとして「日高屋」で期間限定で販売する復刻「担担麺」

 ハイデイ日高の青野敬成社長は、期間限定「日高ちゃんぽん」の好調ぶりを「私の誕生日でもある4月3日には30万食を突破した」と報告し「商品開発で当初目標としていた20万食を大きく上回る結果で、予定より早く終売する見込みとなった」とうれしい悲鳴を上げる。そのうえで「今年は創業50周年なので、日高屋でさまざまな企画を発表していきたいと考えていて、そのひとつが人気メニューの復刻だった」と「担担麺」復刻の経緯を語った。

 今回復刻する「担担麺」は、2019年4月に発売した「大宮坦々麺」と入れ替わりで販売を終了したメニュー。その後も多くの「日高屋」ファンから「以前の担担麺を復活させてほしい」という声が届いていたため、いち早く復刻メニューとして登場することになったという。以前の「担担麺」や「大宮坦々麺」との大きな違いは、にんにくが抑えめになったこと。これはマスクの着用が個人判断になったため、仕事の合間のランチ需要を気遣ったものだ。

 早速、新しくなった復刻「担担麺」を試食。肉味噌はたっぷりのごまとねりごまに豚ひき肉、ザーサイを合わせて炒めたもの。ラー油を浮かべた真っ赤なとんこつスープに麺は細麺を使用し、そのほかの具材にはチンゲン菜と焼きのりがトッピングされている。ひと口食べるとラー油の刺激的な辛さにとんこつスープのまろやかな味わいが広がり、濃厚なごまの香ばしさとコク、ザーサイの旨みを利かせた肉味噌がぴったり。

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