K-1が開国宣言。カルロス菊田プロデューサー「我々は鎖国主義ではなく、開国路線に舵を切った」

　開国路線については「GLORYのスコット・ラッドマン代表とはつながっている。今後は日本の団体だけではなく、GLORYやONE Championshipとか立ち技をやっている海外の団体とも協力しながら、世界的に立ち技のマーケットを発展させていきたいと思っている。繰り返すが、我々は鎖国主義ではなく、開国路線に舵を切りましたので、日本の他団体とも協力関係を築きながらやっていきたいと思っている」と海外の団体にも及ぶ。

　宮田充Krushプロデューサーも「もともとそういう方向とは聞いている。各団体、イベントが行われている中なので急ぎすぎてもいけないし、それぞれのイベントのマッチメイクや展開ありきだと思うが、壁は作らずにオープンな姿勢とは聞いている。それについてできることは何だろうと考えると、だいたい作業は見えてくる。面白くなっていくと思う」と語ったうえで、この日の会見で参戦が発表されたKrushバンタム級王者の池田幸司（ReBORN経堂）、元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人（K-1ジム五反田チームキングス）の対戦相手についてはK-1グループ外の選手になる可能性を示唆した。